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三國志VI with パワーアップキット(光栄) [プレイステーション]

少々手を加えただけのマイナーチェンジ版、
いわゆる完全版商法というのは
安易かつお客様をなめているように思えて好きではないのですが
その商法の始祖とも言えるコーエーの場合は
パワーアップキット版が出ると最初からわかっているので、
それを待って(友人が)購入しました。

戦闘が交互のターン制でないお蔭で
コーエーのSLGの中では一人用でも遊べる方ですけれど、
やはり大勢が決してからエンディングまで続けなければならない
惰性プレイの長ったらしさは辛いものがありました。

その点、
天下取りなどはどうだっていいという対人戦は
緊張感が持続して非常に面白かったです。
自軍孫策(のちの呉)、友人軍劉備(のちの蜀)で遊んだのですが
COMの動向などそっちのけで楽しませてもらいました。

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※以下プレイ日記

初期設定で友人が史実モードにした為ひと悶着。
自分「美人妻義兄弟(孫策と周瑜)が序盤で居なくなったらどうしてくれるんじゃい」
友人『終わるまで大丈夫だから心配すんな』

人気武将が浪人すると放浪してそうな所に長期捜索隊を送りこみ争奪戦。
「よっしゃ、趙雲ビンゴ~」
『ギャ~っ!』
「あれ、孫策は好かん・・・だとぉ?!(相性が悪いとスカウトできないのである)」

長期捜索をしているとアイテムを拾ってくることも。
「お~!史記を見つけてきたぞ」
『(悲鳴)!』
「は~るをあいするひーとーは~♪(しきの歌違い)」

そんなことをしている間にCOMの曹操軍が勢力を拡大、
我が孫策軍は早速同盟を締結するも
皇帝の言うがままに曹操領を切り取っていた劉備軍は
同盟も断られ絶え間ない攻撃を食らう羽目に。
「曹操、チャチャチャ!(応援中)」

しかしながらゲームセンスの良い友人は見るからに劣勢でも跳ね返す。
「張飛だけ敵に隣接させて
他の部隊はひとマス離れて弓攻撃ってのはうまいやり方だなぁ」
『でも、こう続けざまに攻められるとジリ貧だよ』

そして兵数が怪しくなってきた劉備軍、
建業に新天地を求めるも敗走。
「降参?」
『セーブしてファミスタだ(負けず嫌い)』

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二人共いい大人なので数ヶ月に一度しか対戦できず
かなり時間が経ってからこの圧倒的優勢な戦況にて再開。


空白地に逃げ込みかろうじて一国のみ維持という
風前の灯火状態の劉備軍。
もはや
赤子の手をひねるよりも倒すのがたやすいという状況であるにもかかわらず、
なんと彼の地との間に同盟領がはさまっていたため
体面やら何やらが気になって攻め込めず。
これが大きなターニングポイントとなり
劉備軍の怒濤の復活を許す羽目に。

そんなこんなで
当方は曹操領に囲まれている事もあって領地が増やせず
劉備軍はのびのびと勢力を拡大し
こちらが劣勢になってしまったのであった。

そろそろ孫策の命運も近づいてきたようなので
乾坤一擲の大勝負を大将自らかけたのだが・・・
城に居座る黄忠隊から繰り出される弓攻撃の雨あられにより
あえなくジ・エンド。

・・・・・やっぱり決断できない人って大将に向かないですな(まとめ?)。

(ゲームクエストに投稿したものに加筆しました)


三國志VI with パワーアップキット

三國志VI with パワーアップキット

  • 出版社/メーカー: コーエー
  • メディア: Video Game



タグ:三国志6
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DEPTH(SCE) [プレイステーション]

ゲームには『音ゲー』というジャンルがあります。
それは音楽ゲームの略称で、
つまり音楽的なゲームを指しているのですが、
その大半はリズムアクションとも言うべき物だったりします。
それらはやはり本質がアクションゲームなので
誰でも気軽に楽しめるというわけにはいかず、
優れた音感、
並外れた反射神経、
ステージを暗記できる記憶力、
反復練習をものともしない継続力、
それらのいずれか(もしくは複数)を持たざるプレイヤーには
おいそれとは楽しめない壁がありました。

で、本作なんですが、
シーケンサのような編集画面など
とっつきの悪い部分が無いわけではありません。
しかしながら、
当時としては抜群に、そして今でも美しいムービーの中、
主人公であるイルカを操作しながら音を集め、
即興の音楽を奏でていく快感は
どうしようもないほど素晴らしいです。
何せ編集を除くプレイ部分では小難しい操作は皆無であり、
気に入った音を集めたアンビエントな音楽を背景に
イルカを十字キーで動かしつつ(もちろん当たり判定等はない)
○×ボタンに割り振られた音で演奏しながら
海中遊泳を楽しむひとときは、
まさに『真の音ゲー』、
いや、
既にリズムアクションに『音ゲー』の総称が与えられているからには
本作は『音ゲーを超越した何か』
という称号を与えても差し支えないのではないかと思われます。

プレイステーションが覇権を握って以降、
発売されるソフトの数が劇的に増え、
良作ですら埋もれると全く売れないなど
ゲーム界における功罪はいろいろとあるのですが、
その功の部分は
DEPTHのようなそれまでのゲームという常識から
かけ離れたゲームの登場ではないでしょうか。
本作なんて、
将来は美術館に展示されるようになると思います。

と散々激賞してきた
このDEPTHは気に入った人には
100点満点の150点というような点を付けられそうな作品なのですが、
合わない人だと何が楽しいのやら・・・
で終わってしまう可能性も大ですのでご注意下さい。
なお、
現在はゲームアーカイブスでも配信されており、
PSPだとかつてのPS以上に楽しめるという事も付け加えておきます。


DEPTH

DEPTH

  • 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • メディア: Video Game



タグ:DEPTH SCE
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ガンバの冒険 THE パズルアクション(D3パブリッシャー・バンダイ) [プレイステーション]

プレイステーションの後期、
キャラ物のバンダイとシンプルシリーズのD3パブリッシャーが組んだ企画、
シンプルキャラクター2000シリーズというものがありまして、
アニメなどのキャラクターを使ったシンプルなゲームがいくつか発売されました。
以前紹介した奇面組なんかもそうなんですけど、
本作もその中の一作です。

ちなみにこのシリーズ、
アニメとゲームジャンルが無関係っぽい物も多く、
その点をまず心配していたのですが、
本作のパズルアクションで
原作アニメにも登場した猫や巨大魚、狐、イタチ等と戦うという内容は
じゃりん子チエの花札ほどではないにしても
そこそこマッチしていたように思います。
まあパズルアクションって言うくらいなので
樽を持ち上げて投げたり
それが当たると一発で猫を倒せたりして、
前歯の攻撃なんて無いんですけども。

ちなみに原作は
斎藤惇夫氏による小説「冒険者たち」をアニメ化した「ガンバの冒険」でして、
ドブネズミのガンバが
6匹の仲間と共に白イタチのノロイを倒す旅に出るという物語でした。
出崎統氏の出崎節とも言うべき冴え渡った演出や
椛島氏のデザインと声優陣の熱演による魅力的なキャラクターたち、
作品にマッチした背景や音楽などが相まって、
大ヒットこそしなかったものの熱心なファンを生んで
映画にもなり、
関連作も全てアニメ化されました。

DSCF0368.JPG

そのアニメ版のストーリーを追って
ステージが進んでいくという作りは手堅く、
ファンとしては新規作画が見られて嬉しかったのですが、
バランスがあまり良くなかったため、
ゲームとして楽しいかというと結構微妙な感じでした。
基本はステージの通路を隔てた壁であり障害物でもある
樽や石、クルミなどを拾って投げ、
敵を倒していきノルマを達成すればステージクリアなんですが、
それだけだと動きの速い(上に緩急もある)敵が多いためじきに詰まります。
で救済策というわけでも無いのでしょうが
キャラごとに特殊技という物があるのです。
この特殊技がキャラによって全然使えない物があったり、
ヨイショ(船乗りネズミ)の無敵状態のようにバランスを破壊するような物もあったりで
非常に惜しかったなぁと思います。

DSCF0369.JPG

なおパズルアクションと言いつつも
パズル要素は障害物を投げずに好きな場所に置いて
戦いやすい状況を作るくらいなので、
アクションゲームと言って差し支えないと思います。





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オアシスロード(アイディアファクトリー) [プレイステーション]

多種多様と言えば聞こえはいいが、
あまりにも安易に多くのソフトが発売される状況の中、
これまでの機種に無いほど、
全然売れない良作が多かったのがプレイステーションでした。

その中では微妙な出来の本作ですが、
何か心に残るとでもいいましょうか、
捨て置くには惜しい存在だったのです。

砂漠化によって滅びつつある世界で、
途切れた交易路を復活させながら、
世界の記憶を集めていくというストーリーで、
例えるなら、
シルクロード風ファンタジー世界のネオアトラス的シミュレーションRPG(意味不明)
という感じでしょうか。
ちなみに喜太郎風の音楽と
いのまた風のキャラクターも雰囲気に合っていました(汗)。

プレイヤーキャラも選べますし、
交易路を作りつつ旅をするのも楽しいのですが、
マップなどのシステムが不親切かつ超シンプルでして、
これってどこのPCエンジン?と言いたくなるほどでした。

開発力のある会社で、
センスのあるディレクターがリメイクしたら化けるんじゃないか、
そう思える惜しい作品でした。


オアシスロード

オアシスロード

  • 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
  • 発売日: 1999/02/25
  • メディア: ビデオゲーム


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エラン・プラス(ビスコ) [プレイステーション]

今でこそ、女性用恋愛ゲームも花盛りですが、
少し前までは「ギャルゲー」の呼称が示すように、
恋愛ゲームは男性用ばかりという状態でした。

そんな中、果敢な挑戦で一部好事家に大受けだった、
早すぎた佳作が本作と言えるように思います。

さて、ゲームの目的ですが、
惑星エランへの探査船(定員2名)の搭乗員に選抜されることです。
そうなる為に、育成SLG同様、訓練施設で日々トレーニングを行い、
最終試験のクリアを目指すわけですが、
トップ合格者から、パートナーとして指名を受けることでも搭乗員になれるため、
ひたすら交友関係に力を入れるのもありな作りとなっています。

で、遊んでいて違和感を覚えたんです。
仲良くなると、男の隊員も妙に親密になってくるので・・・(汗)。

そう・・・そうなんです。
本作では男=女だけでなく、
男=男でも恋愛関係になってしまうのです。
しかも、女性主人公も選べるため、
女=女も可能です(笑)。
全年齢対象ゆえ、Hな部分は皆無ですが、
親密になると相手が心の中までさらけ出してくるので、
かなり強烈なインパクトがありました。

同様のコンセプトの作品は他にも「いつか重なりあう未来へ」がありますけれど、
あちらは男版と女版で違うパッケージであり、
本作のようにリーズナブルな親切さはありません。

ちなみに、本作は最初に出た「エラン」と、
廉価版「エラン・プラス」がありまして、
プラスは多少追加要素が入っており、セーブデータの互換性は無いようです。
完全版商法なんて怪しい商売がまかり通る中、
そういう意味でも好感度の高い作品でした。

(毎日ゲームクエストに投稿したものです)

elan plus(エラン・プラス)

elan plus(エラン・プラス)

  • 出版社/メーカー: ビスコ
  • 発売日: 1999/04/01
  • メディア: ビデオゲーム


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