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ちびまる子ちゃんの対戦ぱずるだま(コナミ) [セガサターン]

コナミの落ち物パズルゲームである「ぱずるだま」。
キャラクターを変えつつ
10年ほど続いた長寿シリーズでもありました。

オリジナルキャラで始まったアーケード版のあと
プレイステーション初期に発売されたぱずるだまは
「ツインビー」を題材にしていましたが、
マルチ展開で
同じ物をPS・SSの両方で出すのが基本だったコナミにしては珍しく、
サターンではキャラクターを原作付き人気アニメの「ちびまる子ちゃん」に変更して
投入してきたのでした。
絵柄は初期に近くて
今遊ぶとびっくりするかも知れませんが、
友蔵の声が青野氏になっているほか
性格付けは最近のものと近いように思います。
なお
プレステ版にはアーケード版もオマケとして収録されていましたが、
サターン版には収録されていませんのでご注意下さい。

maruko1.jpg
(タイトル画面)

さて、
町内ぱずるだま大会という設定はあるものの、
司会のおじさんが居るだけで格別のストーリーもなく、
淡々と対戦していくシステムではありますが、
題材がちびまる子ちゃんということで
面白く感じる部分がいくつかありました。

maruko2.jpg
(司会のおじさん)

キャラクターセレクト時にはじまり、
連鎖時や受け身になったとき、
勝利および敗戦時の
台詞やアクションが何かとまる子流で
にんまりしてしまう面白さがありました。

maruko4.jpg
(たまちゃん連鎖中。この次の連鎖でお姫様になります)

ただ、
キャラクターが総勢8人
(まる子、お姉ちゃん、友蔵、たまちゃん、丸尾君、花輪君、永沢君、山田君)
と少ないこと、
コピーライト表示にテレビ局がないからか
歌がないこと、
せっかく面白いキャラを使っているのに
幕間のかけあいなどがないこと、
「ざまぁみろ」などと憎まれ口を叩くキャラがいて
妙に腹が立つこと(汗)、
難易度レベルが0~7まである割に
0がそれほど易しくなくレベル間の差が微妙なこと
などなど
出費をおしんだうえに手間もかけてないという空気が
そこはかとなく漂っているため
結局の所、
いまひとつという評価をせざるを得ない作品になっていたのが
残念でした。

maruko3.jpg
(世の中甘くないよ・・・)

※画像は(c)コナミ/さくらプロ/日本アニメーション


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バトルモンスターズ(ナグザット) [セガサターン]

実写系格闘ゲームというジャンルをご存じでしょうか。

一番有名な作品は
「モータルコンバット」で
海外では相当な人気作なのですが、
ここ日本では
全くと言っていいほど人気のないジャンルでして、
それなりの本数が出ていたにもかかわらず
珍妙さや滑稽さ、残虐さなどから
バカゲー、奇ゲー扱いされて
わずかなスポットライトを浴びることはあっても
ゲームの面白さから注目される作品は
無かったんじゃないかと思います。

今回紹介するのは
モンスターによる格闘ゲームという事で
ヴァンパイアの実写版的ポジションなのかと思いきや、
かなり独特の味わいがある作品です。

どう見ても洋ゲー(欧米産ゲーム)っぽい雰囲気でありながら
思いっきり国産というこのゲーム。
同ジャンルのヴァンパイヤとは違って
何だかよく分からないモンスターが多いのが特徴です。

mon.jpg
(そんなモンスターさんたち。ラ・ファ、君に決めた!・・・違)

勝者が千年間魔界を支配することが出来るという競技会
という設定は一応あるものの、
幕間には何も語られず
エンディングもそっけないため、
ストーリーは無いと思っていいでしょう。

mon4.jpg
(そっけないエンディング。踊り続けるラ・ファ)

本作で特筆すべきなのは
やはりキャラクターとステージです。

二人で一セットのチリ&ペッパーや
自分の首を手で持っているハートヒート・ハーン、
大蛇になって石化攻撃を仕掛けてくるナーガに
そのまんま白塗りをした女性のラ・ファ(生ける人形らしい)など
非常にクセのあるキャラクターに、
mon5.jpg
(マイナー団体のプロレスラーではないです)

mon3.jpg
(ラストバトルは一対四の変則マッチ。アニメ版タイガーマスクのよう)

段差が大きく
飛び道具のあるキャラクターが圧倒的に有利なものや
転落すると食肉植物に食べられて即敗戦になるところなど
多様なステージが
このゲームの個性を際だたせていたように思います。

mon2.jpg
(背景も味があります)

国産だけに格闘部分もイメージほど大味じゃないですし、
それでいてごり押しでも何とかなるので
自分のような下手っぴでも楽しめるというバランスの
ちょっとした佳作と呼ぶのにふさわしい作品でした。


mon6.jpg
※画像は(c)ナグザット


バトルモンスターズ

バトルモンスターズ

  • 出版社/メーカー: ナグザット
  • メディア: Video Game



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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(バンダイビジュアル) [セガサターン]

80年代を代表するSFアニメを題材とした
横スクロールシューティングゲーム
(早い話がキャラゲー)です。

原作は当時のアニメファンに大好評を博した作品で、
異星人との戦時下でありながら
わがままかつ気まぐれなアイドルや、
戦闘ロボのパイロットかつ正規軍人なのに
三角関係にうつつをぬかす
優柔不断な主人公などの登場人物が
当時としてはかなり異色で、
シリアスなストーリーに
ラブコメ的要素を持ち込んだ辺り、
よく分からない方には
スポーツ漫画史における
あだち充氏の作品みたいな存在だと思ってもらえば
いいんじゃないかと思います。
mac.jpg
(ヒロイン・リンミンメイ・・・映画から転用されたムービーより)

mac2.jpg
(主人公・一条輝・・・ゲームオリジナルムービーより)

現実的なデザインの戦闘機が
ロボットに変形するという主役メカも
キャラクターに劣らず人気を博しました。

mac3.jpg
(バルキリー戦闘機形態)

さて
ゲーム内容ですが、
キャラゲーとして見るならば
丁寧に作った良作と言って良いでしょう。
映画版に沿ったストーリーで
戦闘の合間にムービーが流れるという
スタンダードなつくりで、
ムービーの大方は映画版の流用
(公開当時のものではなくのちに発売されたEDがコンサート場面の方)
ですけれど、
序盤など新作部分の出来も良く、
ヒロイン・ミンメイが歌う
「愛・おぼえていますか」が流れる中でたたかう
最終決戦などは
おきまりとはいえ気分がのってくる演出でした。
バンダイ系作品にしては珍しく、
歌以外の音楽についても
アニメ版と同じ(作曲は羽田健太郎氏)だったのも良かったです。

シューティング部分は
既発だったサターン版ガンダムに似たイメージで
さすがに新鮮味は無かったですけれど、
ファランクスなど味方メカも戦っている
芸の細かい背景や、
後のSFアニメで定番になった
板野サーカスと呼ばれる
ミサイル発射時の尾を引く演出も再現しており、
各所にちゃんとしたゲームを作ろうという姿勢が見えて
好感が持てました。

mac4.jpg
(尾を引くミサイル)

ただし、
純粋にシューティングゲームとして見るならば
いまひとつと言わざるを得ないように思います。
特に
主役ロボ、バルキリーは
カエルが成長するかの如く
戦闘機形態のファイターから手と足が生えたガウォーク、
そして普通のロボットであるバトロイドへと
三段変形するのですが、
その特徴に横スクロールSTGであるゲーム部分を合わせることなく
普通の横シューに変形のギミックを押し込めただけなので、
結局の所
設定があまり活かされずに終わったように思いました。


※画像は(c)バンダイ/ビッグウエスト


超時空要塞マクロス愛おぼえていますか

超時空要塞マクロス愛おぼえていますか

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Video Game



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タグ:マクロス
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ぎゅわんぶらあ自己中心派 トーキョーマージャンランド(ゲームアーツ) [セガサターン]

本作は
パソコンや
ファミコンをはじめとした家庭用ゲーム機でもおなじみの、
麻雀ギャグマンガを原作とした麻雀ゲームです。
原作でも印象的だった稲妻ツモ(一発ツモ)や役満のような配牌などの特殊能力をはじめ
引きが良い、ツキがないなど
打ち筋以外で強力な個性を持つキャラクタばかりが居るため
当然のようにイカサマがあるのと、
その頃の流行などから作られたキャラクターが
大抵有名な人物やキャラクターのパロディなのが
他の麻雀ゲームと一線を画しています。

さて
このトーキョーマージャンランドは
ゲームアーツ麻雀ソフト10周年記念作品と銘打ちながら
実のところメガCD版の移植なのですが、
メガCDは全く触ったことのない機種だったため
このサターン版が初プレイとなりました。

タイトルにもあるように
麻雀に絡めたテーマパークを舞台に
原作のような麻雀を繰り広げます。

gyan5.jpg
(デゼニランドを彷彿とさせる怪しさ)

同じくCD-ROMだったPCエンジン版も大概な数の雀士が居ましたが、
本作ではさらに二十人ほど増加して
完全版に近い形となりました。

gyan4.jpg
(フリー麻雀選択画面)

ただね、
別作品の「スーパーヅガン」からもキャラクターが入っていて、
それだけなら別に構わないんですが
そちらの主人公(豊臣)が本来の主人公(持杉ドラ夫)と同格扱いなのが何とも・・・。

gyan.jpg
(ストーリーモード。それぞれで別ストーリーなうえ最初のカーソルは何故か豊臣の上に)

制作側は
同じ作者で題材も麻雀、
しかも競演している漫画もあったりして
ファンも共通だろうくらいに思っていたのかも知れませんが、
自分みたいに
「ぎゅわんぶらあ自己中心派」は第二部も収めた方を全巻持ってたけど
出版社も違う「スーパーヅガン」は読んだこともなく
豊臣などヅガンのキャラクターはあまり好きじゃないという人としては
何だかなぁ・・・と思ってしまう仕打ちでした。

メガドライブ(カートリッジ)版の「片山まさゆきの麻雀道場」みたいに
「片山まさゆきワールド」とか
分かりやすいサブタイトルが付けて欲しかったです。

そうは言いつつ
フリー、ストーリー、デート麻雀など
豊富なモードに加え、
COMの思考時間も皆無に近く
あっという間に自分に戻ってくるという
今の麻雀ゲームに比べても
ストレスフリーな仕様は
非常によく出来ていたと思います。

gyan3.jpg
(モード選択画面)

gyan6.jpg
(麻雀画面はいつもと同じ)

というわけで?
何だかよく分からない人も多そうな
デート麻雀について説明すると、
まあギャルゲーみたいなモードでして、
9人の男性キャラ(うち4人がヅガンキャラ)から
自分が操作する一人を選び、
パートナーの女性キャラも選んで
テーマパークで麻雀デートを楽しむというものです。
パートナーが直撃を食らうとムードが悪化したり
一人用より気を遣うモードでした(笑)。

gyan7.jpg
(マッコウ君、クララを誘うの図)

gyan2.jpg

※画像は(c)ゲームアーツ/片山まさゆき/講談社


ぎゅわんぶらあ自己中心派トーキョー マージャンランド

ぎゅわんぶらあ自己中心派トーキョー マージャンランド

  • 出版社/メーカー: ゲームアーツ
  • メディア: Video Game



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探偵 神宮寺三郎 未完のルポ(データイースト) [セガサターン]

新宿中央公園から現在まで続く、
神宮寺三郎シリーズの一作ですが、
ファミコン以来という久々の新作でした。
なお、本作の後はコンスタントに続編が出ています。
PS2以降は会社を変えて・・・。

ストーリーは社会派の挑戦的なもので、
なかなか良かったです・・・が、
新世代機を意識しすぎたのか、
ムービーとか3D探索などがポリゴンで、
これが見苦しいの何の・・・。
今遊びなおす気には、残念ながらなれません。

ちなみに本作ではプレイヤーキャラに
神宮寺&洋子に加え、
ジャーナリストの与野という男性が加わっているのですけれど、
彼も良い味を出してました。

普及版1,500円シリーズ 探偵 神宮寺三郎 未完のルポ 普及版

普及版1,500円シリーズ 探偵 神宮寺三郎 未完のルポ 普及版

  • 出版社/メーカー: メディアリング
  • 発売日: 1996/11/29
  • メディア: ビデオゲーム


探偵 神宮寺三郎 未完のルポ

探偵 神宮寺三郎 未完のルポ

  • 出版社/メーカー: データイースト
  • 発売日: 1996/11/29
  • メディア: ビデオゲーム


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