EMIT VOL1 時の迷子（光栄）

光栄が出した新機軸、（中学程度の）英語学習ソフトです。
学習ソフトですが、サウンドノベル的にも楽しめるようになっていました。

本作で特筆すべきなのが、キャラクターデザインがいのまた氏、
音楽が小室氏、歌が篠原氏、原作が赤川氏と、当時の売れっ子を揃えてきた事でした。
なんかそれだけで力を入れていたんだなぁと思わせてくれるものがあります。

ただ、SF仕立てのストーリーは、文で読んでも違和感のある設定でして、
それが画像になるとひときわ・・・という感じでした。
美麗なキャラクターも、画像での表現が雑で、良さが出ていませんでした。
セル画の止め絵を取り込んだ方が、よほど綺麗だったと思います。

なお、本作は3巻で完結でして、PS版は三本組のバリューセットという形でしたけれども、
セットですら高かったです。

あと、この英語学習ソフトは、もう一シリーズが出ましたが、
３DOでは発売されませんでした。

EMIT VOL1 時の迷子 【3DO】

• 出版社/メーカー: コーエー
• 発売日: 1995/04/14
• メディア: ビデオゲーム

ショックウェーブ（エレクトロニック・アーツ・ビクター）

３DOは国内有名メーカーを参入させ損ねた事もあり、
海外作品（いわゆる洋ゲー）の移植が多いハードでした。

で、本作も例に漏れずそうなんですが、
ポリゴンによるSF３Dシューティングの本編は平凡ながら、
ストーリー部分のムービーが、映画のような豪華さでした。

実際、主役は映画でよく見た方でした。

ショックウェーブ 【3DO】

• 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ・ビクター
• 発売日: 1994/09/16
• メディア: ビデオゲーム

美少女戦士セーラームーンS（バンダイ）

当時の大人気アニメ、セーラームーンSを題材にした２D格闘ゲームです。

格闘ゲームとしてのバランスや奥の深さはさておき（汗）、
キャラゲーの要であるキャラ部分は、
アニメーターが描いた原画をゲームに落とし込んでいたため、非常に美麗でした。
なので、キャラゲーとしては上出来だったと思います。

ただ、なぜかオープニングが、
ポリゴンキャラでアニメのオープニングを再現という物で、
当時としては手間暇をかけたのかも知れませんが、
カクカクのポリゴンキャラを見せられて、逆効果な感じでした。

美少女戦士セーラームーンS 【3DO】

• 出版社/メーカー: バンダイ
• 発売日: 1995/03/17
• メディア: ビデオゲーム

ワイアラエの奇蹟（T＆Eソフト）

リアル系ゴルフゲームとして一時代を築いたシリーズの一作です。
世界の著名ゴルフ場をシミュレートしてきた本シリーズですが、
本作では青木功氏が最終ホールのイーグルで優勝を果たしたワイアラエCCが舞台になっており、
タイトルも、それにちなんだものになっているようです。

グリーンが細かい高低差で表現されており、芝目の概念は無いものの、
実写取り込みを含めて実際のコースを細かく再現した仕上がりは、
そこでプレイしているかのように思わせてくれました。

ただ、「みんなのゴルフ」の大ヒットでゴルフゲームの勢力地図が一変してしまい、
名シリーズも姿を消してしまいました。

ワイアラエの奇跡 【3DO】

• 出版社/メーカー: ティーアンドイーソフト
• 発売日: 1994/10/21
• メディア: ビデオゲーム

娯楽の殿堂（博報堂）

３DOファンクラブが終了する際、
リストにあった既発売ソフトから3本（5本だったかも）プレゼントというサービスがあり、
その一本として貰ったのが、この作品でした。

親から（借金込みで）受け継いだ劇場で興行を打ち、
盛り立てていくというシミュレーションゲームで、
出し物（芸人）や背景、音楽をマッチさせる事で成否が変わってくるという物でした。
なぜか演歌の小林幸子氏もゲスト出演していたような。

機種が３DOなのでこれっぽっちも話題になりませんでしたが、
なかなか楽しめました。

娯楽の殿堂 【3DO】

• 出版社/メーカー: 博報堂
• 発売日: 1994/05/14
• メディア: ビデオゲーム