SQUARE ENIX MUSIC オリジナル・コンピレーション・アルバム Vol.1（スクウェア・エニックス）

さすがは大手と言うべきか、
スクウェアエニックスもクラブニンテンドーのようなポイントシステムがありまして、
ソフトなどに封入されているポイントを貯めることで
いろいろなグッズと交換して貰う事が出来ます。

ただ恒常的に品薄で、
魅力のあるアイテムは補充即品切れという状態でして、
自分もたまたまインしたら入荷してたので交換できたという感じです。
GBA版FFの景品CDみたいに消えてしまったアイテムもあるので、
その辺り改善を期待したいところです。

さてコンピレーションアルバム１という本作、
すべてスクウェア作品からのチョイスとなるアルバムです。
PS以降の新しめの作品を中心に、
FF1やクロノトリガーのような
オールドファンは涙がチョチョ切れそうな作品も交えて、
全24曲というボリュームになっています。

性質上、
カタログ的CDではあるのですが、
サントラを買うほどでは無いけどスクウェア好きな方や、
スクウェア音楽入門としてはなかなかなソフトだと思います。

ＮＩＮＴＥＮＤＯ ＳＯＵＮＤＳＥＬＥＣＴＩＯＮ Ｖｏｌ．３ ＬＵＩＧＩ（任天堂）

任天堂のポイントサイト、
クラブニンテンドー景品サントラＣＤの三作目です。

第一弾のピーチ紹介画像の横にこのルイージも写っており、
すぐに出るんだろうと思っていたのに随分経ってから登場したためか、
ライナーノーツに「長いこと待っていてくれた方が居たらごめんなさい」なんて
ルイージの言葉が載っていたりします。

さて、このＣＤは副題の「Ｂ－ＳＩＤＥ　ＭＵＳＩＣ」が示すように、
レコード時代のＢ面のような、
派手さは無いけど長く楽しめる作品が集められています。
なので、
ある意味、一番味のある作品集かも知れません。

収録曲も、
元祖スターフォックスとでも言うべきＧＢのワイヤーフレームＳＴＧ「Ｘ」や
隠れた名作「カエルのために鐘は鳴る」、
本体を見たことすらない人も多いであろう６４ＤＤの「タレントスタジオ」のような
マイナータイトルからも取り上げられています。

バランスが良くて飽きの来ないＣＤだと思います。

Final Fantasy 1987-1994（ポリスター）

オールドファンが懐古してやまない、
６までのファイナルファンタジーから収録されたベスト版ＣＤです。

一枚のＣＤで６作をカバーしているため収録数に限界があり、
収録曲もＦＦ３悠久の風伝説、ＦＦ４ケルティック・ムーン、
ＦＦ５ディア・フレンズ、ＦＦ６グランド・フィナーレからのチョイス（本ＣＤオリジナルは二曲）で
ゲームの原曲では無いので、
純粋にゲーム音楽として好きな方には物足りないかと思われますが、
非常に良いＣＤだと思います。

ＦＦ２の交響曲（シーン７）は
元作品にさほど思い入れが無かった（汗）にもかかわらず迫力に圧倒されましたし、
おおたか静流さんなどのヴォーカル曲は美しく、
ＦＦ６のオペラはオペラ歌手が歌っており驚かされました。
モーグリやチョコボのテーマも楽しげで良かったです。
クリスタルのテーマが入ってないのは少々残念でしたが・・・。

なお、各曲のライナーノートも面白い上、
ハードカバーの植松氏（ＦＦ作曲者）のエッセイ「人生思うがまま」まで同梱されており、
なかなかお得な作品だったと思います。

Final Fantasy 1987-1994

• アーティスト: ゲーム・ミュージック, 植松伸夫, 服部克久, 寺田憲史, 伊藤裕之
• 出版社/メーカー: ポリスター
• 発売日: 1994/12/10
• メディア: CD

ファミソン8BIT・桃井はるこ（ジェネオンエンタテインメント）

ファミソン8bitということで、
ゲーム音楽だと思いそうなタイトルなんですが、
演奏やアレンジがファミコン風という事でして、
純粋にファミコンソングなのは、
最後のトラックの「きみはホエホエむすめ」（アイドル八犬伝）だけだったりします。

しかしながら、ホエホエむすめ自体、
歌入りの物はこれまでありませんでしたので、
これを聞くのはそれなりに価値があると思います。
どうせならファミコン絡みの歌ばかり（「君を信じて」とか）
でも良かったとは思いますが・・・。

なお、他の選曲は、
ファミコン世代には懐かしいアニソンとなっています。

ファミソン8BIT

• アーティスト: 桃井はるこ
• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
• 発売日: 2007/03/21
• メディア: CD