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ウルトラマン(バンダイ) [プレイステーション2]

大百科を二種類持っていたり、
トレカの元祖っぽい「怪獣の世界」なるスタンプブック
(薄いカードをブックの当該スペースに貼り付けるもの)も
コンプリートしていたり、
消しゴムやら合金玩具もあれこれ持っていたり・・・というような
ウルトラファンだった自分ですが、
レオを最後に遠ざかっております。

そんなある日、
Penという雑誌の別冊で
初代ウルトラマンが表紙のものがあり、
思わず買って帰ってきたのでした。


Pen+(ペン・プラス) 円谷プロの魅力を探る。 ウルトラマン大研究!  2012年 4/13号 別冊 [雑誌]

Pen+(ペン・プラス) 円谷プロの魅力を探る。 ウルトラマン大研究! 2012年 4/13号 別冊 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 雑誌



エース以降の扱いがかなり控えめで
マニアックな人には物足りないような気もしましたけど、
写真も綺麗で楽しく懐かしみながら読ませてもらいました。
ただ
ウルトラシリーズ全体を扱っているため、
個人的に馴染みの薄い
80や平成ウルトラマンもそれなりに載っており、
ゲームにおけるファイナルファンタジー同様
長く続いているシリーズをまとめるのって
難しそうだなぁ・・・とふと思ったのでした。

ult0.JPG

というわけで本作です。
リアルなピンボールゲームで知られつつ
キャラゲーを作らせてもこだわりを見せる
KAZe(カゼ)の開発による
初代ウルトラマンを描いたゲームです。

ult1.JPG
(放送中顔やらが変わっていったのも再現)

軸となるストーリーモードでは
プレイヤーはウルトラマン、
もしくはハヤタ隊員やビートル号を操作して
怪獣や異星人と戦います。

ult2.JPG
(ウルトラマンに変身する主人公・ハヤタ隊員)

ストーリー紹介の画像と変身シーンは
放送されたものから使用されておりますが、
それ以外はゲームによる新規のものとなっています。

ult3.JPG
(変身)

体裁としては3D格闘的ではあるものの、
KAZe作品らしくこだわり優先のつくりになっており、
まず体力ゲージがありません。

ult4.JPG
(戦闘開始)

原作では地球での活動時間が限られるため
残り時間が短くなると赤く点滅をはじめていた
カラータイマーが
このゲームでは体力ゲージ的存在であり、
攻撃されたりすることで点滅をはじめ、
さらに時間が経過したりすると点滅が速くなり
そこでまだ手間取っているとウルトラマンが倒れてしまい
ゲームオーバーとなります。

ult5.JPG
(必殺技スペシウム光線が炸裂)

攻撃はどうするのかといいますと、
殴ったり蹴ったり投げたりすることで
必殺技のゲージがたまってゆき、
ゲージの量によって
八つ裂き光輪、スペシウム光線など
繰り出される必殺技が違ってきます。
そうして怪獣の体力が尽きるとクリアとなります。

ult6.JPG
(倒して飛び去る直前。このシーンは体力がギリギリだと別のものに)
ult7.JPG
(じょわっ)

そんなわけで
格闘ゲームというよりも
ウルトラマンごっこ、
あるいは怪獣プロレスと言うのがふさわしいと
思われる本作。
動きも原作同様(狙って)もっさりしてますし、
格ゲーで速攻で倒すのが好きなんて方だと
ちっとも面白くないかも知れません。

ult8.JPG
(各話導入部分のストーリー紹介)

ですが
ウルトラマンの雰囲気を楽しみたいという
原作に慣れ親しんだ方には、
それこそ珠玉のキャラゲーと言っていい
良作だと思います。

ult9.JPG
(綺麗なゼットン)

なお、
ゲームを進めるほどに
新しいモードがあれこれ出てくる仕掛けになっており、
なかでも
「帰ってきたウルトラマン」モードは
話数が少なめでストーリー紹介こそないものの
しっかり作られていて、
まさに
一粒で二度美味しいゲームでした。

ult10.JPG
(ゾフィーはここだけ)

※画像は(c)バンダイ・円谷プロ


ウルトラマン

ウルトラマン

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: Video Game



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