SSブログ

おやじハンターマージャン(ワープ) [3DO]

「Dの食卓」以降の一時期、
社長の自信満々というか自信過剰な言動や
ソニーの発表会でセガサターンへの乗り換えを発表するなど
派手なパフォーマンスでゲーム界を賑わせたワープ。

プレステ、サターン以降から知る人にとっては
むしろゲーム以外で目立っていたイメージが強そうですが、
そんなワープが普通にゲームを作っていた
3DO時代の作品が本作です。

とはいえ社長の言動同様とんがった雰囲気は
この麻雀ゲームにも十二分に感じられまして、
ゲームCDの背には「ヒゲ男の脱出/ゲップ大王」などと
全然違うタイトルが書かれていたり、
脱衣麻雀の逆を行くような
女の子をオヤジから助けるという内容など
個性的なつくりになっています。

oyaji.jpg
(おやじハンター)

ただ
おやじハンターなるヒーローもどきの主人公が
女性に嫌がらせをするおやじ達に鉄槌を下すという構図は
目新しくはあっても
全くもってモチベーションを上げるシチュエーションではありませんでした。
考えてもみてください、
二人麻雀で対戦相手が見苦しいおやじなんですよ。
ダンディなおやじならいいとは言いませんが、
きちゃないっぽい変態おやじとサシで麻雀なんて
悲しくなるだけでしょう・・・。

そのうえ
上がった後のルーレットで補正がかかり
点数×何倍というダメージが与えられるのですけれど、
なんと
相手が上がった際にもお仕置きタイムという同等の仕打ちがあるため、
あと一歩まで追い詰めながら
10倍攻撃を食らって大逆転負けみたいな事もあって
非常にストレスでした。
ツモでいちいちAボタンを押すことや
リーチなどの際に変な間があることも
積もり積もってストレスの元になっていったように思います。

oyaji6.jpg
(おしおきタイム)

話をおやじに戻しますが
彼らはバリエーションも
ブルセラおやじ
サドマゾおやじ
セクハラおやじ
コテコテおやじ
アルッタ☆ロボ
とあり、
なぜかそのうち二人が関西弁というのはさておき
おおかたは名前のイメージどおりですが、
聞いただけじゃ想像の付かないアルッタロボは
某いいともを収録しているビルがロボ化して
モニターにおやじの顔が表示されているというものであります。

oyaji.jpg
(ブルセラおやじ)

なお本作では
主人公やおやじだけでなく
襲われている女の子も
美少女ライダーや美人スチュワーデスなど
名前が設定されていないのが
結構印象的でした。

とまあ
本編にはあまり良いイメージのない作品ですが、
おまけが結構充実してまして、
プロポン君とメガダす体験版、
本作オリジナルのパズルゲーム「マージャリス」
(麻雀牌を使った落ち物パズル)、
「Dの食卓」紹介ムービー、
そして
お蔵入りになった
3DO版「Dの食卓2」ムービーが収録されていました。

oyaji5.jpg
(マージャリス)

oyaji3.jpg
(Dの食卓2)

オマケといえば
現在は声優として活動している
宍戸留美氏が歌う主題歌シングルCDも
文字通り同封されてました。
改めて聴いてみたところ
まだあまり「おんぷ」っぽくなかったです。

※画像は(c)ワープ


おやじハンターマージャン  【3DO】

おやじハンターマージャン 【3DO】

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Video Game



blogram投票ボタン
(よろしかったらポチお願いします)
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 1

コメント 2

与一

マージャリスは、「オマケレベルにしては」という但し書き付きですけど、そこそこ面白かったような気がします。
まぁ麻雀牌を使う必然性なんて、全く無いんですけどw
by 与一 (2009-09-19 16:38) 

どらお

与一さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
そうですね、
オマケやミニゲーム集の一作なら
良作と言っていいでしょうね。
確かに
考えてみれば
役を作るわけでもなく、
全く麻雀である必要のないルールでした(笑)。
by どらお (2009-09-20 07:57) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。