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pasomate33 MR-33DR(サンヨー) [周辺機器]

吸収合併されたと思っていたら
一部のブランド名を残してすっかり消えてしまった感のあるサンヨー(三洋電機)。

よく知られる
二槽式洗濯機やエネループ以外にも
家電の歴史に残るような商品を開発してきたメーカーでした。

かくいう自分の初PC(マイコン)もサンヨーのMSXで
MSXの中ではかなりの上位機種(けどNECの最安機種並価格)だったのですが、
10年以上前の燃えないごみの日に処分してしまったため
今回はこちらを紹介します。

rec1.jpg
(正面から。おや、何かテープが入っているぞ)

フロッピーディスクを売っているところをほとんど目にしなくなった今日この頃。
当時はそのフロッピーディスクドライブですら高嶺の花だったため、
パソコンのデータ記録にはカセットテープが使われておりました。
ファミコンライクなROMカートリッジが売りだったMSXとて例外ではなく、
データをセーブする必要があるソフトの場合
カセットに記録しなければなりませんでしたし、
雑誌などのプログラムを保存するのももちろんテープ、
そもそも市販のソフト自体がテープ中心でした
(カートリッジ主体だったのはコナミとナムコ)。
読み込み時間が天と地ほど違うため
ソフトはみんなカートリッジで出してくれればいいのに・・・と
当時は思っていたのですけれど、
敷居が高かったんでしょうね。

音楽ソフトの世界でも
CDやMDを通り越して
MP3やら手応えのない存在になってしまった現在、
演歌や高齢者にしか需要が無さそうな
カセットテープではありますけれど、
それらと(収録時間が大きく違うだけで)
基本的に同じものが使われています。

rec2.jpg
(中身。当時年齢制限が無かったとはいえ売る方も売る方だね(おい
ちなみに光栄のソフトは同じデザインでタイトル部分だけ「信長の野望」とか書いてました)

というわけで
普通のラジカセでもデータレコーダーとして使えたようなのですけれど、
形から入るのが大好きな筆者としては
専用のテレコを一緒に購入したのでした。
なのでこのMR-33DRも
(リモート機能を除いて)MSX以外のPCにも使えるのだと思います。

rec3.jpg
(裏&下面)

このテレコ(テープレコーダーの略)で
『ハイドライド』『デゼニランド』『信長の野望』『ザース』などなど
長きにわたって活躍するメーカーの出世作を遊んできたと思うと
感慨もひとしおではあるのですが、
MSXが無い今となっては・・・
普通のテーププレイヤーとして使えるかしら?
と思ったら
スピーカーがありませんでした(汗)。

rec4.jpg
(なにげにジャスコのマークも懐かしい。というか伝票をベッチョリ貼ってくれてるわね)

思い出とともにまたしまっておくことにします。
タグ:MR-33DR
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コメント 6

犬塚ケン

良いですね~、テレコ!
中学の技術室に置いてあって、技術部員が遊んでたなあ。

任天堂のDL併売がどうのこうのもそうですけど、
いまだに記録媒体は悩みの種になってますね。
エロが重要なのも同じかな(笑)。
by 犬塚ケン (2012-04-28 16:31) 

どらお

犬塚ケンさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

技術室って懐かしい響きですね・・・。
半田付けとか超苦手でしたけど(汗)
今の学校にもあるのかしら。
それから
記録媒体は容量に関しては
かなりの所まで行ってると思うのですけど、
不正に対する部分は今も悩みの種みたいですね。
かつてはその(不正に使う)労力を
他(の有益なこと)に使えば・・・と思っていましたが
使えないんだろうなと最近になって思うようになりました。
by どらお (2012-04-28 18:05) 

ムグ

硬派なイメージのKOEIだけになんだか・・・。
中身が気になっちゃいます!!!!!
(*^_^*)
by ムグ (2012-04-29 09:23) 

どらお

ムグさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
内容は
団地で大人のオモチャ類を売り歩く
セールスマンのシミュレーションゲームでして、
題材以外は当時の表現力も相まって
ちっともエロくなかったように思います。
ある意味トップマネジメントのルーツなのかも・・・
by どらお (2012-04-29 10:27) 

湯沢原

こりゃまた懐かしいですねー。
しかも、高級品ではないですか!
周りにこういうものを持ってる人もいなかったので
ラジカセを駆使してLOADしてましたね。
カウンタが頼りの頭出しがめんどくさいのです。
BASICプログラムとかも、頑張って保存してたなぁ。

LOADを待ってる時間がまた、味わい深いんですよね。
by 湯沢原 (2012-05-01 04:02) 

どらお

湯沢原さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
リモート機能といっても
一時停止でコントロールしている感じだったので、
テープが伸びちゃいかんと
ほとんど手動で操作しておりました。
だったらラジカセで良かったんじゃ・・・
と言われそうですが、
読み込みエラーなどとは無縁だった事を考えると
意味はあったのだと思われます。
カウンターが結構ファジーだったため
今だとファクシミリくらいでしか聞けない
ピーガーガー音のちょっとした違いで判別していたのを
ふと思い出しました(スピーカーは無いけど聞こえた)。

信長の野望なんてオープニングのためのロード
(OPのあと改めて本編のロード)と
分かっていたにもかかわらず、
待ち時間もそれほど苦じゃなかったですね。
今だとブーブー言いそうなものですが・・・。
おおらかな時代だったのかしら。
by どらお (2012-05-01 12:01) 

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