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ファイナルファンタジー モンスターマニュアル(JICC出版局) [書籍]

現在のファイナルファンタジーでは
イメージイラストのみ参加という印象のある天野喜孝氏ですが、
初期から中期は主要キャラクターに加えてモンスターのデザインもしていたため
かなりの存在感がありました。
シリーズ人気にもかなり貢献していると思います。

この本はそんな初期FF(1と2)のイラスト集です。

ff2.jpg

今時のイラスト集と比べて値段が安め(980円)なことや
モンスターのイラストが単色線画であるからか、
作品のイメージイラストと主要キャラクター部分のみがカラーで
残り三分の二を占めるモンスターイラストはモノクロとなっています。

ff3.jpg
(しかも紙が黄色い・・・劣化じゃなくて)

とはいえ
このイラスト集を眺めていると
当時が思い出されますし、
なにより
ドット絵描きさんたちの仕事ぶりも大したもんだったんだなぁと
再確認できるのでありました。

ff4.jpg
(勢揃い)

ff1.jpg

ファイナルファンタジー モンスターマニュアル―天野喜孝イラスト集

ファイナルファンタジー モンスターマニュアル―天野喜孝イラスト集

  • 作者: 天野 喜孝
  • 出版社/メーカー: JICC出版局
  • 発売日: 1989/03
  • メディア: 単行本



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コメント 4

Kabejima

これ中々良さそうな本ですね。
天野善孝のイラスト集って結構お高いし
ファイナルファンタジーって初期には確実に
ファンタジーだったし、今となっては貴重な
歴史の1ページである気がします。

なにより血が通っている感があるし。
どらおさんの蔵書の一つから、でしょうか?
押さえるべき所は押さえていますね~。
by Kabejima (2010-09-07 01:54) 

どらお

Kabejimaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
カラー部分は余白が多くて
ページいっぱいに絵を持ってきてよと思いましたが、
ちょっとした説明などは
クアールのせいで投げたんだよなぁ(おい)などと
思い出したりして今見ても面白いです。
ちなみに
普段こういう本はあまり買わないのですが
氏のモスピーダが好きだったこともあってか
発売当時に思わず手に取った次第です。
それから
SFのFもファンタジーだと言っちゃそれまでなんですけど
中世西欧風の方がしっくり来るんですよね・・・自分も。
by どらお (2010-09-07 09:46) 

ケン

こんばんは。

天野氏の絵柄は病気っぽくて(笑)、それほど好みではないですが、
それでも「FFといえば天野喜孝」ですね。
野村とか(以下略)。

最近の画集は高いのが多くて、マニアしか手が出せません。
文庫本サイズとかでもいいと思うんですけど。
ドット絵の技術って、完全に失われたそうですね。
今のグラフィッカーは、ドット絵だと円も描けないらしい。
by ケン (2010-09-11 23:19) 

どらお

ケンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
自分は天野氏では
アニメーターから画家への過渡期くらいの
『機甲創世記モスピーダ』というアニメが好きでして、
初期FF頃の美女は
そのモスピーダの人型エイリアンに近い絵柄だった事もあって
すんなり受け入れておりました。
それから
仰るように最近の画集って高いですよね。
貧乏性としては2000円台を超えると手が出ません(汗)。
漫画みたいに台詞が読みづらいなんて事もないので
後から文庫でも出して欲しいところです。
あと
ドット絵は『コロぱた』や『くまたんち』あたりは
かなり良い線行ってると思うのですけど、
もっと物量が必要な格闘ゲームやシューティングは
最新シリーズはドット絵じゃなくなったというものが多くて
(メタルスラッグやKOFも先行き怪しい感じで)
本当に消えかけてるのかも知れないですね。
コスト第一だとドット絵は時間と人と金がかかって
削減対象になりやすいのだろうとは思いますが
寂しい限りです。
by どらお (2010-09-11 23:55) 

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