雀偵物語(日本クリエイト) [メガドライブ]
パッと見、いかにも脱衣麻雀な雰囲気漂う作品ですが、
内容は、誘拐事件を捜査する探偵が主人公の、
アドベンチャー風麻雀ゲームでした。
聞き込みを麻雀で勝つことで行うというシステムが怪しかったです。
萌え全盛の今では考えられないほど、
普通に綺麗なお姉さんとかが出てくる作品で気に入っていたのですが、
PCエンジンで出た2作目以降は、あからさまなアニメ絵に変わってしまいました。
修羅の門(セガ) [メガドライブ]
セガのキャラゲーには佳作・良作が多いですが、そんな中の一本です。
少年誌に連載されていた格闘漫画のキャラゲーなのですけれど、
格闘ゲームではなく、シミュレーション風味のアドベンチャーゲームでした。
プレイヤーは主人公の陸奥九十九となり、原作通りに進むストーリー上で、
強敵達と相まみえていくのです。
アドベンチャーゲームではありますが、
キャラクターをちょっとアニメで動かすなどの演出が秀逸で、
結構その気にさせるゲームでした。
ちなみに、原作でいう第二部の、分家の小せがれを倒すまでが描かれていました。
コンティニューはパスワードですが、「おれがむつつくもだ」みたいな文になっていたため、
間違いにくくて良かったです。
なお、最後の北斗戦よりも第一部の海堂戦の方が難しいというのは
プレイヤーの共通認識だったような。
球界道中記(ナムコ) [メガドライブ]
昔から一社で大概のジャンルを網羅していたセガですが、
よく言われるRPGとともに、野球ゲームも苦手ジャンルだったように思います。
まぁ、ファミコン・スーパーファミコンとの差は「ファミスタ」があるかどうかが大きかったのですが・・・。
で、メガドライブにてファミスタのナムコが投入したのが本作です。
ナムコファンならタイトルで分かると思いますが、
「妖怪道中記」のたろすけが選手という野球ゲームです。
アーケード版では、その設定も生かされていたのかも知れないのですけれど、
メガドラ版ではあまり必然性を感じませんでした。
なお、メガドラ版ではセパ両リーグ+ナムコに加え、
なんとアメリカン・ナショナル両リーグも網羅されていました。
すべて変名でしたが(汗)
それにしても、あの頃メジャーリーグのチームを使えるゲームなんて、これくらいだったような気がします。
ゲーム自体は、くせのあるファミスタという感じで、えげつなく曲がる変化球などに驚かされましたが、
くせがありすぎて、変化して戻ってきたところを引きつけて打つ、なんて事も出来ました。