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SUNCLUB(サンソフト) [ファンクラブ]

ゲームの世界にもファンクラブはありまして、
本体やメーカーに人気シリーズ
果ては特定キャラにいたるまで
数多くのファンクラブが登場しましたが、
ネット時代の到来もあって
ファンサービス的な
従来のスタイルのものはほとんどが役目を終えました。

かく言う自分も何やかやと所属しており
ここに書きたいとは思っていたのですが、
それぞれが結構古いこともあって
資料が処分や紛失などで出てこず
今まで何も書けない状態でした。

ところが先日、
押し入れの段ボールを整理していたら
懐かしのサンクラブ会報が出てきましたので
早速紹介します。

サンクラブ(SUNCLUB)とは
サンソフト(旧サン電子)のファンクラブでして、
会費を納めると会報を送ってくれるという
近年のものに比べるとおとなしめのクラブでした。

sunclubcard.JPG
(会員証。会費を納めて入会してるのにおめでとうってのはちょっと変な気がする・・・)

その会報は雑誌サイズで10ページほどからなり、
新作の紹介や
発売済み作品の攻略、
スタッフのコメントなどのゲーム情報に加えて
読者コーナーが1ページという構成でした。

sunclub.JPG
(表紙)

読者コーナーにはイラスト部門もあり、
自分も今見ると恥ずかしくなるような
ど下手くそな絵を載せてもらった覚えがあります。
今ごろのゲーム誌などのように
セミプロみたいなイラストは少なく、
まだまだアットホームな雰囲気でありました。

sunclub2.JPG
(会報の中身)

後にスーパーサンクラブと名前を変え、
そちらも数部発行されて
クラブが終了になったように思います。
終了の際は会費の一部を小為替で返金してくれた記憶があります。

supersunclub.JPG
(スーパーサンクラブの中身)

自分がサンソフトを好きだったのは
「リップルアイランド」や「マドゥーラの翼」、
「デッドゾーン」などキャラクターに魅力があったからなのは
もちろんですが、
何よりチャレンジャー精神が旺盛であり、
ディスクマガジンの「ナゾラーランド」、
同じくディスクシステムでの学習ソフト、
旨い商売だった野球ゲームの新データを
安価なソフト内カートリッジで販売しようとした親亀カセット、
さらには電話回線を使った対戦ゲーム、
人気キャラが居ても続編を出さない格闘ゲームなど
ゲームに対する姿勢が何かと好ましく、
本当に応援したくなる会社だったからなのです。

残念ながら
今では語学学習機器やポータブルオーディオの充電器などを作っており
ゲームの方は撤退はしてないけど・・・みたいな有様の
サンソフトではありますが、
またゲーム界で活躍する日が来ることを祈っております。

※画像は全て(c)サンソフト

追記6/2
後から気がついたのですが
このエントリで使っている画像のサンクラブは第二期でして、
第一期は全て表紙がもりけん先生によるもので
内容もお遊びが多く手間がかかっており
まさにファンのための楽しい冊子でした。
今回発掘したサンクラブに載ってないのは何故だと思っていたら
自分の下手くそな絵も第一期でした(汗)。
ぼくのあの冊子どうしたんでせうね・・・

なので
スーパーサンクラブは第三期という事になります。
記憶がアイマイミーマインで誠に申し訳ないです。
万一発掘されたら画像を一部差し替えるつもりです。
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コメント 4

ケン

こんばんは。
サンクラブの会報とは、貴重な物を見せてもらいました。

子供の頃に持っていたサンソフトのゲームは、
『アトランティスの謎』くらいですけど。
でも、成人してから『リップルアイランド』をプレイして、
感銘を受けましたね。
もりけん先生のデザインも素晴らしい。

ところで、いつの間にかマダオ氏のブログと相互リンクが出来ていますね。
by ケン (2009-05-31 21:52) 

どらお

ケンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今後も面白い物を発掘したらアップしようと思っております。

「アトランティスの謎」は
サンソフトの中でもかなりオーソドックスなゲームですね。
同じアクションゲームでも
「いっき」とか時代劇系のは何かと濃かったですので・・・。
「リップルアイランド」は学生時代に遊びましたが、
逃げてる最中に待避という
当時のアドベンチャーゲームのセオリーからはずれた
アクティブな操作に全く気付かず、
蛙のままの王女と結婚するエンディングで
とても腹が立った覚えがあります(笑)。
そうそう、
自分も最近ゲーム誌(ゲームサイド)の特集で知ったんですが
コミカライズもしているもりけん氏のイメージが強い
「リップルアイランド」ですが
ゲームでのデザインは別の方だったそうです。

それからマダオさんですが、
バーチャルコンソールクエストに初めてコメントを入れた際に
名刺代わりにここのURLを貼っていたのを
ちゃんと見ててくださったようで
リンクの申し出をしてもらったのであります。
by どらお (2009-06-01 01:06) 

setakemura

こんにちは。
サンソフトクラブは、案内を貰ったのですが、
有料だったために入会しなかった記憶があります。
興味は、あったのですけど、ケチだったので(笑)。

サン電子のころから、色々遊んできましたが、
我が家で稼働率が高かったのは、
「上海」と「超惑星戦記メタファイト」でした。
by setakemura (2009-06-01 09:22) 

どらお

setakemuraさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今後書こうと思っている物を含めて
無料のファンクラブもいくつかありましたよね。
サンソフトの場合は好きなメーカーだから入りましたけど、
そうじゃなきゃ自分もソフト購入資金になってたと思いますよ。

それから確かに
「上海」は飽きが来なくて長持ちするソフトでした。
なつゲーにもありましたが
人気上位だったように思います。
あと
「メタファイト」はパッケージの女の子がどこにも出てこないのと
アクションに加えてパズル的難しさもあって
下手っぴゲーマーとしては辛いものがありましたけど、
もっとメジャーになっていいくらい出来の良いゲームでしたね。
by どらお (2009-06-01 19:45) 

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