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AQUANAUT'S HOLIDAY アクアノーツホリデイ 隠された記録(SCE) [プレイステーション3]

新世代機の海洋アドベンチャーゲーム。
Wiiは『エバーブルー』(プレイステーション2)の流れをくむ
アリカの『フォーエバーブルー』、
PS3は『アクアノートの休日』(プレイステーション)の流れをくむ
アートディンクの『アクアノーツホリデイ』と
それぞれ他社から発売されていた実績のあるシリーズを持ってきたという
不思議な一致が見られるジャンルです。

というわけで今回は
PS3で久々に復活したアクアノーツホリデイです。
ハイスペック機での登場だけに
やはり美しいグラフィックが印象的なのですが、
意外というか
本体のスペックが随分違うはずの
フォーエバーブルーの健闘を再確認することにもなりました。

AquaPhoto 静かの海にて撮影.jpg
(魚群などはさすがの表現力)

さて内容です。
ジャーナリストの主人公が
行方不明になった天才海洋学者の行方を追いかけて
彼がつくった潜水艇に乗って
珊瑚礁の海を探索するという大筋があり、
他にもいくつかサイドストーリーが現れます。

an.jpg
(乗船する潜水艇と通信相手のお姉さん)

もちろん
これまで通り好きなように探索できますけれど、
上記の通り
本作ではストーリーが大幅に強化され、
よりアドベンチャーゲーム的になっています。

an2.jpg
(発見した生物などはデータベースで説明を見たり3Dモデルを眺めたりできる)

それに加えて
今回は魚に聞かせるソナーの重要度が増しており、
こちらとコンタクトを取れるシンガーと呼ばれる生物たちと
元祖覚えゲーの電子ゲーム、
サイモンのようなやり取りをして

Simon made by Neave Games


(サイモン)

うまくいくと
ミームという謎のエネルギーが蓄積され
それが増えていくことで
潜水艇の隠された機能が解除されていくというシステムになっています。

AquaPhoto 啓示の海にて撮影.jpg
(シンガーとのやり取り中)

しかも
エリア分けされた海域の
新たなところへ行くためには
お金を貯めてソノブイに電池を取り付けたり
ストーリーを進める必要があるため、
ひたすら自由に海中を散歩したいという方だと
若干窮屈に感じてしまうかもしれません。

AquaPhoto しらべの海にて撮影_2.jpg
(危険そうな生き物も襲っては来ないので安心)

ただ
バランス自体は易しめに作られていて
潜水艇の強度やバッテリー、酸素のような
面倒な要素はなく
いつまでも潜っていられるのでご安心ください。

AquaPhoto ささやきの海にて撮影.jpg
(海底から上を眺めてみた)

操作自体も
左スティックで方向転換、
右スティックで前進後退、
方向キーで潜行浮上となっており
右スティックではある程度方向転換もできるため
慣れてくると直感的に遊べるようになります。

AquaPhoto しらべの海にて撮影_4.jpg
(狭いところでは生物とぶつかる事もあるがペナルティは無し)

ストーリーは
ちょっとSF色が強く
人によっては合わないかも知れないですが、
なかなか面白いものでした。
エンディング後も
ちょっとしたイベントがいくつかあり
長く遊べる工夫も好感の持てるゲームでした。

個人的にはこういったタイプの落ち着いて遊べる作品が
もっと出て欲しいところです。

AquaPhoto 祈りの海にて撮影_1.jpg
(なんだこれは)

画像は(c)SCE・アートディンク


AQUANAUT'S HOLIDAY ~隠された記録~

AQUANAUT'S HOLIDAY ~隠された記録~

  • 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • メディア: Video Game



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コメント 4

宵乃

おお、グラフィックが素晴らしい~!
「アクアノートの休日」は持ってるんですが例のごとくやったことがありません!!
・・・いや、やろうと思っていたんですが、先に「青の6号」をやって『もう潜ってなんてやるものかー!』みたいになってしまって(笑)
でも、こういうゆったり気分で遊べるゲームは良いと思います。かつて、”のんびりスローライフ”とかなんとか謳っていた「牧場物語」に騙されたので、真ののんびりゲームをやってみたいです。
「アクアノート」ひっぱり出してみようか・・・、それとも「フォーエバーブルー」買っちゃおうかな?
by 宵乃 (2010-10-28 14:05) 

どらお

宵乃さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
『青の6号』、
ドリームキャスト版なら自分も遊んだことがありますが
・・・結構好きでした(笑)。
ただ
攻撃してくる巨大生物やらで落ち着いては探索できなかったです。
それから
『牧場物語』も好きなんですけど(汗)
「のんびりスローライフ」が嘘だろというのは全く同感であります(笑)。
夜中まで働きづめで
倒れたり嫁に愛想を尽かされたりしたという記憶が残っております。
そう考えると
このアクアノーツホリデイも
ゲームオーバーの心配こそ無いですが、
潜水艇で行動範囲が広く
深海でフクロウナギなど奇妙な生物と遭遇したりもしますので、
のんびり海洋探索という意味では
むしろ主人公がダイバーである
『フォーエバーブルー』の方がいいんじゃないかと思います。
ちなみに二作あるうち前作の方が値頃感もあって
のんびり度も高いです。
なお初回版はちょっとしたバグがあるので
もし買われるならば
パッケージ表の下に「Wiiリモコンで触れる、海の世界。」
という青い帯がある物(改訂版)を選んでくださいませ~
by どらお (2010-10-28 21:44) 

setakemura

こんにちは。
過去に「アクアノート」的なものを期待して
「エコー・ザ・ドルフィン」を買ってしまったことがありまして、
そんなこんなでシリーズ未プレイです。

最後の写真、
後ろにリュウグウノツカイらしきものが泳いでますから
竜宮城かもしれないですね~(笑)
by setakemura (2010-10-29 10:14) 

どらお

setakemuraさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
『エコー・ザ・ドルフィン』ドリキャス版は自分も
イルカに癒されるようなイメージでゲットしましたが、
予想の斜め上をいくSFぶりにビックリさせられ
結局3D酔いを克服できず投げてしまいました(汗)。
それから
リュウグウノツカイ、よく気付かれましたね♪
でも残念ながら乙姫様は居ませんでした(涙)。
by どらお (2010-10-29 21:24) 

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