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英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け(任天堂) [ニンテンドーDS]

脳トレのお陰でゲームをプレイする層が広がり、
トンデモ理論でゲームバッシングされることも減っていきそうですが、
そんな流れに加え、
ゲームが勉強になるなんていうイメージまで加えてくれたのが本作です。

実のところ、家庭用ゲーム機の学習ソフトは昔からありました。
ファミコン発売当時でも、ポパイなどキャラクターを使った物が出てましたし、
ディスクシステムでは、もう少し学習要素が濃くなった物もあり、
携帯機のゲームボーイでは暗記物が・・・という感じで、
そこそこ売れた機種には大抵存在していました。

しかしながら、ヒットした本作に比べ、過去作はさして売れませんでした。
それらと本作の違いは何か?
と考えるに、本作はターゲットが広かった事が第一に挙げられます。
今までの物は、小学生向きだったり、受験生向きだったり、
英語にしてもTOEIC試験用という感じでターゲットが特化されており、
その層以外は興味が湧かなかっただろうと思われます。
比べて本作は、「英語が苦手な人」という曖昧なというか幅広いターゲットに向けてあり、
つい買ってしまいそうな雰囲気があります。
さらに、DSの「字を書く」という要素が非常に大きかったと思います。
普通に勉強するにしても、よほどの人でない限り、
ノートに書いて学ぶというのが基本です。
しかしながら、過去の学習ソフトは、
PC版のえいご漬けを含め、キーボードで打つのが限界でした。
実際、プレステのポケ単のような良作も、
ポケステの操作性のせいで長くは使えませんでした。
そんな不満を、DSのタッチペンが打ち破ってくれたような気がしてなりません。

やたらと褒めましたが、もちろん不満もありまして、
クロスワードのヒントにある用例に答えが載っているなんてのは、
かなり初歩的なミスだったと思います。
アルファベットも個人差はありますけど、
認識の悪い文字があったりしました。
あと、ターゲットの広さもある意味弱点で、
学生の知り合い何人かにも試験には影響してないと聞きましたし、
TOEIC600オーバーを狙う人としても若干物足りないものがありました。
折角ヒットした作品なので、
「旅の指さし会話帳DS」のようなバリエーションを期待しております。

なお、最初に脳トレ的イベントがたまにありまして、
その中に発音を真似るというものがあるのですけれど、
自分が吹き込んだ"I love you."なんてのが
後で起動した際に流れたりするのは、
かなりの地雷だと思います(汗)
ご注意ください。

(毎日ゲームクエストに投稿したものです)

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2006/01/26
  • メディア: ビデオゲーム


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珠紗

こちらへのコメントはお久しぶりです。こんばんは。

「英語が苦手なひとの」といううたい文句に
すっかり乗せられたくちです。
英語に苦手意識を持っている日本人が多い(と思う)だけに
このうたい文句はうまいですよね。
さすが。

私自身は、忍耐力がないのか、どうしても続けられませんでしたが。お恥ずかしながら。
by 珠紗 (2006-12-25 19:16) 

どらお

珠紗さん、お久しぶりです。
コメント有難うございます♪
本作は、名前もそうですが、
CMなんかも上手かったですよね~。
昔の任天堂は宣伝が上手くなかったと思うのですけど・・・。
DS以降はホント変わってきましたね。

ちなみに、自分も放置気味です(汗)
by どらお (2006-12-26 10:45) 

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