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オールアバウト ぷよぷよ(電波新聞社) [書籍]

スーファミの頃からプレステ初期ぐらいまで、
一般的なゲーム攻略本と同じ判型でありながら
装丁の違いと分厚さで
異彩を放っていたシリーズがありました。

その後
出版社を変えて
解体新書やアルティマニアを出している
と言えば分かる方も多いと思いますが、
山下氏率いるスタジオベントによる攻略本、
オールアバウトがそれだったのです。

他にも厚い攻略本はありますけれど、
中身はからっきしなんて物も少なからずありました。
そんな中、
スタジオベントの攻略本は厚さに見合った内容量で
まさに「大丈夫」な本だったと言っていいでしょう。

さて、
この「ぷよぷよ」攻略本ですが、
攻略部分と資料部分が両立している
すぐれものの本でして、
それまで
なんとなくのフィーリングで遊んでいて
連鎖は偶然に頼る部分も多かった
ファジーなプレイヤーとしては
まさに目から鱗が落ちる内容でした。

puyo2.jpg
(キャラクター紹介)

これまた適当プレイヤーだったにもかかわらず
スピードが上回っていたため
負ける率が高かった友人にも
これを読んでからは連戦連勝できるようになりました(笑)。

puyo3.jpg
(「まわし」といっても相撲じゃありませんです)

主に格闘ゲームが多かった
このシリーズですけれど、
読んでいれば
その後の隆盛も納得できる気がします。

puyo.jpg
(画像から公式ページに飛びます。まだ買える作品もあるようで驚き)

※画像は(c)電波新聞社/コンパイル/セガ

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コウノトリ

ぷよぷよフィーバーチューからのユーザですが
古い、ぷよらー(死語?)が良書・良書と語っている
ので気になります。
齢60を超えるぷよらー(右脳式ぷよぷよルームの作者)
も、人生を変えた一冊と呼んでいるぐらい…
クリックでサイトに行きましたが、残念ながら
ぷよ系の2冊は完売…
ネット全盛の時代だから、特殊な技術(想像はできないけど)
を使ってでも、電子図書販売してくれないかな
by コウノトリ (2009-10-04 01:37) 

どらお

コウノトリさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
元々ぷよぷよを作っていたコンパイルは
まめに広報誌を送ってくれる会社でして、
大会に参加しているユーザーの幅が広いことも
よく書かれていたのですが、
今も活動されている方が居るんですね。
おかげさまで
良いもの(右脳式ぷよぷよルーム)を見せていただきました。
紹介ありがとうございました。

この本はですね、
まだ攻略法などが確立していなかった時期に登場したこともあって
自分みたいな下手くそぷよらーでもとっつきやすく、
さらに上を目指す人も参考になるというバランスの良い攻略本でした。
今みたいに
仕事だからやり込んでるという感じじゃなく
心底ぷよぷよが好きで書いている感がにじみでているのも
生きた内容になっていた理由じゃないかと思います。
数年前までは大きな書店でシリーズを見かけることもあったのですが・・・。
ちなみに
電波新聞社は新聞の縮刷版をCD-ROMで出しているような会社なので
電子図書もじゅうぶん可能な気がするのですが、
労力が売り上げに見合うのかどうかや
版権がセガに移ったこと、
復刊要望が非常に多かったオールアバウトナムコですら
諸事情で復刊がならなかったことなどから
道のりは厳しいように思えます。
by どらお (2009-10-04 13:42) 

けろたん

懐かしいーーー
友達の家にあった
おかげで戦力差
が中途半端でなく
自分にとっては
脅威の本だった
by けろたん (2009-10-17 01:50) 

どらお

けろたんさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
落ち物パズルの元祖テトリスとは違い、
連鎖のテクニックを知っているかどうかで
かなりの差が付いてしまうゲーム性でしたから、
攻略本のハンディをはね返すのは大変だったでしょうね。

その後
上級者との差を埋めるべくして登場したのが
フィーバーだったのかなと思います。
by どらお (2009-10-17 09:34) 

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