ROOMMATE 井上涼子(データム・ポリスター) [セガサターン]
犬も歩けばギャルゲーという時期に出た、
変わり種の作品です。
何が変わっているかと言いますと、
サターン内蔵時計を利用した設定がなのであります。
ゲーム内で女子高生の井上涼子とプレイヤーが
二人で同居・・・って昔の漫画で見たシチュエーションですが、
時計に従って彼女も行動しているというゲームなんです。
なので、平日の日中は学校に行っていて居ないですし、
夜中は寝ています。
だから、こちらの都合の良いようには遊べないという、
ある意味、不自由極まりない、でもリアル風味の作品でした。
ちなみに、当初は真面目に遊んでいたものの、
途中でフリーズしてサターンの他のゲームのセーブデータごと消えてしまい(号泣)
あとは時計をいじってインチキプレイで終えました。
なお、続編も何本か出ましたが、
作品ごとに絵柄が違うのは、キャラゲーとしてどうなんだろう?と思いました。
サターン内では、だんだん垢抜けていったと解釈出来なくもないですが、
ドリキャス版はロリっぽい絵柄になっており、
トホホという感じでした。
海へ Summer Waltz(セタ) [セガサターン]
サブタイトルに「リアル麻雀アドベンチャー」とあるように、
スーパーリアル麻雀のキャラを使った、ギャルゲーです。
スーパーリアル島みたいな仮名で開発されていた物が、
一時頓挫していたにもかかわらず、
サターン晩期に登場したような記憶があります。
シナリオはベーマガ世代には懐かしい、
ベントスタッフの手塚氏が担当しているので、
その辺のギャルゲーよりストーリーが上等です。
なお、シリーズ全体でキャラクターデザインを手がけている
田中氏は本作にかかわっていないので、
キャラの顔は違います(汗)
それが、同人ソフトっぽさを醸し出していたような・・・。
あと、開発時期の関係で、
7のキャラは後付的チョイキャラでの登場でした。
ちなみに、
本作は化石掘りをしながら女の子と仲良くなるという話のため、
麻雀も脱衣もございませんので悪しからず。
馬なり1ハロン劇場(マイクロビジョン) [セガサターン]
ときめきメモリアル(コナミ) [セガサターン]
PCエンジンで初登場後、
口コミで人気が沸騰し、PS版で大ブレイクした、
ギャルゲーの祖である作品のサターン移植版です。
元々、
卒業前に女の子から木の下で告白されるのが目的なんですが、
本作では、なんと、自分から告白できるようになりました。
でも、なんか負けた気がする(汗)ので、
一度も告白しませんでした(笑)。
ただ、サターンにはときメモPS版の直後に出た、
ギャルゲー西の横綱のサクラ大戦が鎮座していた事もあり、
PS版のような大ヒットには至りませんでした。
なお、PSの限定版はプレミアソフトの元祖に近い物がありますけれど、
サターンのデラックス版は、
色違いのパワーメモリ(後付記録装置)が安価に買える存在という、
いわば投げ売り状態となっていました・・・
ステークスウィナー2(SNK) [セガサターン]
早い話が、ファミリージョッキー系の競馬アクションゲームです。
第一作はアーケードで初登場し、結構遊んでました。
その続編の家庭用移植版です。
各機種で出ていたと思います。
新馬戦からGI戦線までを、
ゴールでスタミナを使い果たすようなペース配分で
他の馬に先着するよう手綱を取るという、
至ってシンプルなゲームなのですが、
競馬好きならば、結構楽しめると思います。
続編の本作は、ストーリー要素が付いたり、
いろいろと強化されていたように思うのですけれど、
やや中途半端な印象でして、
元のシンプルさを削いだだけのような気もしたような・・・。