リップルアイランド(サン電子) [ファミコン]
※ネタバレ含みます。
「リップルアイランド」はサン電子制作のアドベンチャーゲームでして、動物たちと人間(動物と同じような大きさ)が仲良く暮らしている島でのお話です。
そんな島である日、カエルの魔人が皆に慕われている姫をカエルに変えてしまい、王様が姫を助けた者を姫の婿にするというお触れを出し、それを見てやってきたのが主人公・・・だったような(恐ろしくいい加減な記憶)。序盤の廃村でたたずんでいた少女と魔人を倒しに行くのですが、その少女(キャル)が真のヒロインでした。
ほのぼのとした世界に、細かい所が動いたりする画面と、なかなか良く出来たアドベンチャーゲームで、根強いファンが多かったです。サン電子の他のゲームにも、キャルがゲスト出演したりしていましたし。でも外見とは裏腹に、内容は結構意地悪な謎もあったりして、普通に遊ぶとカエルのままの姫と結婚、というエンディングになったような気がします。それから、サン電子が愛知県だからか、ラスボスのカエル魔人は凄い名古屋弁でした。「どえりゃーとれえ奴でいかんわ!」みたいな。
ただ、真のエンディングのキャルには、衝撃を受けました。当時としては珍しいくらい大きめのグラフィックで、ドット絵職人の巧みの技に感心したものです(サン電子はアニメ絵の女の子が上手い)。ちなみに、最終戦闘の前に、キャルから「勝てるかどうかも分からない戦いはやめて、2人で暮らそう」と悪魔の?ささやきがあるのですが、それに同意すると、小さな家に2人で暮らすというエンディングもありました。
(なつゲーで書いたものです)
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