BUSHI青龍伝~二人の勇者~(T&Eソフト) [スーパーファミコン]
ポケモンで知られるゲームフリークが作った、
古代日本っぽい世界を舞台にした、
横視点の一手詰め型?RPGです。
スーファミ晩期に発売されたため、
良作でありながら知名度は全くありません。
なお、ほんの少しアクション要素がありますが、
丁寧に作られたシステムは、遊んでいて非常に楽しかったです。
それと、一手詰め式のため不思議のダンジョンに似た部分があるのですけど、
仲間がおおむねオマケだったシレンに比べ、
本作の相棒、ヲクウは、
ゲーム的にも、ストーリー的にも不可欠な存在でした。
外見こそ、藤子漫画の相棒に居そうな雰囲気のヲクウですが、
人間の女の子が姿を変えられたという設定でして、
「シンドバッドの冒険」の九官鳥とか好きだった人としては
ポイント高かったです(^^)。
ちなみに、海の神と山の神の争いを終結させるというストーリーで、
普通にプレイするとヲクウは人間に戻らず終わります。
やりこんだ者にのみ、真のハッピーエンドが見られるようになっていました。
なお、途中で高価な女の子用の衣装が売っており、
それを買っていると、最後に・・・というオマケもありました。
ファミコン探偵倶楽部PartⅡ・うしろに立つ少女 NP版(任天堂) [スーパーファミコン]
ファミコンディスクシステムの名作アドベンチャーゲーム、
「うしろに立つ少女」をスーパーファミコン用にリメイクしたものですが、
ローソンの端末で書き換えることが出来た「ニンテンドウパワー」専用のため、
中古店で見つけるのは困難かも知れません。
さて、ディスクシステムのファミコン探偵倶楽部では、
本作は「消えた後継者」の続編でした。
ただ、本作の方が物語の時系列では先なので、
後で「消えた後継者」も出してくれるかな・・・と思っていたら、
出ませんでした。
幻の三作目「雪に消えた過去」(サテラビュー専用)と共に、
WiiのDLソフトなどで復活してもらいたいものです。
まぁ、こちらが先に出たのは、
ストーリーの面白さ、語りぐさの衝撃シーンなど人気の高さからだと思われます。
親探しのため、孤児院から飛び出した主人公が、
空木探偵事務所に拾われ、探偵業を手伝うという所から始まり、
ある高校で起こった事件を捜査するというストーリーです。
スーファミに変わった事で、
グラフィックは格段に綺麗になりましたが、
恐ろしさはディスクシステム版が勝っていた気がするのは、
プレイしたときの年齢の差か、展開が分かっているからか、
粗いドットの方が想像力を喚起されるからか・・・は謎であります。
サンサーラ・ナーガ2(ビクターエンタテイメント) [スーパーファミコン]
龍使いの子供(男女選択可能)が裏切り者の龍使いの少女を追って、
階層世界を上がっていくというロールプレイングゲームです。
前作はファミコンで出ていましたが、本作で初めてプレイしました。
龍を育てながら進んでいく、育成っぽい雰囲気も面白かったですが、
仲間はずれ的存在だった主人公と唯一仲良しだったアムリタが、
龍使いギルドを裏切った事で彼女と対峙することになってしまうというストーリーが、
せつなくて良かったです。
エンディングも余韻の残る物でした。
なお、ゲームボーイアドバンスで1と2をリメイクしてカップリングした
「サンサーラ ナーガ 1×2」という作品も割と最近発売され、
1を遊びたくて買ったはいいのですが、積みゲーです(汗)
すーぱーぷよぷよ(バンプレスト) [スーパーファミコン]
機動戦士ガンダム クロスディメンション0079(バンダイ) [スーパーファミコン]
スーファミでは珍しかった、リアル系ガンダムのシミュレーションゲームです。
初代ガンダムのストーリーを追った内容なのですが、
出来は・・・当時のキャラゲー的という事で(汗)。
スーファミ初期の「F91」といい、当時ですら結構辛かった思い出があります。
なお、著名アニメーターにキャラクターデザインもさせているオリジナルストーリーが
クリア後にプレイできたのですが、
その後の「ブルーディスティニー」や「コロニーの落ちた地」が
ギレンの野望などに入るような良い扱いを受けているのに比べ、
完全に無視されているような気もするのですけど・・・どうなのかな?