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わがままファッション ガールズモード(任天堂) [ニンテンドーDS]

新人アルバイトからブティック店長に抜擢され、
接客しつつ彼女らの求める衣装を選んだりコーディネイトして
お店を栄えさせるというシミュレーションゲームです。

というわけで着せ替えの延長のような内容ですから、
当然ながら女の子向けであるこのゲーム。
主人公も女性一択ではあるのですが、
これが女児だけに遊ばせておくには惜しい実に良くできた作品でした。

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(性別詐称疑惑のどらっぴ店長)

まず、ファッションと一口に言ってもアイテムは部位別に
インナー、トップス、アウター、チュニック、パンツ、スカート、
ワンピース、サロペット、かぶり物、首巻き、ネックレス、手袋、
レッグウォーマー、靴下、履き物とあり、
適宜コーディネイトしていく訳なんですが、
それらのブランドがまたギャル系、パンク、ロリータ、エスニック、
英国風、ゴージャス、スポーティなどなど16社もあるため
組み合わせはそれこそ無限に広がっています。

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(お客さん情報)

とはいえ最初から山ほどの素材を選び放題という訳ではなく、
商品を売って稼いだお金で新たなものを仕入れに行き、
それをまた売って・・・というサイクルを経て
段々扱える品物も増えていくようになっています。

girl3.jpg
(タッチペンでくるくる回してチェックできます。回転はもちろん左右だけですわよ)

お客さんには大抵好きなブランドや色があり、
それで揃えると大体上手くいくというようにゲームバランス自体はやさしめです。
しかし中にはバラバラのブランドを着こなしている人も居たりして
挑戦意欲をかき立ててくれます。
そうして実績が上がってくるとコンテストへのお誘いがあり、
他店のマヌカン達とお題に沿ったコーディネイトを競いながら
頂点を目指すという展開が待っているのです。

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(喜んでいるようだ)

と大筋はこんな感じのゲームですが、
これ以外にも楽しむ要素はたくさんあり、
自キャラの着せ替えも同様にできたり、
ブランドとのコラボでアイテムの配色を決めたり、
美容院やメイクサロンでイメージチェンジしたり、
Wi-Fiで支店を出したり限定アイテムを貰ったりなどなど
よくもまあという欲張りで盛りだくさんな内容になっています。

girl2.jpg
(雑誌に載るとそのアイテムが売れやすくなるボーナス有り)

子供向けゲームというと、
これくらいでいいだろうみたいな作りの甘いものや
人気キャラを乗っけただけのものなど、
良作の少ないイメージが個人的にありましたけれど、
子供向けだからこそ全力で良い物をつくろう
という意識が強く感じられる本作は、
ゲーム作りの教科書にしてもらいたいような素晴らしい作品でした。

そうそう、
このゲームを遊んでいると
若い女性を見てもつい服に目が行くという
ちょっとした弊害?もありますのでご注意下さい(笑)。


わがままファッション ガールズモード

わがままファッション ガールズモード

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game



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ototo オトト(任天堂) [ニンテンドーDS]

本年度の任天堂ゲームセミナー作品も三作目。
その本作は
白い鯨が主人公の音ゲーとなっています。
ちなみにタイトルは
音と「おとと(魚のこと)」を掛けてあります。

ゲーム的には
左から右に流れるゲージに合わせて
下画面をタッチペンで
つついたりスライドしたりする訳なのですけれど、
これが遊んでいてなかなか心地良いです。

ストーリーは
海で出会った桃色の鯨(チュートリアルに出てくる)を探して
ウミガメやイッカク、アンコウと出会い
登場キャラ全てと音ゲーで対戦するというものです。

ototo2.jpg
(主人公とヒロイン)

彼らのプレイに引き続いてそれをコピーするという前半は
まあ普通の音ゲーっぽい感覚なのですが、
なんと後半は自分からプレイする事になりまして
それはまるっきり自由であるため
最初こそは面食らって戸惑うものの
慣れてくるとこれがまた楽しいです。

ototo3.jpg
(アドリブがきかず低得点という見本)

画像を見てもらっても分かると思いますが、
このゲームはキャラクターもかわいいうえに
海の世界も良い感じでして、
音楽もまたキャラに合わせた雰囲気でノリが良く
難易度も低めに(多少アバウトでもいいくらいに)設定されているので
実に快適かつ好印象な作品でした。

ヒロインと対戦しエンディングロールを終えた後には
未来の自分が登場し、
そのエキストラステージをクリアする事で出てくるフリーモードでは
何の制約もなく思う存分演奏できるようになっています。

ototo4.jpg
(エンディング後に登場する未来の自分)

というわけで
これもまた電源を切るのが名残惜しい良作でした。
今年のセミナー作品は例年にも増して豊作だと思います。
そろそろ
DSiウェアにしてくれないかしら。

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どうも、DSです(任天堂) [ニンテンドーDS]

当ブログではおなじみの任天堂ゲームセミナー受講生作品の
二作目です。

DS.JPG
(タイトル画面)

DSの上画面を使用した
横スクロールのシンプルなアクションゲームとして始まる本作。
Aでジャンプ、Bでバリアという事で
バリアで敵を攻撃しつつ遊ぶわけなんですけれど、
ちょっと進んできたところで下画面から誰かが話しかけてきます。
こちらから反応できないのでそのままプレイしていると、
ゲームを強制的に終了されてしまいます。

DS2.JPG
(DSくん)

すると上画面に顔が出てきて
自己紹介によると
彼は使用中のDSであり、
とある会社との契約で三日間だけ出てこれたのこと。
なので三日のあいだ遊んで欲しいという
DSくんとのコミュニケーションゲームになっています
(実際に三日かける必要は無いです)。
ちなみにDSくんの台詞は全てボイス入りで
いかにも機械的なトーンでいろいろとしゃべってくれました。

DS3.JPG
(契約書)

遊べるゲームは基本的に三つで
その内容は
マッサージ、○×ゲーム、お絵描きとなっており、
まあマッサージは彼をマッサージしてあげるという
システムとしてはWiiウェア『ディシプリン』にあった要素と近いのですけれど、
こちらは気持ち悪くないのでご安心ください。

DS5.JPG
(○×ゲーム)

次に
三つのうち一番ゲームらしい○×ゲーム。
これは黒板やノートでやった人も多いと思われる、
「井」の形に区切った九つのマスに交互に○と×を書き込んで
縦横ななめのいずれかに三つ揃えば勝ちというルールなのですけども、
二戦目になんとDSくんがイカサマをしてきます。
具体的に言うと既に書いてあるものを動かすという暴挙に出るのですが、
実は動かそうとしている彼の手をタッチすると
しばいた事になり手を引っ込めるのでした(笑)。
なお翌日からはこちらもイカサマできるようになり対等に戦えます。

DS6.JPG
(初戦で大勝利)

そして三つ目が
DSくんとのお絵描きです。
彼が出すお題から一つを選び
タッチペンで描いていく訳なんですが、
彼も一緒に描いているので
完成図が合作になるのが何だか楽しかったです。

DS7.JPG
(タコが自分で上の人間がDSくん画)

と三つを終えると一日も終わりとなり
彼が日記を書くからDSを閉じてくれと言うので閉じると
何やらブツブツ言ってるのが聞こえるという芸の細かさ。
ここに限らず全体的に細やかな気配りが見て取れる作品です。

上記以外の要素も
内部を見せてくれたり会話したり
いろいろとチェックしてくれたりなんてのもあり、
前日に書いた日記を読ませてくれるようにもなります。
読ませてくれたくせにケチをつけてくるのもなかなか憎い演出でした。

DS4.JPG
(二日目からはため口になる)

そして三日が終わり
彼とのお別れとなるのですが、
エンディングでは『くまうた』を彷彿とさせる
彼による歌が流れ
かなりセンチな気分になったのでした。

多少好き嫌いはあるかも知れませんが、
トータルでの完成度といい、
ゲームセミナー史においても
屈指の良作だったと思います。

DL期間は残り少ないのでご注意下さい。

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Draw Draw Penner どろどろぺにゃー(任天堂) [ニンテンドーDS]

さて、今年も始まった任天堂ゲームセミナー
将来のゲーム制作者を養成するという試みで
今回も4作品が作られました。
本年度はWii『みんなのニンテンドーチャンネル』、
店頭の『DSステーション』、
マクドやつくばエキスプレスの『ニンテンドーゾーン』で配信され、
どろどろぺにゃーはニンチャンで23日まで、
DSステーションは24日まで、
ニンテンドーゾーンは25日までとなっています。
ちなみに配信開始時期も一日ずつずれております。

DSCF1520.JPG

第一弾の本作は、
絵本の世界を舞台に
汚された絵本を綺麗にして世界を元に戻すため
絵本の妖精ぺにゃーとインクの妖精どろーが戦うというお話で
ゲームとしては
タッチペンで引いた線を飛ばすシューティングゲームです。

DSCF1519.JPG

引いた線と一口に言っても
引くスピードを遅くすると太い線になって威力が増したり、
最後に弾いてやるとスピードアップしたり
曲線を描くと曲がって進んだり
変な形だと変な弾道だったりするうえに、
面によっては敵の防御や配置で
直線一辺倒では進めない作りになっているため
パズル的な試行錯誤も楽しめる作品になっています。

DSCF1530.JPG

なお、
さらわれた絵本の住人を連れている敵がおりまして、
彼らは時間が経つと画面外に去ってしまうため、
完璧な絵本に戻したければ
そちらにも気をつける必要があります。

DSCF1523.JPG

DSCF1532.JPG

絵本の世界は四冊あり、
クリアすると五冊目が出てくるのですが
その裏面?は厳しすぎてクリアできませんでした(汗)。
ですが、
世界観もほのぼのしていて
なかなかに面白いゲームでしたよ。

DSCF1528.JPG

※画像は全て(c)任天堂

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プロジェクトハッカー 覚醒(任天堂) [ニンテンドーDS]

本作は
企業サイトなどをのぞき見るのが趣味である大学生が
腕を見込まれてIT犯罪対策組織にスカウトされ、
クラッカー(悪意のハッカーみたいな感じ)たちと戦うという内容の
アドベンチャーゲームです。

しかしながら、
いざ遊んでみるとすぐに気づくのですが
メインは他人のPCを立ち上げる際のパスワード探しでして、
タイトルと内容には若干の隔たりがあるように思いました。
むしろ「ひらめきパスワード(おい)」にした方がいいんじゃないかというくらい。
実際
タイトルからメイン的存在と予想された
PCやネットワーク内で敵と戦う部分は
それっぽく演出したミニゲーム(アクション系)でした。

キャラクターが萌え系じゃないのはいいものの
一昔前のアニメっぽいデザインで、
基本部分も変わり映えのしない昔のアドベンチャー風味、
パスワード探しでゲーム内インターネットを使うという趣向も
以前紹介した「ウキウキカーニバル」内ネットほどの面白さもなく・・・
という訳で
遊んでいればそれなりに楽しめるゲームではあるのですが、
タイトルのようなインパクトはゲーム自体にはなく、
任天堂のソフトとして見るならば
恐ろしく凡庸な作品でした。


プロジェクトハッカー 覚醒

プロジェクトハッカー 覚醒

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game



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