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アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム(エレクトロニック・アーツ) [Wii]

怠け者ランキングがあったなら
かなり上位にランキングされるだろうと思われるうえ、
学校体育をはじめスポーツ少年団、部活、習い事、私生活、体感ゲームを含めて
生まれてこの方
真面目にスポーツっぽいものに取り組んだ記憶のない自分が
なぜかちゃんと続いてしまったという恐るべきソフトです。

本作はフィットネスジムのようなトレーニングを
インストラクターと一緒に行うという、
いわゆるWiiフィット的なソフトではあるのですが、
付属のレジスタンスバンド(ゴムベルト)を使うことで
上半身を使った運動のバリエーションが増え、
もう一つの付属品であるレッグストラップを太ももに装着して
さらにヌンチャクを納めることで
下半身の動きに対するチェックが出来るようになっています。

それから事前の注意点として、
一応メニューから特定の種目を外すこともできますけれど、
ジャンプやもも上げ走などハードなものもあるため
Wiiフィットのように全年齢が使えそうにない
(パッケージにも40才以上は医師に要相談との表示が)ですし、
ジャンプの中には横跳びのようにマットを敷いてもカバーしきれないようなものもあって
床がフローリングなどの集合住宅ではプレイするのが難しい気がします。

紹介が終わったところでいよいよ
怠け者上位ランカーでも続いてしまった原因を探ってみます。
まず
元がアメリカのゲームだけあって
照れがないのかインストラクターの誉めっぷりがすごいです。
「ナイスです」や「真剣さが伝わってきます」などと
まじめにやっていればいちいち誉めてくれるのですが、
なかには
「詩を読むような軽やかさです!」みたいな歯の浮くような言葉を浴びせてきたり
極端な物だと
へなちょこダンス(タコ踊り的)の最中に
「パーティーの主役になれますね」(信じる人が居たらどうするの)と言ってみたり
一体どの口が言っているのかと凝視したくなるような
立て板に水とも言うべきスラスラっぷりでして、
この本職はカリスマ販売員と思えるインストラクターのしゃべりは
モチベーション維持に一役買ってました。
まあ
グラフィックも明らかにアメリカンなので
トレーナーや自分をはじめ
トラックや風景から桜の木までバタ臭いのは
ちょっと気になりましたけどね。
そして
もう一つ考えられる原因が
一日のメニューが説明や装着時間を除くとおおむね20分程度であること。
飽きっぽい方なら覚えがあると思いますが、
授業時間を筆頭に
格別面白いことをやってない場合は
まともに集中力を維持するのはせいぜい30分が限界です。
なので20分という時間設定は絶妙だと思いました。
次の日にもあまり響きませんし。
加えて
二日続けるとその翌日は休息日にしろと言ってくること。
どうしてもやりたければ
二度ほど注意した後にさせてくれますが、
これも三日坊主や脱落者を防ぐ良い方策だったと思います。
もう一つ挙げると
最初に強度(ハード・ノーマル・イージーのどれか)を決めると
その日のメニューをあちら側で決めてくれること。
自分みたいにものぐさな人だけでなく、
どうしてもワンパターンになりがちな人や
悩んで決めかねるという方にもピッタリじゃないかと思いました。
あ、
もちろん自分でメニューも作れますのでご安心ください。
そうそう、
消費カロリーが表示されるのも地味に効いています。
Wiiフィットもプラスで採用したように、
やっぱり表示されると励みになるんですよね。

とまあ誉めてみましたが
気になったところもいろいろありました。
まず
バンドを適当な長さにするために足で押さえつつ両手で持つのは
ちょっとした手間なのですけれど、
一応バンドのメニューが連続するようにはなっているものの
それらの間にバンドを使わない種目が混ざっていることも多く
いちいちバンドのセッティングをやり直さなくてはならないこと。
これはバランスボードを使うメニューの場合もあてはまります。
それから
いちばん気になったのは言語関係です。
グラフィックの件でもそうですけど、
正直なところ
日本版への移植に際しては言語しか手を加えていない気がします。
まあ実用ソフトなのでそれはいいとしても
言語関係に間違いが多いのは興ざめでした。
一つ目は
ヌンチャク用ポケットは右の太ももに着けるのに
ゲーム内の説明で「左に」と何カ所も書いており
画像ではちゃんと右足に着けてあることもあって非常にとまどいました。
これは洒落にならないミステイクでしょう。
英語版が収録されていないため確認はできませんが、
この他にも翻訳がおかしいんじゃないかと感じる部分はいくつか見受けられました。
中小零細のソフトハウスが厳しい条件でローカライズしたとしても
こういったミスは許し難い物がありますけれど、
日本の子会社か関連会社か正規代理店か知りませんが
EAの名を付けた会社がこういうミスをするのは
いかがな物かと思いました。

最後に
ネットのレビューなどで
付属のゴムがいたみやすいというコメントをよく見かけますが、
自分はこれ以上伸ばしたら危ないかなと感じる
(ゴムの伸び方が急に鈍化するので分かる)
ポイントからは無理に引っ張らなかったため期限まで大丈夫でした。
ただ
きつめの負荷でやりたい方だと
強度的に最後までもたないかも知れないです。
市販のゴムでも大丈夫とのことなので、
出費はかさみますがそちらでプレイするのも選択肢の一つと言えそうです。






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ケン

こんばんは。
WiiFit信者が参上いたしました。

このソフトのインストラクターは、えらくハイテンションですね。
ボクはWiiFitのお姉さんの控えめさが好きですが、
これはこれで楽しそうです。

時間設定もいいですね。
ボクもWiiFitでは、いつも筋トレを25分くらいです。
by ケン (2009-09-09 00:32) 

どらお

ケンさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
Wiiフィットのお姉さんは自分もファンですよ。
勝負になると人が変わるお茶目さも魅力です。
ついでに言うと
たまにお兄さんが出てくるのも味があるなと思います。
こちらのお姉さんは
実写版だといつもニコニコしていて
アメリカのフィットネス!という感じ炸裂であります(汗)。

ちなみにWiiフィットの場合
30分だとファンファーレが鳴るため
自分はついつい30分やってしまいます(汗)
by どらお (2009-09-09 08:10) 

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