SSブログ

Wiiでウルトラハンド(任天堂) [Wii]

※本作はクラブニンテンドーの景品(50P)で
販売はしておりません。

任天堂ハードのソフトや周辺機器を買って
同封された用紙の文字を登録することで
ポイントが貯まっていくクラブニンテンドー。
そのポイントで交換できるグッズのラインナップには
既にゲームソフトも並んでいるのですが、
本作はそれらとは大きな違いがあります。

ダウンロード専用ソフト(Wiiウェア)なのです。
DLソフトもはじめてなら
Wiiソフトの登場もはじめてだったりします。

どのようにゲットするかと言いますと、
クラブニンテンドーサイトで
ポイントと引き替えに番号をもらい、
その番号を
Wiiショッピングチャンネルの設定というところにある
「特典ソフトの引替」欄に入力することで
ダウンロードができるようになります。
ちなみに一つの番号で一台のWii本体のみとなっております。

ダウンロードソフトの利点は
やはりパッケージングや輸送などのコストが抑えられることであり、
それゆえ本作も50Pという
Wiiソフトの新作一本で交換できそうなポイントになってますし、
何より
品切れがないのは非常に大きいです。
年度更新の際などは
交換賞品がほとんど無いなんて事も多いですから。
なので
今後もDSiウェア等を期待しております。

hand4.jpg
(引替欄)

という事でゲームの紹介に移ります。
この作品の題材になっている
ウルトラハンドには元となるおもちゃがありまして、
それは任天堂の顔だった横井氏が開発した
伸び縮みして離れたところの物を取るというグッズで
結構なヒットをとばしました。
ちなみに自分は
駄菓子屋で模造品を買ったような記憶があります(汗)。

それを
Wiiリモコンとヌンチャクによって再現したこの作品は、
横に並んだバーベキューの肉を
焦げる前に皿まで持ってくるという
アクションゲームになっています。

hand3.jpg
(ちなみに二人用もあります)

両手に持ったリモコンとヌンチャクでハンドの伸縮を操りつつ、
スティックで横移動、
Aボタンでつかんで離すのが基本動作ですが、
ベストの焼け具合でとり続けるとコンボになるので
そちらを狙う場合は
BおよびZボタンによる火力アップも必要になるでしょう。

hand2.jpg
(プレイ画面)

とまあ
出来の良いミニゲーム的な作品なのですが、
自分としては
ちょっとせわしないように感じました。
Aボタンのつかむ・離す動作によって
イメージよりも操作が煩雑になっているにもかかわらず
ゲームスタート時から肉が焼けるスピードが速いため、
アクション要素のあるゲームが苦手な方だと
あっというまにゲームオーバーになって
ほとんど楽しめずに投げてしまう可能性もあるんじゃないかと思います。
せめて火力ダウンボタンがあれば・・・という感じです。

とはいえ
このゲームのシンプルさには
かつてのゲームウォッチ的な面白さを感じるので、
あちらを見習って
ゆっくり目のスピードから徐々に上げていき、
レベルアップや規定数クリアで中休みをつくって
また仕切り直しという繰り返しにしたら
もっと熱中できる
熱いゲームになったのでは無いかと思います。

hand.jpg
(公式ページにリンク)

※画像は全て(c)任天堂

blogram投票ボタン
(よろしかったらポチお願いします)
nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

Wiiフィット プラス(任天堂) [Wii]

本ゲームは大ヒットを飛ばしたWiiフィットのバージョンアップ版で、
バランスWiiボードを所持している場合は
ソフト単品で楽しめます。

バージョンアップ版という事で、
それなら
ウェアでばら売りすればいいのに
などと思われた方もいそうですが、
単に種目が増えただけではありません。
いろいろと
かゆいところに手が届く作りになっております。

なかでも一番のポイントは
消費カロリー表示とコース作成でしょうか。
同じ汗だくになっても
どれだけ運動したのか
時間表示だけでは実態が掴みづらい所があったので、
カロリー表示は待望していた人が多いと思います。
コース作成も
生活改善・メタボ予防など
目的別に用意されているものに加えて
自分で新たに作ることもできるようになっています。
日々の測定やプレイヤー交代も
スピーディに行えるようになっており、
何かと長続きしやすい改良がなされていました。
あ、
インストラクターは同一人物ですが、
髪型や衣装が
違う人みたいと~♪(夏の扉)じゃないですけど
ガラッと変わっております。

新トレーニングは
ゲーム系が15(うち改良版が3)、
ヨガと筋トレがそれぞれ3つ追加されており、
やはり数が多いだけあって
ゲーム系の充実には目を見張る物がありました。
セグウェイなんて
本物もこんな感じで乗るんだろうなという感じですし、
ボードに乗って両手をばたつかせながら空を飛ぶ
パタパタ飛行はちょっと新感覚でした。
なお
脳トレ要素が付加されたジョギング+では
謎の存在だったマリオ達のイラストが活用されています。

前作にはソフト単体版が無いし
ボード単品の販売もなかったから
元のソフト単体での価格が分からないとか
黙っていても売れるからとか
体力のある任天堂だからなんて考え方もできるでしょうが、
ソフト単品2000円という設定は
無印ユーザをないがしろにしない見上げた姿勢だと思いました。
ちょっと新要素を加えた自称完全版を
無印と同価格で売ってしまうようなメーカーには
爪の垢を貰ってきて煎じて飲んでいただきたいものです。


Wiiフィット プラス(ソフト単品)

Wiiフィット プラス(ソフト単品)

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game



blogram投票ボタン
(よろしかったらポチお願いします)
nice!(2)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

アナザーコード:R 記憶の扉(任天堂) [Wii]

ニンテンドーDSのアドベンチャーゲーム「アナザーコード 2つの記憶」。
その二年後を描いた続編で、
「R」といってもリメイクではありませんのでご注意下さい。
なお、
「2つの記憶」を遊んでからだと更に面白くなるのは確かですが、
DS版とのデータ連動は無いですし、
前作の内容については話の中で語られているため
本作が初めてでも十分楽しめると思います。

ash.jpg
(アシュレイ16歳)

ようやく再会できたにもかかわらず、
新たな研究所に再就職した末
結局ろくに帰ってこなくなって一年以上経ったある日、
携帯端末(本作ではDSiを模しているのでカメラ付き)を送りつけると同時に
職場近くにある湖畔でのキャンプを提案してきた父。

cord2.jpg
(悪い人じゃないけど間違いなく困った人ではある父)

父に対して失望していたうえに
友人との約束もあり
まったく行く気が無かった主人公アシュレイでしたが、
母代わりであるジェシカ(父の妹)の熱心な勧めもあって
重い腰をあげてキャンプ場に出かけることになりました。

cord.jpg
(選択肢もアシュレイの身振り付き)

到着早々バッグを盗まれたり、
不器用で段取りの悪い父にイライラしたりで
やっぱり来るんじゃなかったと後悔するアシュレイ。
しかし
キャンプ場の所々で
それまで全く思い出すことの無かった
十三年前に母とこのキャンプ場に来たという思い出が
フラッシュバックのようによみがえり、
その後すぐに殺されてしまった母の
事件の真相にせまっていく事になる・・・というストーリーです。

cord4.jpg
(登場人物も多彩)

前作でのDSの機能を活かしたパズル的謎解きに代わり、
本作では重要なキーアイテムでもある
Wiiリモコンを模したRASという端末を使った謎解きがいくつも出てきます。
この難易度も適切な加減だったため
良い塩梅で悩めました。
ちなみに
脇役になったDSi(新型DAS)も
メール受信や写真を使って謎を解くなど多方面で活躍しています。


cord3.jpg
(リモコンで気になるところをポイント)

話は変わって
このシリーズが自分はすごく好きなんですが、
その理由の一つに
過去の殺人事件にかかわる謎を解き明かすというお話でありながらも
作品内ではそれほど殺伐とした雰囲気が漂っておらず、
遊んでいてとても居心地が良いという点が挙げられます。
萌えキャラや流血など
インパクト勝負みたいなアドベンチャーゲームが多い現在、
とても貴重な作品だと言っていいでしょう。

加えて
人間関係をはじめとした話作り、
ちょっとした仕草も味がある人物造形、
動きも面白い背景、
途中から見られるようになる監視カメラでの野良犬の話、
CING作品ではおなじみになりつつある
二周目で追加される部分などなど
派手さはないものの全体が丁寧につくられていて
好感の持てるゲームでした。

そして最後に一言。
前作のエンディング後に「また会いましょう」みたいなメッセージがあったものの、
実際に制作・発売してくれたCINGと任天堂には感謝しております。
それほどヒットしたわけじゃない作品の続編で
キャッチーな売りも格別見あたらない
どちらかと言えば地味な作品を発売してくれたことは、
ハードホルダーの責任感という見方をしたとしても
すばらしい姿勢だと思います。


※画像は(c)任天堂・CING


アナザーコード:R 記憶の扉

アナザーコード:R 記憶の扉

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game



blogram投票ボタン
(よろしかったらポチお願いします)

nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(2) 
共通テーマ:ゲーム

アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム(エレクトロニック・アーツ) [Wii]

怠け者ランキングがあったなら
かなり上位にランキングされるだろうと思われるうえ、
学校体育をはじめスポーツ少年団、部活、習い事、私生活、体感ゲームを含めて
生まれてこの方
真面目にスポーツっぽいものに取り組んだ記憶のない自分が
なぜかちゃんと続いてしまったという恐るべきソフトです。

本作はフィットネスジムのようなトレーニングを
インストラクターと一緒に行うという、
いわゆるWiiフィット的なソフトではあるのですが、
付属のレジスタンスバンド(ゴムベルト)を使うことで
上半身を使った運動のバリエーションが増え、
もう一つの付属品であるレッグストラップを太ももに装着して
さらにヌンチャクを納めることで
下半身の動きに対するチェックが出来るようになっています。

それから事前の注意点として、
一応メニューから特定の種目を外すこともできますけれど、
ジャンプやもも上げ走などハードなものもあるため
Wiiフィットのように全年齢が使えそうにない
(パッケージにも40才以上は医師に要相談との表示が)ですし、
ジャンプの中には横跳びのようにマットを敷いてもカバーしきれないようなものもあって
床がフローリングなどの集合住宅ではプレイするのが難しい気がします。

紹介が終わったところでいよいよ
怠け者上位ランカーでも続いてしまった原因を探ってみます。
まず
元がアメリカのゲームだけあって
照れがないのかインストラクターの誉めっぷりがすごいです。
「ナイスです」や「真剣さが伝わってきます」などと
まじめにやっていればいちいち誉めてくれるのですが、
なかには
「詩を読むような軽やかさです!」みたいな歯の浮くような言葉を浴びせてきたり
極端な物だと
へなちょこダンス(タコ踊り的)の最中に
「パーティーの主役になれますね」(信じる人が居たらどうするの)と言ってみたり
一体どの口が言っているのかと凝視したくなるような
立て板に水とも言うべきスラスラっぷりでして、
この本職はカリスマ販売員と思えるインストラクターのしゃべりは
モチベーション維持に一役買ってました。
まあ
グラフィックも明らかにアメリカンなので
トレーナーや自分をはじめ
トラックや風景から桜の木までバタ臭いのは
ちょっと気になりましたけどね。
そして
もう一つ考えられる原因が
一日のメニューが説明や装着時間を除くとおおむね20分程度であること。
飽きっぽい方なら覚えがあると思いますが、
授業時間を筆頭に
格別面白いことをやってない場合は
まともに集中力を維持するのはせいぜい30分が限界です。
なので20分という時間設定は絶妙だと思いました。
次の日にもあまり響きませんし。
加えて
二日続けるとその翌日は休息日にしろと言ってくること。
どうしてもやりたければ
二度ほど注意した後にさせてくれますが、
これも三日坊主や脱落者を防ぐ良い方策だったと思います。
もう一つ挙げると
最初に強度(ハード・ノーマル・イージーのどれか)を決めると
その日のメニューをあちら側で決めてくれること。
自分みたいにものぐさな人だけでなく、
どうしてもワンパターンになりがちな人や
悩んで決めかねるという方にもピッタリじゃないかと思いました。
あ、
もちろん自分でメニューも作れますのでご安心ください。
そうそう、
消費カロリーが表示されるのも地味に効いています。
Wiiフィットもプラスで採用したように、
やっぱり表示されると励みになるんですよね。

とまあ誉めてみましたが
気になったところもいろいろありました。
まず
バンドを適当な長さにするために足で押さえつつ両手で持つのは
ちょっとした手間なのですけれど、
一応バンドのメニューが連続するようにはなっているものの
それらの間にバンドを使わない種目が混ざっていることも多く
いちいちバンドのセッティングをやり直さなくてはならないこと。
これはバランスボードを使うメニューの場合もあてはまります。
それから
いちばん気になったのは言語関係です。
グラフィックの件でもそうですけど、
正直なところ
日本版への移植に際しては言語しか手を加えていない気がします。
まあ実用ソフトなのでそれはいいとしても
言語関係に間違いが多いのは興ざめでした。
一つ目は
ヌンチャク用ポケットは右の太ももに着けるのに
ゲーム内の説明で「左に」と何カ所も書いており
画像ではちゃんと右足に着けてあることもあって非常にとまどいました。
これは洒落にならないミステイクでしょう。
英語版が収録されていないため確認はできませんが、
この他にも翻訳がおかしいんじゃないかと感じる部分はいくつか見受けられました。
中小零細のソフトハウスが厳しい条件でローカライズしたとしても
こういったミスは許し難い物がありますけれど、
日本の子会社か関連会社か正規代理店か知りませんが
EAの名を付けた会社がこういうミスをするのは
いかがな物かと思いました。

最後に
ネットのレビューなどで
付属のゴムがいたみやすいというコメントをよく見かけますが、
自分はこれ以上伸ばしたら危ないかなと感じる
(ゴムの伸び方が急に鈍化するので分かる)
ポイントからは無理に引っ張らなかったため期限まで大丈夫でした。
ただ
きつめの負荷でやりたい方だと
強度的に最後までもたないかも知れないです。
市販のゴムでも大丈夫とのことなので、
出費はかさみますがそちらでプレイするのも選択肢の一つと言えそうです。






blogram投票ボタン
(よろしかったらポチお願いします)

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

SEAFARM~イルカとわたしのショータイム~(T&S) [Wii]

※このゲームはWiiウェアなのでブロードバンド接続環境にある本体でDLする必要があります(500P)。

iru2.jpg
(タイトル画面。クリックすると公式サイトへ)

大手メーカーの小遣い稼ぎに使われたり
古参メーカーの復活の足がかりだったり
新興メーカーの挑戦の場だったりと
いろいろな形のゲームが見られて面白いDLソフト市場。
個人的には
パッケージソフトでは冒険心のあるソフトがめっきり減ってしまったので
続編やスピンオフやキャラゲーでない
オリジナリティのある作品を期待しております。

さて、
このゲームは新興メーカーによる作品で
(イルカを操れる魔法がかかった)リモコンとヌンチャクを使用して
イルカに芸をさせるという内容となっています。

iru3.jpg
(プール内部。色の違うイルカは別売(100P)。あとボールと浮き輪も別売)

リモコンとヌンチャクなんて聞くと
操作アクションが大変なんじゃないかなんて思われそうですが、
決してそんなことはなく
リモコンを上下左右に動かしたりひねったりABボタンを押したりするだけで
基本的な動作をさせる事ができます。
じゃあ何でヌンチャクなのかといいますと、
大技に関しては
指示されたボタンを素早く入力する必要がありまして、
それに使うのがABボタンに加えてCZボタンだからという理由なんです。

ちなみに
大技は訓練により上達していきますが、
一日に二種類だけ星が一つ増える(一段階上達する)という仕組みなので
いきなりものすごいジャンプを繰り出すなんて事は出来ません。

iru5.jpg

モードについては
フリーに近い演技を楽しむ「ショータイム」。
四種類の大会を勝ち上がっていく「選手権」。
操作法を覚えたり大技を鍛えたり触れあったりする「育成コミュニケーション」の
三つでして、
ショータイムでの得点はWi-Fiランキングに登録することができ、
選手権を全てクリアするとスタッフロールが流れます。
別売アイテムのボールと浮き輪は
育成コミュニケーションで使用します。

iru.jpg
(司会のテンションが妙に高い・・・汗)

なお
上の方にある画像のパラメータ?で
選手権を全て勝つことが出来ましたので、
難易度的には全然厳しくなく、
誰にでも楽しめるバランスだと思います。
ただ
Wi-Fiランキングの方は
これだと全国120位くらいだったので、
地道に大技の星を増やしていく必要があるようです。
(追記・・・難易度をハードにしたら20位台になりました)

安価ですし
これは凄い!というタイプの作品ではぜんぜん無いですけれど、
丁寧に作ってあることもあって
なかなか好感の持てる癒し系ゲームでした。

iru4.jpg
(空を飛ぶイル・・・ちなみに白い方はルカー。あ、イルカには名前が付けられるんです)

blogram投票ボタン
(よろしかったらポチお願いします)
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。