ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ(ヒューマン) [PCエンジン]
1989年に初登場し、会社を変えつつも、
現在まで生き残っているという驚異のシリーズです。
パッと見た感じはキャラが小さくて地味ですし、
プロレスラー消しゴムのごっこ遊びすら彷彿とさせるものがありますが、
これが逆にファン心理を上手く刺激していたのかなと思います。
なお、それまでは連打一辺倒でアクション要素が強かった
プロレスゲームというジャンルでしたけれども、
本作では、組み合って腰を落とした瞬間にボタンを押すと技が掛かるいう
タイミング重視のシステムであったため、
よりプロレスらしくなった気がします。
ちなみに、プロレスらしさの追求と言えば、
セガの全日プロレスという作品もドリキャスでありましたけど、
実名を使わない自由度という点で、
ファイアープロレスリングに軍配が上がりました。
あと、最初の頃のシリーズには無かったのですが、
後年のシリーズにはエディット機能が付いており、
手間さえ惜しまなければ、
団体どころか時空を越えた対戦も可能になっています。
ワルキューレの伝説(ナムコ) [PCエンジン]
隠れた人気キャラだったワルキューレを再起用した、
アクションRPGです。
本作はアクションゲーム色が強く、
縦スクロールアクションゲームと言って良いのかも知れません。
PCエンジンに移植するにあたり、
やはり劣化している部分はあったのですが、
ブラックワルキューレという新キャラのお陰で、
アーケード版に劣らない人気を博しました。
ちなみにアーケード版は、
プレステのナムコミュージアム5で遊ぶことが出来ます。
ナムコミュージアム Vol.5 PlayStation the Best
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 1997/02/28
- メディア: ビデオゲーム
遊々人生(ハドソン) [PCエンジン]
イース 1・2(ハドソン) [PCエンジン]
プロ野球ワールドスタジアム(ナムコ) [PCエンジン]
ファミコンで大人気だった野球ゲーム、ファミリースタジアムの
PCエンジン版です。
性能を活かして、東京ドーム風の球場が登場し、
芝は人工芝、特大のホームランで屋根に穴が開くなどの演出も加えられました。
ですが、自分はこの頃のファミスタ・ワースタは好きではありません。
その理由は、あまりにもパリーグを軽視しているからです。
在阪パリーグをまとめた「レールウェイズ」(電鉄系の会社ばかりな為)
西武以外の在関東チームをくっつけた「フーズフーズ」(食品会社の為)
なんて風に統合されたチームには、
プロ野球に対する愛情など露程にも感じられませんでした。
阪急なんて強豪だったのに・・・。
で、代わりにナムコキャラのチームや
メジャーリーガーのオールスター、漫画の野球キャラのチームを入れてるんですから
あきれて物も言えませんでした。
ゲーセンのは12球団あったんですが・・・。
そんな傲慢さ(他の件は後述予定)もあって、
「おごれる物は久しからず」ではないですが、
野球ゲームナンバーワンの座を
後発のパワフルプロ野球に奪われる結果となりました。
ダービースタリオンのように一般人を啓蒙するくらいの志があれば、
オリックス統合なんて事も・・・
とは買いかぶりすぎですね。