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有言実行三姉妹シュシュトリアン 第10話「ETおばさん見参」(東映・フジテレビ) [映画・ドラマ]

全国津々浦々「あまロス」の皆さん、こんにちは。
ここ最近の朝ドラをほとんど見ている自分も
あまちゃんがなければ杏ちゃんがあるじゃない?と
気持ちの切り替えに努めているところであります。

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(遠い目)

さて今回は
東映不思議コメディーシリーズの最終作、
「有言実行三姉妹シュシュトリアン」を
お送りします。

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(山吹家 朝の風景)

このシリーズは石ノ森章太郎原作・東映製作で
ロボコン系と美少女系が混ざった統一感の無さはともかく、
ユニークな作品も多々あって
なかなか侮れないものがありました。

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(長女・雪子/田中規子。どらお一押し)
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(次女・月子/石橋桂。コスチュームが一番似合う和風美人)
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(三女・花子/広瀬仁美。後の戦隊物にも登場)

中でも最終作である本作は、
酉年の平和を守るという
スケールの小さい設定もさることながら
個別のエピソードに何かとぶっ飛んだ話が多く、
三人娘もかわいいので、
今この時代に見ても
レトロ補正や思い出補正抜きに楽しめる(かもしれない)
特異な作品と言っていいんじゃないかと思います。

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(ETおばさんとサッカー少年)

いや、
それは分かったけど・・・
ここってゲームのブログじゃない?と
思われる方も居るでしょう。
もちろんゲームと関係がありますのでご安心ください。

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(キャプテン翼・実写版かのようなシュート)

本作では
当時の流行をあれこれ描いているのですが、
お立ち台ギャルやJリーグなどに加え
この第10話では
題材にテレビゲーム(ファミコン)が選ばれているのです。
どれだけ流行ってたんだという感じです。

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(ファクシミリで全宇宙に宣伝)

今回の話は
サブタイトルにもなっている宇宙人、
ETおばさんが
貧窮生活を送っている家族に仕送りするため、
子供たちをだまくらかして
ゲームソフトを巻き上げ、
それを他の宇宙人たちに売って
金儲けしようとするという内容です。

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(宇宙人のテレビに映る「それいけ!アンパンマン みんなでハイキングゲーム!」)
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(それを遊ぶ宇宙人・・・公園でじゃないよ)

その騙す手口が
サッカー少年たちに
ゲームソフトを持ってきたら
黄金の脚を与えてやるというもので、
おばさんが吐く息を浴びると
脚が黄金になり
漫画のようなシュートが撃てるようになるものの
一回こっきりで終了。
後には金メッキされた脚
(ゴールキーパーだと手)が残ったのでした。

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(当時はファミコンという単語がテレビゲーム全般を表していた)


詐欺だ、けしからん
となるのですけれど、
たった一回だろうが
あんなシュートが撃てたなら
ある意味元は取れてるだろうと
いい歳をした今では思ったりもして。
少年たちが持ってきたソフトも
ワゴン級ばかりみたいですし(おい)。

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(ミンキーモモをそっと戻している)

そんなこんなで
シュシュトリアンに
おばさんは懲らしめられてしまうのでした。

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(おばさんの抵抗、口臭攻撃)

そう、
懲らしめるだけで
存在を消し去ったりはしない辺りも
この作品の良いところ。

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(不法に入手されたソフトを買うのも犯罪です・・・と言ってる)

懲りないおばさん(柴田理恵)は
並み居る個性派ゲスト(丹古母鬼馬二、松尾スズキ、でんでんetc.)を押しのけて
この後も準レギュラーとして活躍するのでした
(ちなみに最初の画像の吹越満はレギュラー)。
ホント
中途で打ち切りになったのが
惜しい作品です。
まあ
関西じゃフジ系列の関西テレビでなく
地方UHF局で放送されるという
最初から不遇な扱いだったのですけどね。

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(制裁の蹴りっ)

※文中敬称略
※画像は(c)東映・フジテレビ・ファミリー劇場

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有言実行三姉妹シュシュトリアン VOL.1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
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ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(アミューズソフトエンタテインメント) [映画・ドラマ]

ゲームの映画化と聞くと
オールドゲーマーなら思わず眉をひそめるかも知れません。

ゲームのイメージをよく理解していない程度なら可愛い方で
世界観をぶち壊していたり、
悲しいまでに安っぽかったり(邦画に多い)、
全然似てなかったり(これはアニメでもあるから怖い)
会社を傾けたり(FF違い)
笑いのネタにされたり等々
ゲーム的には黒歴史みたいな作品が少なくなかったです。

中には
初期のバイオハザードやトゥームレイダーなど
頑張ってる物もあったんですけどね。

で、この映画。
スト2はヴァンダムで一度映画化した(しかも映画のゲーム化もした)のに
まだ懲りてなかったん・・・?とスルーしていましたが、
電車に乗り損なって入ったネットカフェの放映リストにあったので
何とはなしに観てみました。

結論としては・・・
許せるかな(何様)という感じでした。

相変わらず東洋の神秘みたいな演出とか
またかと思うこともいっぱいでしたけど、
作品世界を案外活かそうとしていたのは良かったです。

主人公チュンリーは
刑事だったゲームとは違いピアニストのお嬢ちゃんですが、
その父が悪の組織シャドルーに誘拐され
彼を連れ帰るべく更なる修行を求めて付いた師匠は
なんと元(ゲン。ゲームではストリートファイター1やZEROに登場)だったりして
ずっとこのシリーズを遊んでいる人としては
お、やるねぇと思ってしまったのでした。

そんな元もゲームよりうんと若い(しかもナンちゃん風味で大活躍)ですし
悪の頭目・ベガの子分はバイソンとバルログだけ、
バイソンに至っては火器と馬鹿力で戦うという
ストリートファイターの風上にも置けない奴だったうえに、
バルログの仮面は不細工だから(ゲームでは美形だから傷つかないため)、
最強の敵であるベガは体術(正拳突きなど)しか使わない、
他に出てくるゲームキャラはナッシュだけ(しかも刑事)と
よくよく考えてみると何だかなという映画でした(笑)。

ただ
ゲームで必殺技だったスピニングバードキックは
周囲を複数の敵に囲まれたときに繰り出すなど
なるほどと思わせる演出もあり、
ゲームの映画化作品としては悪くないか
という印象につながったんだと思います。

そうそう、
元々スト2のバイソンは
モデルがマイク・タイソンとまるわかりなボクサーだったこともあって
海外版ではベガとバイソンの名前が逆になっていた
(ゲーセンで大人気の頃はそのバージョンも出回っていた)
のですが、
この映画では
海外上映版と日本版で二回当該部分の台詞を撮影したようで
ちゃんとボスの名前もベガになっており、
その辺りの姿勢は好感度アップに貢献していました。
ちなみに
吹き替え版はタレントばかりでふざけた感じです。

言い忘れてましたが
主演のクリスティン・クルックは(あまり東洋っぽくないルックスなのはさておき)
華奢だけどアクションも頑張っててかわいらしかったです。

まあ
自分は原作に思い入れがあったので
何だかんだ言いつつ楽しめましたけど、
そうじゃない人に勧められるかといえば・・・
あまりお勧めできないです(笑)。


ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー [DVD]

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GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦(東宝) [映画・ドラマ]

こういう映画があった事すら知りませんでしたが、
友人が高橋名人の映画のビデオソフトを探していると聞き、
調べているうちに知った次第です。

そして数ヶ月が経ちすっかり忘れかけていた頃、
たまたま(二年位前)スカパーの日本映画チャンネルで放送されたので、
無事に見ることが出来ました。

内容ですが、
当時ゲーム少年(と一部少女)たちに大人気だった高橋名人と
ライバル的存在の毛利名人が、
ハドソンソフトのスターソルジャーで対戦するという、
ドキュメント風にしては演出過多な作品です。
まずオープニングテロップに合わせて
両者のトレーニング風景が映るのですが、
高橋名人は連打でスイカに穴を開けるし、
毛利名人は強烈に時代を感じるレオタードの姉ちゃん達とエアロビ・・・
という感じでかなり脱力的に面白かったです。

で、特設スタジオのセガ大型筐体みたいなセットで
大勢のギャラリーに囲まれて対戦するのですけれど、
このゲームを大して遊んでなかったためチンプンカンプンでした(汗)。
ただ大きな敵が合体するまでに倒せばボーナスってのが
スコアアタックの肝になっていたような。
盛り上げるための実況がうるさいですが、
ゲームセンターCXとかを楽しめる方なら十分楽しめる映画だと思います。

ちなみにビデオソフトは
併映のアニメ映画「ランニングボーイ スターソルジャーの秘密」と一緒に収録されており、
アニメの方が主役扱いでした(汗)。

そうそう、
それで見終わったDVD-Rを友人にプレゼントしたんですが、
彼が見たかったのは「はっちゃき先生の東京ゲーム」という別の映画だったという・・・(涙)
二本も映画に主演してる高橋名人ってホント凄いと思います。


タグ:高橋名人
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どうぶつの森(東宝) [映画・ドラマ]

ゲームが原作のアニメって結構あるのですけれど、
制作者の自己主張なのか好き勝手にいじっている作品も少なくない中、
元の雰囲気を大事にしようという気配りが強く感じられて好印象な作品でした。
地面にはさりげなく星印があったり、
とたけけのセリフで「以前は駅前で歌ってたけど」なんて言わせたりしていて、
ゲームを遊んでいるとニヤリと出来る場面が本当に多かったです。

不安要素の一つであるゲスト出演の芸能人も、
他のアニメ映画作品に比べて迷惑度が低く、
リセットさんの木村氏などは声優以上だった気がします。
ちなみに彼以外の関西弁キャラも自然でした。
ゴリラが立壁氏ってのは若干狙ってる感じですが良かったです。

粗を探せば語尾が「ごわす」のキャラが二人居るとか、
UFOの話がどうなんだろうなんて部分もありますが、
総じて良くできた話だったと思います。

あと、最初は男の子キャラがはしゃぎすぎかと思いましたが、
後になって考えると、
そういえばああいう遊び方してる人も居たな・・・と感心させられました。

どうぶつの森

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: DVD


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シェンムー・ザ・ムービー(セガ) [映画・ドラマ]

これはCSのNECOというチャンネルで観たのですが、
いやはや・・・(汗)
本当に劇場で公開されたのだろうかと思うような映画でした。

セガが傾いた一因と言われるほど資金をかけたゲームとは言え、
他社の映画的ゲームのようにムービーに金をかけている訳では無いので、
ゲーム画面まんま(字とか画面表示は無いけど)で映画と言われても・・・
という感じでした。
とにかく、CG映画としてはショボいとしか言いようがありません。
特に、バトルシーンなんかもゲームのままなので、
遠目に両者が並んだ構図は迫力が無く、
ゲーセンで他人が遊んでる格闘ゲームを覗いてるような趣が・・・(汗)。
ストーリーも、ナレーション無しで一応話が分かる辺りは頑張ったかと思いますが、
ゲームをほぼダイレクトに移行してるので、何もかもが唐突すぎました。

残念ながら、
「シェンムー2の特典で付いていれば、1を未プレイでも楽しめそう・・・」
くらいの価値しか見いだせませんでした。

シェンムー・ザ・ムービー

シェンムー・ザ・ムービー

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2001/12/21
  • メディア: DVD


シェンムー1通常版

シェンムー1通常版

  • 出版社/メーカー: セガ
  • 発売日: 1999/12/29
  • メディア: ビデオゲーム


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