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ポケットの中のDoraemon(バンダイ) [ワンダースワン]

巷では新しいドラえもんが定着してきましたが、
オールドファンとしてはやはり
大山のぶ代さん時代がしっくりくるため
BSやCSで映画版の放送があると
つい観てしまったり・・・。

というわけで本作の登場です。
当時を懐かしむことができるレトロゲームです。

dora4.jpg
(このゲームはオーソドックスに横持ち)

のぶ代時代とはいえ
さすがに光学ディスク系(3DO版とか)ソフトは
当たり前のように声が入っていますけれど、
カートリッジ式の場合は
容量などの関係で大抵は声なしでした。

が、
このワンダースワン版ドラえもんは
なんと声が入っております(ドラえもんだけ)。

もちろんフルボイスなんてはずもなく、
「ぼくドラえもん」をはじめ
「ところで」「うふふふふふ」など
短いフレーズばかりですし、
音割れも結構なものなんですけど、
それでもキャラゲーの肝と言える雰囲気作りには
大きく貢献しています。
ただ
容量にも大きな影響を与えているのか
本編のグラフィックはとても寂しいものでした(汗)。

d2.jpg
(凝ったレイアウトなどではなくずっとこんな感じ)

ストーリーは
うっかり間違えてプレイヤーの家に来てしまったドラえもんが
袖すり合うも多生の縁とばかりに
数日滞在することとなり、
ミニドラを一体預かってコミュニケーションをはかる
というもので
コミュニケーションと言うと大層な気もしますが
早い話
ドラえもんと会話をすることで
その内容に応じてミニドラの性格が変化するというシステムでした。

d.jpg
(何ならずっと居てもいいんだけど)

会話も
ドラえもんの質問に四つのニュアンスから選んで返すという
シンプルなスタイルですので、
ゲーム的な難易度は無いに等しいです。
ちょっとばかりミニゲームがありますが
ミニドラをドラえもんの声で左右に誘導するという
至ってシンプルなゲームばかりですから
まあ心配ないです。

dora.jpg
(ミニドラ)

グラフィック以外に難点を挙げるならば
オートセーブだからか
テンポがおそろしくゆっくりで、
せっかちな人には全く持って向かない所でしょうか。
ミニゲームも実にチンタラ・・・というか
のんびりしております。

それから
スローなペースで勘違いしがちですが
ボリュームも少ないです。
一応小さな事件があるにはあるものの
あらら・・・もうサヨナラ?
という感じでした。

加えて
ドラえもんなのにひみつ道具がほとんど登場しません。
移動時のタケコプター、
迷い込んてきた際のどこでもドア、
あとはUSO800くらい。

dora3.jpg
(てんとう虫コミックス7巻で登場した思い出深い品)

なのでプレイヤーが
悪魔のパスポートやもしもボックスを所望して
(どこのプレイヤーだ)
あれこれなんて事は全くありません。

あと
ドラえもん以外のキャラクターは
のび太がちょっとだけ、
ドラミが台詞だけで
後の人たちは登場しません。

dora2.jpg
(携帯電話と連携するモバイルゲートを使うとメールももらえたらしい)


不満点をつらつら述べていると
つまらないゲームに見えてくるのですけれど(汗)、
遊んでみると
それなりにまったりと楽しめ
別れの際はちょっぴり寂しい
気の利いた小品と言った感がありました。


ポケットの中のDoraemon WS両 【ワンダースワン】

ポケットの中のDoraemon WS両 【ワンダースワン】

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: Video Game



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