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ウルトラマンパワード(バンダイ) [3DO]

最近のウルトラ兄弟勢揃い番組(メビウス)にも登場せず、
一応国内でも放送された割に
知る人が少なそうな「ウルトラマンパワード」。

これはアメリカで円谷プロが制作した
海外向けっぽいウルトラマンでして、
ケムラー登場時には
隊員が「27年前にアジアで暴れて・・・」みたいな事を言っており、
登場怪獣(および宇宙人)は全て初代のリメイクでもあることから
どこからどう見てもシリーズの一作と言っていい作品なんですけども、
何か事情があるのか
現在は不遇な扱いになっております。

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(ウルトラマンに変身するカイ隊員は若き日のケインコスギ氏)

米国での撮影とはいえ
さすがに主人公こそ日本人ではありますが、
隊員は隊長も含め全て米国人です。
そのうちブロンドの姉さんが二人ということもあって
個人的にはファイヤーマンと帰ってきたウルトラマンの次くらいに
好きな隊であります(笑)。
ある意味主役とも言える怪獣は
リメイク故に顔が気に入らないなんてものも多いですが
おおむね丁寧な造りで好感が持てます。
ただ
悲しきアストロノーツこと
ジャミラの変貌ぶりには驚きました。
あれは宇宙服をモチーフにしているんでしょうかねぇ・・・。

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(登場する怪獣の皆さん・・・元祖のテレスドンは好きだったんだけど)

さてゲームの話に入りますと、
本作は3DO本体発売時に登場した
いわゆる同時発売ソフトの一本でした。
しかしながら
アメリカでも発売しようと思っていたのか知りませんが
あまりに知名度のないウルトラマンパワードを持ってきたのは
重大なミステイクだったと思います。
店頭のデモなどで映像の美しさはアピールできていたように思うので、
これがメジャーなウルトラ兄弟だったなら・・・
と思わずにはおれませんでした。

ゲームシステム自体は
スーパーファミコンで出ていた
「ウルトラマン」「ウルトラセブン」系の一対一格闘で
普通に楽しめます。
ストーリーモードだと
ドラマのダイジェスト映像であらすじが語られるので
初見の方も安心です。
ただし
原作の三話までなんですけどね(汗)。
ちなみにバトルモードでは
三話までの
バルタン星人・ケムラー・レッドキングに加えて
テレスドン・ダダ・ジャミラ・ゴモラ・バルタン星人二世
とボリュームアップしており
(ジャミラを倒してもスーファミ版のような演出はないが)、
対戦前には戦闘機でのミニゲームが付いていて
最後に戦闘機が破壊されて変身という憎い演出のあと
攻撃がヒットしたぶん相手怪獣の体力が減った状態で格闘が始まるので
なかなか気分ものってきます。

が、
なぜかゼットンが入ってないんですよね。
ゼットンの居ないウルトラマンなんて
藤崎詩織の居ないときメモというか
ジャイアンの居ないドラえもんである・・・
と主張しておきます。

あ、
帰ってきたウルトラマンには居なくていいかも(え)

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※画像は(c)円谷プロ・バンダイ

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ポリスノーツ(コナミ) [3DO]

これといったキラーソフトも無く、先細り感がぬぐえない3DO陣営でしたが、
そこに多大なる期待を受けて登場したのが本作でした。
発売前にはパイロットディスクなんて物まで発売され、
さらに期待感を煽っていました。

で、マウス付き限定版と通常版が発売されました。
キャラクターが某人気映画に酷似しているのは気になりましたが、
「スナッチャー」の小島氏によるSFアドベンチャーは職人芸の面白さでした。

そんな本作でしたけれど、結局PS・SSにも移植され、
サターン版は光線銃にも対応している好移植でした(こちらも買った)。

この頃は、小島氏がメタルギアにかかりっきりになるとは思ってなかったんですけどね・・・。


ポリスノーツ 【3DO】

ポリスノーツ 【3DO】

  • 出版社/メーカー: コナミ
  • 発売日: 1995/09/29
  • メディア: ビデオゲーム


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卒業FINAL(シャーロック) [3DO]

ギャルゲーというジャンルを確立したのは「ときめきメモリアル」ですが、
そのルーツは本作なんじゃないかと思われます。

プレイヤーが教師となり、5人の生徒を卒業まで導くというスタイルは、
全くもって大ヒット作「プリンセスメーカー」の亜流ですけれど、
舞台を学校にした事で、新鮮な面白さがありました。

ちなみに、エンディングでは5人のその後が出るのですが、
その中に教師と結婚というものがあり、
今では、それも問題な感じですけど、何と一人としか出来ない訳では無い為、
重婚なんて事もありました。
その際は、犯罪者の烙印を押されたような?

なお、この3DO版は16歳以上推奨という指定が付いていました。
その違いについては良く分かりませんでしたが、
他機種に比べて出来は良かったです。


卒業FINAL 【3DO】

卒業FINAL 【3DO】

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 1994/12/09
  • メディア: ビデオゲーム


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ソード&ソーサリー(マイクロキャビン) [3DO]

かつてのPCゲーム界の雄だったマイクロキャビンですが、
家庭用ゲームがゲーム界の中心になって以降は鳴かず飛ばずでして、
下請けメーカーっぽいポジションに落ち着いています。

そんなマイクロキャビンが自社でソフトをポツポツ出していた頃の作品です。

3DOは決定的にRPGが不足していたので、結構待望されていたタイトルだったのですが、
当時出てきたばかりの3D系画面が見づらい上にロードが長く、
主人公がおバカな女の子でストーリーのノリが軽いこともあり(これも独自の味がありましたが)、
そこそこの評判で終わりました。
少なかったRPGなんで、王道で良かったとも思うのですが、かなり変化球の味わいでした。

で、後にサターンにも移植されました。


ソード&ソーサリー 【3DO】

ソード&ソーサリー 【3DO】

  • 出版社/メーカー: マイクロキャビン
  • 発売日: 1995/09/14
  • メディア: ビデオゲーム


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井出洋介名人の新実戦麻雀(カプコン) [3DO]

タイトルだけ見ると、専用付属コントローラが話題になったファミコン版の続編のようですが、
全くの新規タイトルという感じで、井出氏とメーカー以外は関連性の薄いタイトルです。

麻雀を覚えたりする事に主眼が置かれていた前作とは打って変わり、
本作では、ストーリーモードが中心におかれています。
漫画や小説をパロディにしたようなキャラたちと対戦していくストーリーは、
ゲーマーで麻雀もして漫画やらの雑学も多くないと楽しめないというハードルの高さですが、
なかなか楽しかったです。
ちなみに、ヒロインと貧乏暮らしをするエンディングがお気に入りでした。

なお、実際の対人戦っぽくしたかったのか、COMの捨て牌が遅いです。
それが少しテンポを悪くしていたような・・・。
なので、短気な方には不向きかと思われます。

カプコンのマルチ展開により、PS・SS版も発売されました。


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