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エアガイツ(スクウェア) [プレイステーション]

 スクウェアが放った、ポリゴン(3D)格闘ゲーム。店頭でスケ番刑事風の娘のイラストを目にして、フラフラと吸い寄せられ購入してしまいました。

 やってみると実に面白い作品でした。自由度が高いという表現が適切かどうかは悩みますが、自動的に相手を向いてくれない、360度移動できる、段差のあるステージの存在、意外なラスボス、エンディングのスタッフロール時に大ボス登場など、従来のものと一線を画する試みが多く、飽きさせません。
 格ゲーファンにはあまり受けが良くなかったのも、これまでの文法を踏襲していないことが一因だと思われます。

 常識を越えたおまけも魅力です。たくましいオッサンと少女(映画レオンみたい)がダンジョンを冒険するブランドニュークエストは、良くできたアクションRPGですし(セーブ条件が厳しいのは意地悪です)、ミニゲームもアクションオセロにハイパーオリンピック風と多彩です。とにかく、コストパフォーマンスは満点です。

 そして、隠れた?ウリがFF7のキャラクターだったりするのですが、クラウド(FF7主人公)を使っていて不思議な感情に捕らわれました。ティファとの対戦でクリスタルのテーマの中戦っていると、不意に痛みを感じたのです。殴っても、殴られても心が痛むのです。すまない…と思いながらクリアしました。
 今までは、殴られて顔を腫らしたキャラを見てもさしたる痛痒を感じなかったのに…。

~以下妄想~
ティファ「あなたの気持ちもわかるけど、危険と知ってて行かせる訳にはいかないわ」
クラウド「これは俺の問題だ、そこをどいてくれ」
ティファ「どうしても行きたければ、私を倒してからにして頂戴」
クラウド「くっ…」

 このようにすっかりハマったのですが、この作品、あまりヒットしなかったようです。原因と思われるひとつは、パッケージが地味であること(これはロックマンDASHやマール王国等にも言えます)と、魅力的なキャラを全面に押し出していないことだと思っていたのですが、廉価版ではなんと、クラウドとセフィロスのピクチャーレーベル!?ゲストキャラに食われてしまったオリジナルキャラ達が気の毒ですが、このゲームに触れる人が増えるきっかけになればいいなと思いました。

(毎日ゲームクエストに投稿したものです)

エアガイツ PS one Books

エアガイツ PS one Books

  • 出版社/メーカー: スクウェア
  • 発売日: 2002/01/17
  • メディア: ビデオゲーム


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