DS文学全集(任天堂) [ニンテンドーDS]
本作はゲームではなく、
読書ツールといった感じのソフトです。
著作権の切れた名作小説・随筆などが合計百本収録されており、
同種のソフトの中でも抜きん出たコストパフォーマンスを誇っています。
それに加えてWi-Fi環境にあれば更に別の作品をダウンロードする事が出来、
最大27本保存できるようになっています。
こちらは新作も何本か配信されるとか。
ネットで有名な青空文庫が協力しており、
そういう意味では
PSPなど他の携帯端末で読むのと変わりないように思えますが、
DSで使いやすいように何かと工夫されているので、
本当に読みやすい仕上がりになっています。
活字の大きさが選べるのは勿論の事、
しおりも作品ごとに三箇所挿め、
BGMも喫茶店風や環境音と揃って至れり尽くせりです。
しかもページめくり時にパラリという音が鳴る上、
十字ボタンだけでページ操作が出来るので、
DSLiteだと片手持ちで寝ながら読書してしまう事すら可能です。
なお、Wi-Fiで人気がある作品を調べたり、
簡単なアンケートで気分に合った作品を推薦してくれたりなんて
面白い機能もいろいろとあったりします。
で、今は「次郎物語」を読んでいる訳ですが・・・
定番に加え、
廃刊になって入手難の作品もいくつか収録されてますし、
かなり長い間楽しませてくれそうな良いソフトだと思います。
今、一番売れてるDSソフトらしいですね~。
自分も欲しいなぁと思いつつ、やっぱり、活字は紙の上で読みたい派
(あと、風呂場で読みたい派)なので、買おうかどうか迷ってます。
場所を取らないってことと、追加配信があるってのは大きいんですけども。
ハヤカワ文庫版が出たら、多分、迷わず買うんですけどね。
by 湯沢原 (2007-11-01 21:50)
湯沢原さん、コメント有難うございます。
店によってはFFスピンオフ作品の方が売れてるようですが、
本作は安価でターゲット層が広いので、
長く売れ続けそうな気がします。
自分は物が嵩張るのが苦痛になりつつあるので(汗)
丁度良いソフトが出たという感じでした。
それから、
本作の安さは著作権切れと青空文庫でデータ化済みというのが大きいので、
ハヤカワだと1冊につき100円が精一杯じゃないかと思われます。
しかもミステリとSF、ファンタジーで読者層が全然違ったりする分、
一本でまとめるのも大変そうな・・・?
by どらお (2007-11-02 09:51)
こんにちは。
おすすめの本を選んでくれる機能を使ってみたら、
4作のうち2作までが苦手なホラーものでしたが、
本の選択に迷った時には、なかなか面白い機能だと思いました。
で、既読でしたがお薦めされたので「生まれ出ずる悩み」を読みました。
でも、読んでみても何故お薦めされたのかがいまひとつ謎でした。(笑)
by setakemura (2007-11-02 11:08)
setakemuraさん、こんばんは。
コメント有難うございます。
おすすめが苦手なジャンルってのは辛いですね(汗)。
そもそも100作のうちから選ぶという時点で限界がありそうなのですが、
自分の「次郎物語」は気分に合っていたように思います(笑)
by どらお (2007-11-02 22:05)