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ブラック・ジャック 火の鳥編(セガ) [ニンテンドーDS]

ゾルゲール哲氏による手塚ものゲーム第二弾ですが、
本作は元気開発の医療アクションゲームです。

タイトルのようにブラックジャックが主人公ではあるものの、
手塚漫画同様というか24時間テレビ用アニメのように
スターシステム満載のオールスターキャストとなっています。

構成としては漫画のコマ割りのように話が進んで行き、
これも漫画風の手術シーンでは
音ゲーのように出てくるマークの中の矢印にタッチペンを沿わせ、
形がキッチリ合えばグレートもしくはグッドの評価になり、
それが5連続で続くと刻々と減ってゆく患者のバイタル(体力)が微増します。
合わなかったり時間切れだと判定がバッドとなってバイタルが減少し、
ゼロになるとゲームオーバーです。
オペの後半は面ごとに違う趣向になっており、
イライラ棒風や連打などが待ち受けています。
ちなみにゲームオーバー時には、
BJの師匠である本間先生の
「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」
という台詞が流れるなど演出もツボにはまっていました。

ストーリーは原作では中途半端に終った感のある、
母が死亡して自らも大怪我を負った子供時代の不発弾爆発事件関係者、
彼ら五人への復讐を軸に巨大な陰謀との戦いが
壮大なスケールで進められます。
オリジナルストーリーゆえ毎回患者が別手塚作品の主要人物で、
ミッドナイトやきりひと、伊武谷万次郎など
メジャーじゃないキャラも多く含まれているため、
手塚ファンなら
原作どおりの展開でなければいけないという人で無い限り、
手塚ワールドを満喫できる事と思います。
自分もミッドナイトとか読んでなかったので買って読みました(汗)。

なお、セガのゲームだけに難易度は高めで、
中盤以降は下画面を激しく連打させたり、
過去のカルテの高ランククリアを強いたりしてくるので
その辺りはご注意ください。

(毎日ゲームクエストに投稿したものです)

ブラック・ジャック 火の鳥編

ブラック・ジャック 火の鳥編

  • 出版社/メーカー: セガ
  • 発売日: 2006/11/09
  • メディア: ビデオゲーム


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