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オトナファミ 2011年2月号(エンターブレイン) [雑誌]

タイトルに「ファミ」と付く事から
ファミ通系だと容易に想像できるこの雑誌。
以前書店で少し眺めてみたところ
ターゲット層がよく分からないというか
俺様(誰)がターゲットじゃない事は分かったという感じで
その後は手に取ることがありませんでした。

しかしながら
今月号は妙に分厚く
というか挟んである付録が嵩張るためにふくれあがっており
思わず目を引いてしまったのでした。

どんな付録なのか見てみると、
動物写真家・岩合氏の世界ごろ猫カレンダーに
プラスなど文房具メーカーから出ている
個人情報保護スタンプの簡易版、
そして
家庭用ゲーム機完全図鑑・平成編という
ごうか三だいふろく(少年誌風表現)でして、
購読している新聞のカレンダーが
月めくりからポスター型になってしまった事もあり、
付録で元が取れそうと買ってきたのでした。

fami.JPG
(本誌と付録セット)

まず必要にせまられていた猫カレンダーですが、
これが普通のカレンダーから想像される
愛らしい猫ちゃんたちではなく、
ありのままの猫という雰囲気でひと味違ったものでした。

fami2.JPG
(しょうげきのマルキン猫。駄洒落なのかしら)

スタンプは顔料インクで補充もできるようですが
あくまでも売られている物に比べると簡易なものでして、
ゲーム好きとして一番の注目である
家庭用ゲーム機完全図鑑・平成編に移りますと・・・
図鑑と言いながら35ページしかありません。
が、
オールカラーである事に加え
マイナーなハードまで収録されていたのが面白かったです。
平成編ということでスーパーファミコン以降のハードを網羅しており
(PCエンジン・メガドライブなどは後付新機種も含まれず)
まだ出ていない3DSまで紹介されています。
機種の新しさやメジャー度によって
ページの割き方に相当の差がありますけれど、
それぞれに一本以上ソフトの紹介もあり、
ピピンはやっぱりガンダムなのね・・・とか
PC-FXだけ裸の二次元ギャルってのは
いくら何でもひどいんじゃなかろうか
(レーザーアクティブの実写ギャルは服着てるのに)
などと楽しめました。

fami3.JPG
(その他大勢扱いの皆様)

本誌にも触れておきますと、
ファミ通のゲーム(広告含む)以外の部分を中心にして
ゲームの分量は思った以上に少ない
そんな内容です。
どこが(ファミ通に比べて)オトナなんだろうという疑問については
読者コーナーや漫画が無くてデザインがスッキリしている辺りが
ややオトナなのかも知れません
(オトナべーしっ君四コマだけ巻末にあり)。

普段ゲームから遠ざかり気味な人を対象にした
サブカル総合誌といった風な構成は、
映画だとシネコンでやるようなのばかりだったり
漫画も「このマンガが・・・」みたいな
最大公約数っぽいもの中心、
あと芸能にガンダム(トミノインタビュー付き)、
ジャンクフード(ギンビスやマックスコーヒー工場は興味深かった)や
ファーストフードなどなど
待合室で置いてくれてたら
(XXウォーカーなどのように)重宝しそうだなというもので、
ゲームも基本的にはそういう感じなのですけれど、
その中にレトロゲームのページがあって
ネオジオステーションやマークIIIの孔雀王、
液晶ゲームのクロスハイウェイを紹介していたり
草なぎ氏のインタビューで
ファミコン以前にテレビべーダーにハマってた
(『シティコネクション』が得意で猫を踏まないなどなかなか濃い内容)
なんて話がある所は
やはりゲーム誌なんだなとちょっと安心しました。


オトナファミ 2011年 02月号 [雑誌]

オトナファミ 2011年 02月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/12/20
  • メディア: 雑誌



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GAMESIDE(ゲームサイド) 2010年 05月号(マイクロマガジン社) [雑誌]

唯一のレトロゲーム専門誌として登場し
中古価格にも影響を与えたユーズドゲームズに始まり、
それが名前を変えたユーゲーと
最新ゲーム機のソフトを(ちゃんとプレイしてから)扱うナイスゲームズ
この二冊が合併してできたのがゲームサイドでした。

しかしながら近日中に発売される次号で休刊になるそうです。
編集部が一人なんて時期もあって
むしろその頃の方が危なそうだと思っていたのですが・・・
(ってまた一人になってたのね)。
数年前に終了したゲーム批評と今回のゲームサイドで
なじみ深いゲーム誌が全て無くなってしまうのは非常に残念です。

休刊について
ネットではユーゲーだけの要素にしなかったからだという意見をよく見かけますが、
ナイゲーも好きだった人としては、
ただでさえ内容が薄まりがちだったのに
レベル1なんて物まで出してスケジュールをきつくしてしまったことや、
既発売ソフトのプレイ後レビューだから価値があったのに
まだ海のものとも山のものともつかぬ
発売前の作品紹介を入れだした(しかも発売後不評だったりした)のが
まずかったんじゃないかな・・・と。
あと特定作品のシリーズ特集も
ただでさえコアな人向け雑誌なのに
輪をかけて人を選びすぎだったのではないか(自分はシレンの回くらいしか買ってない)と
思います。

さて、
花火じゃないですけれど
ラス前の本号は非常に充実しておりまして、
表紙にもなっているナムコ・アーケード特集は
ナムコのバーチャルコンソール作品を全て紹介するというもので、
作品によってはインストカードやポスター画像も載せてあり
見応え、読み応えのあるものでした。

nam.jpg
(座ったままスキャナから取り出そうとしたらこのページが破れたよ・・・汗)

最終号はシミュレーションRPG特集2だそうで
過去にもやったジャンルはいいから、
最後は
今までちゃんと扱ったことのない
マイナーハード全集にしてくれれば良かったのにと
思いましたけど、
わりと急な話だったみたいなので仕方ないのかなとも思います。
自分が昔買ってたアニメックの最終号も
表紙と編集後記以外は通常号みたいでしたし(遠い目)。

本号の連載コーナー扉絵が3DO美少女だったからいいか・・・(笑)

3do.jpg

※画像は(c)マイクロマガジン社・ナムコ・坂本みねぢ


GAMESIDE(ゲームサイド) 2010年 05月号 [雑誌]

GAMESIDE(ゲームサイド) 2010年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2010/04/03
  • メディア: 雑誌



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Nintendo DREAM (ニンテンドードリーム) 2009年 07月号(毎日コミュニケーションズ) [雑誌]

最近は確実に毎回買うゲーム誌の無い自分ですけれど
時々買う物の一つがニンドリことニンテンドードリームでして、
付録が良さげだと大抵買っております。

そんな訳で本号の付録は
任天堂SLGサウンドトラックベストセレクションCDです。
今までCDが付録の際は
ページとして厚手の紙に挟まれた状態で入っていたように思うのですが、
今回のCDはWiiのソフトのような白いトールケースに入っています。

さて収録曲を紹介すると

ファイアーエムブレムシリーズより
01. ファイアーエムブレムのテーマ(ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣)
02. グランドオープニング曲(ファイアーエムブレム 暁の女神)
03. Let's go together! (ファイアーエムブレム 烈火の剣)

ファミコンウォーズシリーズより
04. ジョンのテーマ(ファミコンウォーズDS)
05. リョウのテーマ (ゲームボーイウォーズアドバンス2)
06. 3度のめしより戦いが好き(スーパーファミコンウォーズ)

タクトオブマジックより
07. 時代よ巡れ、我が杖の導くままに
08. 蹄の音高々しく
09. 果て無き彷徨
10. 疾駆、雷鳴とともに
11. 勇壮たる進軍

となっております。

収録曲についてここをこうしてくれたら・・・という部分はありますし
パッケージのイラストも旧作の方が良かったなんて思いますが、
付録としてはかなり豪華なのではないでしょうか。

本の内容はというと
表紙にあるように逆転検事の記事がまず充実しており、
話題作から順当に
Wiiモンスターハンター3、Wiiアークライズファンタジアと
DSポケモン金・銀が、
それから
画像を見ると全然面白そうに見えないのが気の毒な
DSトモダチコレクション、
CDにも入っているDSロストマジックの関連作
Wiiタクトオブマジックがカラーで扱いも大きかったです。
他には
メイドイン俺のゲーム作り方講座が地味にいい特集だなぁと。

あとニンドリを買うといつもすぐに読む仙人のコーナーでは
今回も強烈な一言、
「戦国武将が人気なのはゲームでの狙い撃った演出とキャラによるもので
実在の人物がどうだったかはあまり関係ない」(要約)
というものがあり
この方なら「王様は裸で馬鹿だ」なんてことも言ってくれるんじゃないかと思いました。


Nintendo DREAM (ニンテンドードリーム) 2009年 07月号 [雑誌]

Nintendo DREAM (ニンテンドードリーム) 2009年 07月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
  • 発売日: 2009/05/21
  • メディア: 雑誌



タグ:ニンドリ
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週刊ファミ通6/13号(エンターブレイン) [雑誌]

自分は雑誌にしろ読むのが好きなので、
見るゲーム誌の代表格であるファミ通とはあまり縁がなく、
買っていたのは東府屋ファミ坊氏の頃までで、
後は年に数回、
友人が遊びに来た際に
電車で読んだのを置いていってそれを見るという感じでした。

しかしながら、
現在発売中の本号はMGSこと
メタルギアソリッドの歴史を語るDVD付属という事で、
突然切れた洗面所の電球を買いがてら
一緒に買ってきたのでした。

結論から言うと、
このDVDだけのために390円払う価値はあります。
4への予習としてもいいでしょう。
なお下手したらプレミアがついてしまうかも知れないので、
欲しい方はお早めに。
(注・1~3をこれから遊ぼうという方は完全にネタバレなのでお気を付け下さい)

で本誌はというと・・・
やはり読む部分は少なく、
岡本吉起氏のコーナーで遠藤雅伸氏にインタビューというのが
一番印象的でした。
遠藤氏の「当時はいいゲームを作ればそれが売れた。
戦略的不備が戦術的成功によってカバーできた(概略)」
という発言は彼が語るからこその説得力を感じました。
あとはシレン3の(中の方の)広告と世界樹2設定集の宣伝イラストが
かわいかったのと、
予定調和的点数に終始している中、
唯一はけ口にされてしまったような大奥記のクロスレビューが
お気の毒というか面白かったです(汗)。

PS3の四季庭も気になるなぁ・・・

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GAME SIDE (ゲームサイド) 2008年 06月号(マイクロマガジン社) [雑誌]

異端のゲーム雑誌であるゲームサイドは
前身のユーズドゲームズにナイスゲームズ、
姉妹誌のゲーム批評(廃刊)の頃から応援してきたのですが、
特定のゲームを特集している回(最初はディアブロだったかな・・・)はあまり好きじゃなくて、
前号(サクラ大戦特集)も買いませんでした。

ただ今回は贔屓の「風来のシレン」特集だったので買いました。
シレン特集はそうでもなかったですが、
全体的には買って良かったかなと思います。

まずシレン特集なんですけど、
梅谷、中村両氏のインタビューは無難に良かったです。
ただ作品紹介&レビューが薄いと言うか・・・。
正直PC版やDS版、ネットサルみたいな派生作はリストだけにして、
初代、2、GB、GB2、アスカだけを
SFC版(初代)並のページ数と濃さで書いてくれればと思いました。
2ページあるギャラリーなんてやっつけ仕事の穴埋めっぽいですし、
レビューも頁がただでさえ少ないのに
既出のイラストや画面写真の占める割合が多く、
そのうえ筆者の内輪ネタみたいなのが入ってたり、
何だかなという部分が結構ありました。

第二特集のインフィニティシリーズは、
ネタバレせずに魅力を紹介しようという努力が見えて良かったです。
ただ見た目がまんまギャルゲーなんで、
いくら力説したところで触る気にならない人も多そうですけど(汗)。

そして個人的に大ヒットだったサンソフト小特集は、
今回が最後で、
やはりというかリップルアイランドでした。
ここで元サンソフト会員でリップルアイランド好きな自分が知らなかった
衝撃の新事実が判明しました。
作品中で自分が好きだった絵柄は
キリタン氏によるものがほとんどだったのです。
これを知っただけでも買った元を取った気分でした。

それからゾルゲ氏漫画は相変わらず濃厚で面白いです。
今シリーズが単行本になったら是非とも欲しいのですが、
セガダイレクトが無くなった今、
出版社みずからサイン本とか売ってくれないかなと思っております。


GAME SIDE (ゲームサイド) 2008年 06月号 [雑誌]

GAME SIDE (ゲームサイド) 2008年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2008/05/02
  • メディア: 雑誌



この十日ほど前に姉妹誌のゲームサイドレベル1が創刊されまして、
読めばそこそこに楽しめるのですけど、
発売前や発売直後の作品を製作者インタビューと共に紹介ってスタイルが
もう一つ個人的に好きになれないというか・・・。
それだとカタログ的な他ゲーム誌と差別化も難しいですし、
先日の海腹川背ポータブル的失態も再発しかねないような(汗)。
ユーゲーとナイゲーみたいな棲み分けならいいんですけど・・・。
異端を一般化させようとして失敗した
ゲーム批評の二の舞にならないよう祈っております。


ゲームサイドLEVEL (レベル) 1 2008年 05月号 [雑誌]

ゲームサイドLEVEL (レベル) 1 2008年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2008/04/22
  • メディア: 雑誌



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