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怪獣バスターズ(バンダイ) [ニンテンドーDS]

オリジナリティのある大ヒット作が出た後には
必ず二匹目のドジョウを狙った作品が雨後の筍のように続くゲーム界。

インベーダー、ドラゴンクエスト、テトリス、
ストリートファイター2、ときめきメモリアル、等々・・・。
最近ではグランドセフトオートや
モンスターハンターがそんな存在だと言っていいでしょう。

インスパイアにパクリと言い様はいろいろですが、
それら後発ソフトの出来には
志や技術、能力、資金、開発期間の有無etc.によって
月とスッポンほどの差があり、
スッポンだらけなんて状況だと
かつてのギャルゲーのように一過性のブームで終わってしまう事になるのです。

ultra1.jpg

そんな中、
幸いにもというかモンハンフォロワーは
それなりに粒ぞろいの作品が揃っており、
元々プレイ時間的なコストパフォーマンスに
優れていることも相まって
狩りゲーム人気はまだまだ続くように見えます。

その初期モンハンフォロワーのひとつで
続編も出たちょっとした成功作が
この怪獣バスターズです。

ultra2.jpg

DSソフトゆえ
ポリゴンはカクカクですし、
十字キーでの操作はぎこちなく、
二画面である事を除けば、
本家より優れている部分は
ほとんど見あたりません。

しかしながら、
遊んでいると思いのほか熱くなってしまうのです。
それはなぜか。
怪獣がウルトラ怪獣、
つまりウルトラマンシリーズに出てきた怪獣だからなんです。

ultra3.jpg

エレキングやレッドキング相手に
バズーカ砲をぶっ放して戦うという、
科学特捜隊の一隊員になったような
そんな気分になることができる。

ウルトラマンシリーズを見て育った人ならば
それだけで十分なセールスポイントになり得るでしょう。

ultra5.jpg

一人で戦ってる割に
プレイヤーは攻防共に強すぎて、
ゼットン(ウルトラマンを倒した怪獣)を
科特隊(地球人)が倒してしまったみたいな、
あるいはボトムズ(ロボットアニメ)の外伝で
歩兵がAT(戦闘用大型ロボット)を倒してしまうような
そんなシチュエーションにふと気づき、
ちょっと白けてしまったり、
コスチュームは科特隊(初代ウルトラマンの防衛軍)でも
実際は何のつながりもない設定に
物足りなく感じてしまうこともしばしばでした。

それでも
たまに遊ぶとエキサイトしてしまうあたり、
さすが長年のウルトラ成分の蓄積(刷り込み)は違うな
なんて思わされてしまうのでした。
何だかんだ言って
キャラゲーとしては高いレベルにあると思います。

ultra4.jpg

それでは
プウ~プウプププ、
かいじゅうバスターズ♪(違っ)

※画像は(c)バンダイ・円谷プロ


怪獣バスターズ(特典無し)

怪獣バスターズ(特典無し)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: Video Game


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nintendogs ニンテンドッグス(任天堂) [ニンテンドーDS]

今日、
発売直後から今に至るまで毎日世話をしている
『ニンテンドッグス柴&フレンズ』を起動したところ、
エラー表示が出たあと
新品を買って初めてプレイしたときの画面
(ケンネルの入り口までのCGアニメーション)
が出てきました。

以前も一度
この画面が出てきたのですが
その際は起動し直したら元に戻ったこともあり、
とりあえず
リトライしてみたところ変わらず、
今度は接点改良材を端子に塗って
再挑戦してみても変化無し・・・で
びっくりするほど唐突に
三匹の子犬は去っていってしまったのでした。
まあ7年半の付き合いですし
天寿と言って良いのかも知れません。

というわけで
発売から一年ほど経った頃に
別の所で書いた感想を再掲します。

このニンテンドッグスは
子犬の
世話をしたり
散歩させたり
フライングディスクやアジリティ、芸を
覚えさせて大会に出たり・・・という
犬との暮らしを楽しむゲームです。
他のプレイヤーと交流できる
すれ違いモードにもいち早く対応していました。

~ここから~

ニンテンドッグス絡みの感想などで、
「成長しないので飽きた」というような物をしばしば目にします。
その気持ちは分からなくもないですが、
自分は現在の仕様がベターだったと思っています。

dogs1.jpg

かなりの犬好きを自認する自分ですけれど、
小学生以来、
犬は飼っておりません。
何故かというと、
死別が辛かったからです。
今は集合住宅ゆえ
いずれにせよ飼えませんが・・・。

dogs2.jpg

実際に
「ペットロス」なんて言葉があるほど、
愛犬(猫とかもですが)を失ったダメージは大きいのです。
それに、
高齢の方だとペットを後に残すかも知れないという
不安もあります。
ですから、
いつまでも成長しない仕様を
熟考の末の選択だと思えるのです。

dogs3.jpg

死別ではない「どこでもいっしょ」ですら、
別れの後のダメージはありましたし、
製作者も予想しなかったほどの反応に戸惑っていたようです。
ニンテンドッグスの次回作が出るならば、
そこがどうなるのかも要注目です。

dogs4.jpg

~ここまで~

この感想を書いてから6年半経ちましたけれど、
今もその考えは変わっておりません。
あ、
集合住宅じゃ無くなりましたが
やっぱりまだペットは飼えないです(汗)。

正直なところ、
この成長しない仕様は
容量とか技術的な部分の方が
大きかったのでしょう。
でもたとえ
成長するけど死なない仕様だったとしても、
本作で早々に飽きてしまった人には
短い期間の延命策にしかならなかったんじゃないかと
思います。

あと
このDS版は
『ダックス&フレンズ』も買ってまして(笑)
ダックス君はまだまだ元気であります。
そちらのすれ違い履歴で
こちらの三匹の名前が見られるのが
うれしいような寂しいような感じです。

なお
最後に書いてある次回作も
3DS立ち上げ時に登場しており、
性懲りもなく買っております。
そちらの感想はまた後ほど。

※画像は(c)任天堂


nintendogs 柴&フレンズ

nintendogs 柴&フレンズ

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game




nintendogs ダックス&フレンズ

nintendogs ダックス&フレンズ

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game



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得点力学習DS 小学校要点まとめ(ベネッセ) [ニンテンドーDS]

中学生になったのはうんと前である私ですが
小学校の勉強をおさらいする機会って
あまり無かったなぁ・・・ということで、
今回は
進研ゼミで知られる福武・・・もとい
ベネッセコーポレーションから出ている
得点力学習シリーズの小学校要点まとめを
プレイすることにしました。

bene2.jpg
(先生?)

「まとめ」だけに
小学校高学年相当の
国語算数理科社会すべての
おさらいをすることができます。

bene3.jpg
(国語の敬語)

国語なら
漢字・熟語・言葉のきまり。
算数ならば
計算・文章題・図形。
理科だと
動物・植物・物質・エネルギー・宇宙。
社会は
地理・歴史・公民
という構成になっています。

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(理科。図形やイラストが入っているものも)

構成の紹介で気付かれたかも知れませんが
国語の読解とか
まるごと欠けているような単元がありますし、
算数の文章題もえらく短かったり
そのほかに関しても
いろいろと足りないところが多いです。
なので
中学受験とか
小学校の実力をみっちりつけようなんて用途には向きません。

bene6.jpg
(算数・図形)

とは言っても
単元によっては3つのステップを経ることで
頭に定着しやすく工夫されており、
タッチペンの使い勝手がよく
一単元ごとの問題数が少ないなど
ちょこちょこ起動してプレイしやすいよう
うまく作られているため、
ざっとおさらいしたり
脳の老化を防ぐ(おい)なんていう目的だと
楽しく学べるのではないでしょうか。

bene7.jpg
(社会・公民)

なお
この得点力学習シリーズは中学生向けでして、
現在では公式通販でも小学校要点まとめは
見つけることができません。
中古ショップやネットオークションでは
安価でちょくちょく見かけますので
そちらでどうぞ。

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※画像は(c)ベネッセ
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タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿(任天堂) [ニンテンドーDS]

小学校高学年の頃、
国語の授業で副読本を使い
覚えさせられた記憶が残る百人一首。

現在では
阿倍仲麻呂の「天の原」と小野小町の「花の色」しか覚えておりません。

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(スタート画面)

そんな折、
先代社長の山内氏が作った
百人一首をテーマにした施設「時雨殿」(三月再開予定)のDSソフトが出ると聞き
ちょっとやってみようと購入してみたのでした。

遊んでみてまず驚いたのが、
歌の意味や歌人について掘り下げてある
いわゆる教養ソフトではなく、
かるた競技養成ソフトに近いものだったという事でした。

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(現代語訳は申し訳程度に表示)

主な項目は、
(上の句の読み上げを聞いて並べられた下の句の札を取るというルールゆえ)
上の句と下の句の頭の方の文字を組み合わせた
語呂合わせによる暗記をして
清少納言を相手に実践するトレーニング、
「かるたを極める」。

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(清少納言)

初級・中級・上級で
清少納言、蝉丸、大弐三位、紫式部、権中納言定家(藤原定家)
の五人と対戦し
終了後は段位も認定してくれる
「かるた五番勝負」。

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(大弐三位。本名藤原賢子)

当ソフトの入ったDSを持ち寄って対戦したり
実際のかるたをする際に読み上げたりしてくれる
「かるたで対戦」。

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(五番勝負で清少納言と対戦中。志村~うしろうしろ)

そして
観光ガイドとなる
「ちどりの京案内」
以上となります。

sig11.jpg
(意外に使える)

ということで
さっそく「かるたを極める」をやってみたところ、
例の
阿倍仲麻呂が遠く離れた唐にて望郷の念を歌ったとされる
天の原 ふりさけみれば 春日なる
三笠の山に いでし月かも

なんと

sig6.jpg
(やっぴー)

「アマノミカ」という語呂になっておりました(汗)。
脱力極まりない語呂合わせではありますが、
これがまた覚えやすいです。
一緒に付いているイラストも
上手なものからヘタウマ風、子供のラクガキ風、
そして任天堂キャラとバラエティがあって飽きさせません。

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(マリオが踏むべ。インパクトの割に忘れやすい・・・汗)

流れとしては
五句ずつ覚えておさらいし、
清少納言に勝てば覚えたと認定されます。

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(三文字くらいまでに取ると花が咲く)

そしてある程度覚えたら
五番勝負で力試し・・・という流れになります。
なお「かるたを極める」には
脳トレ的な「技を鍛える」というコーナーもあり、
そちらでは同時に複数の声が聞こえる中
読まれた札を選んだり、
札の場所を記憶したり
ひたすら坊主めくりをして運を試したり
なんて事を行います。

sig7.jpg
(最高得点を表示)

以上のことから分かるように、
かるたの腕は上達するけど
百人一首については
あまり詳しくならない気がするという
とてもユニークな構成であり、
興味を持つとっかかりにしてもらおう
という方向性なのかも知れません。

sig1.jpg

最後に
まっぷるが協力している京案内モードですが、
おまけのようでいながらあなどれません。
地域や季節、人物などにちなんだ場所を検索できるうえに
任天堂に行くとマリオのテーマ(前奏)が流れるなんて
遊び心もあって
つらつら眺めていても結構楽しめました。
任天堂や時雨殿が充実しているのに
西京極スタジアムについてはそっけないのが
ちょっと残念でしたけど・・・。

sig12.jpg
(普段は漢字クイズなどが電光風表示される欄が任天堂ではスタッフロールに)

その後の
百人一首を題材にした漫画のヒットもあって
長らく値下がりをしなかった本作でありますが、
現在では
簡略版の「タッチで覚える百人一首 ちょっとDSi時雨殿」
DSiウェアで発売されております(500P)。
簡易バージョンとは言っても
「覚える」と「かるたで対戦」が収録されているので
本作の面白さはじゅうぶん詰まっていると言っていいでしょう。

sanga.jpg
(任天堂はJリーグ京都サンガのスポンサーを長年やってます)

※画像は(c)任天堂・昭文社


タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿

タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game



タグ:DS時雨殿
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FloWooooT フロウート(任天堂) [ニンテンドーDS]

このブログではおなじみの任天堂ゲームセミナー受講生作品。
このフロウートは2010年度最後の作品であり、
残念ながら2011年度は募集しなかったということなので
今のところゲームセミナー最終作品でもあります
(配信は終了しています)。

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ジャンルは
クラゲの群れをタッチペンによる(水を手でかくようにスライドすることでうまれる)流れで導いてやり
ゴールを目指すというタッチペンアクションゲームです。
王冠をかぶったクラゲ(リーダー)が倒れるとゲームオーバーになりますが、
カウント中に王冠を別のクラゲにかぶせてやれば
自動的にそちらがリーダーになるため、
ゲームオーバーにはなりづらくなっています。

flo2.JPG

とセミナー作品の例にもれず
やさしめのチューニングとはなっているのですけれど、
針が出る前にすりぬけなきゃならないハリセンボンや
近づくと将棋の香車のごとく突っ込んでくるケンサキイカ(?)、
当たるとミスになるものの先行させて露払い的に使えるデンキクラゲなどの敵キャラ、
水流や間欠泉(熱水噴出孔?)のような仕掛け、
一部の面で登場する無敵アイテム、金のラッパ
(全員が金色になってシューティングゲームのオプションのようにリーダーのまわりを回転する)
などなど手が込んでおり飽きさせません。

flo4.JPG

個人的には
アクションゲームの強制スクロール面のような
やられて覚えて先読みしていくステージが特に気に入りました。

flo5.JPG

今年も粒ぞろいだったゲームセミナー受講生作品ですけれど、
全体の構成やバランス、
画面の垢抜け度、
タッチペンの必然性から
自分としてはこの作品がベストのように感じました。

来年以降は3D作品でセミナーやってくれないかしら・・・。

※画像は(c)任天堂
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