AGAIN FBI超心理捜査官（テクモ） [ニンテンドーDS]
このゲームを初めて知ったとき、
実写アドベンチャー好きとしてはちょっと気になったものの、
海外ドラマの
民放好みな題材というかあまり好きじゃない路線っぽい
（ちなみに好きな路線は「名探偵モンク」とか）
ということでスルーしておりました。
しかしながら
制作がアナザーコードなど
今の時代には珍しい良作アドベンチャーを送り込んでいるCINGと知り、
CIN者としてはお布施･･･じゃなくて
買わせていただきましょうと早速購入したのでした。
というわけで
縦持ち推理アドベンチャーゲームである本作は、
FBI特別捜査官のジェイとなり
19年前の未解決連続殺人事件とそれをトレースしたかのような現在進行中の事件を
ともに追っていくというストーリーです。
（主人公・ジェイ）
本作の一番の特徴は
メーカーも全面に押し出していたパストヴィジョンモードでしょう。
19年前の事件の生き残りであるジェイには、
過去に殺人があった現場に来ると
当時の映像が見えてくるという特殊能力があり、
現在の現場を当時の様子に近づける事で
殺人事件の真相が見えるようになるため、
ゲーム的には
右画面の現在と左画面の過去を見比べながら
気になる部分を長押しタッチするという
いわば間違い探し的なものになっています。
（パストヴィジョンモード）
なお、
能力発動には強烈な頭痛を伴うという事で
長押しタッチの回数も制限されており、
漫然とはプレイできないようになっています。
（頭痛に襲われるジェイ）
で最後まで遊んでみた感想は、
どうにも重苦しいなぁ･･･と。
19年前の事件で家族を殺されている主人公は
心の傷が深すぎるのか面白味に欠ける人物で、
容疑者を含め事件に関わっている人たちも
事件が後を引いていることもあって暗く、
相棒や後輩など暗いところのない普通の人は
ゲーム的に扱いが軽い事もあって、
プレイ感がどんよりしているのはまあ想定内とも言えますけれど、
ある犯人の場合は動機が唐突すぎて唖然としましたし、
続編を匂わすためなのか何なのか
最後もスッキリと終わらないのがまた
CINGらしからぬ
落ち着かないホッとしない幕切れに感じられ、
遊んでいる最中は相応に楽しめたものの
ちょっと残念な作品でもありました。
（パートナー・ケイト）
※画像は(c)テクモ・CING
（よろしかったらポチお願いします）
実写アドベンチャー好きとしてはちょっと気になったものの、
海外ドラマの
民放好みな題材というかあまり好きじゃない路線っぽい
（ちなみに好きな路線は「名探偵モンク」とか）
ということでスルーしておりました。
しかしながら
制作がアナザーコードなど
今の時代には珍しい良作アドベンチャーを送り込んでいるCINGと知り、
CIN者としてはお布施･･･じゃなくて
買わせていただきましょうと早速購入したのでした。
というわけで
縦持ち推理アドベンチャーゲームである本作は、
FBI特別捜査官のジェイとなり
19年前の未解決連続殺人事件とそれをトレースしたかのような現在進行中の事件を
ともに追っていくというストーリーです。
（主人公・ジェイ）
本作の一番の特徴は
メーカーも全面に押し出していたパストヴィジョンモードでしょう。
19年前の事件の生き残りであるジェイには、
過去に殺人があった現場に来ると
当時の映像が見えてくるという特殊能力があり、
現在の現場を当時の様子に近づける事で
殺人事件の真相が見えるようになるため、
ゲーム的には
右画面の現在と左画面の過去を見比べながら
気になる部分を長押しタッチするという
いわば間違い探し的なものになっています。
（パストヴィジョンモード）
なお、
能力発動には強烈な頭痛を伴うという事で
長押しタッチの回数も制限されており、
漫然とはプレイできないようになっています。
（頭痛に襲われるジェイ）
で最後まで遊んでみた感想は、
どうにも重苦しいなぁ･･･と。
19年前の事件で家族を殺されている主人公は
心の傷が深すぎるのか面白味に欠ける人物で、
容疑者を含め事件に関わっている人たちも
事件が後を引いていることもあって暗く、
相棒や後輩など暗いところのない普通の人は
ゲーム的に扱いが軽い事もあって、
プレイ感がどんよりしているのはまあ想定内とも言えますけれど、
ある犯人の場合は動機が唐突すぎて唖然としましたし、
続編を匂わすためなのか何なのか
最後もスッキリと終わらないのがまた
CINGらしからぬ
落ち着かないホッとしない幕切れに感じられ、
遊んでいる最中は相応に楽しめたものの
ちょっと残念な作品でもありました。
（パートナー・ケイト）
※画像は(c)テクモ・CING
- 出版社/メーカー: テクモ
- メディア: Video Game
（よろしかったらポチお願いします）
DSiウェアで復活
30年ぶりに帰ってきた迷い猫
じゅんで～～す! 長作で～～す! 三波春夫でございます
QRコード
こんにちは。
このゲーム、ちょっと遊んでみたいのですが、
頭痛を伴う能力というのは、
聞くだけでも、重苦しい感じがします。（笑）
せめてプレイ後感が爽やかなら救いがあるのに、
なんだかすごく残念ですね。
by setakemura (2010-02-02 06:29)
setakemuraさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
相棒も「行くたびに消耗してる」なんて心配してますし、
全体的に暗いです（汗）。
任天堂から出ていた四作は
どれもプレイ後感が良かっただけに
後味が良くないのがやはり一番残念でした。
by どらお (2010-02-02 09:12)
こんにちは。
ボクもそれなりにCIN者です。
この作品は、副社長の鈴木理香があまり関ってないんですよね。
かなりテイストが違いますよね。
たしかに全体的に暗いですけど、
ゲームの作りがシンプルでガンガン進むので、
個人的にはよいバランスだと思いました。
『ラストウィンドウ』も終らせないとな…。
by ケン (2010-02-02 11:00)
たしかにCING作品と見ると弱いですが
リバーヒル時代を知るものとしては
タイムスリップしたようなコマンド総当り方式が懐かしくて良かったですw
Ｘファイルのモルダーなんかもそうですが
海外ドラマの主人公は使えそうで役立たずが多いんで
ジェイの立ち位置はあんなもんかな。
というか主役はこうでないとと大笑いしてました。
海外ドラマリスペクトして真剣に作ったはずが
パロディになってました的なところがよかったですwww
by なかじマダオ (2010-02-02 11:57)
ケンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
なるほど、そういう事情がありましたか。
ということは
自分の好きなCINGは
鈴木氏の作る雰囲気によるものが大きいのかも知れないですね。
それから
ゲームのテンポ自体は自分も好きでした。
今ってプレイ時間＝コストパフォーマンスみたいな意見を
そこかしこで見かけますけど、
充実した短時間の価値が分からないのかしらと思います。
by どらお (2010-02-02 20:51)
なかじマダオさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
自分も総当たりに加え
電話コマンドのような必要性を感じない物があるなど
洗練されてるようでそうでもない辺りがまた
何だか昔のアドベンチャーっぽいなと思いました。
それにしても、
恐るべき特殊能力を持ちながら
ジェイって勘も悪いしなかなかの役立たずでしたね～。
テクモとしては
ワイド劇場系が息切れした事から
今度は海外ドラマだ！という感じで作ったんじゃないかと思いますけど、
ちょっと訴求対象の範囲が狭かったかなぁ･･･
by どらお (2010-02-02 21:12)