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タシテン たして10にする物語(任天堂) [ニンテンドーDS]

本作は初期PSの顔だったジャンピングフラッシュなど
SCEから個性的な作品を多くリリースしていたムームーが開発しています。
なので個人的にはセガのソフトが他社ハードから出たような衝撃を受けましたけど、
世間的にはそんな事はなかったようです。

さて、
物語は主人公が異世界に召還され、
各地に散らばるマスターたちと勝負するというものでして、
勝負の内容が数字遊びになっています。
タイトルにもあるように
足して10(の倍数)になるのが基本で、
他の物も全て10が絡んできます。
ちょうど10秒に釣竿を上げるだけという
全くもって直感的な10秒フィッシングから
ピラミッド型ブロックの穴を論理的に埋めていく
理詰めのピラミッドビルダーまで
タシテンゲームの幅は広く、
なかなか飽きさせないものがありました。
なおラストバトルは一ひねりがあり、
これまで10の戦いに慣れ親しんでいた分、
結構対応には苦慮しました。
うまい仕掛けだったと思います。

それから、
多くの妖精が暮らすタシテン王国ですけれど、
ムームーらしい味のあるデザインの各キャラクターや
彼らの個性的な性格などが、
その世界を際立たせるのに一役買っていました。

ちなみに救済策として制限付きでヒントがもらえるのですが、
自分はヒントを使わないで進めたため、
一日一エリア遊ぶと脳が疲れて、
量的にはちょうどいい塩梅だったと思います。
クリア後もジャンル別の山を極めたり、
隠れマスターを探したりできるので長く遊べそうです。

単なる知育ゲームと思われたのか、
もう一つパッとせずに終わった感はありますが、
一味違った面白さのあるゲームでした。
何でもかんでも脳トレ系で片付けてしまうと、
いいゲームも見逃してしまいかねない好例だと思われます。


タシテン たして10にする物語

タシテン たして10にする物語

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game



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setakemura

独特の雰囲気があるゲームですね。
シナリオクリア後も、山を登ったり、
占いをしたりして、結構長く遊びました。
このゲームで遊んだおかげで、
家計簿の暗算が、ちょっとだけ早くなった気がします(笑)
by setakemura (2008-06-09 00:25) 

どらお

setakemuraさん、コメントありがとうございます。
本当に雰囲気のある丁寧に作られたゲームだと思いました。
相棒やツンツン姫などキャラクターたちに味があるので、
終わってもついつい遊びたくなってしまいます。
そうそう、
芋虫の問題などは暗算スピードがかなり鍛えられますね^^
by どらお (2008-06-09 20:59) 

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