テイルズ・オブ・シンフォニア(ナムコ) [ゲームキューブ]
RPGが得意じゃなかったナムコの看板RPGとなった、
テイルズシリーズの一作です。
でも、テイルズも開発会社制作で、
(個人的)大名作バテンカイトスもそうですし、
それ以前には貝獣とかメガテンも外注だったので、
本質的にRPGが苦手な会社ではあるような気がします。
さて、シリーズ作品だと、
第一作から順に遊ばないと落ち着かない性格であり、
本シリーズもオープニングを見ただけのスーファミ版ファンタジアから、
ディスティニー、エターニア・・・と遊んでいくつもりでした。
しかしながら、
このシンフォニアはゲームキューブ本体同梱版というのがありまして、
そろそろゲームキューブが欲しいな・・・と思っていたタイミングだったのと、
その本体の薄緑色が気に入ったのとで購入したのでした。
で、はからずもテイルズ初挑戦(なりきり除く)となったのですが、
いやはや、長く続いてるだけあって面白かったです。
小イベントも多く、
展開によっては運命の変わる仲間キャラも居たりして、
最後まで飽きませんでした。
ちょっとアクション風味の戦闘で、
仲間が賢くないのは辛かったですが(汗)
なお、時系列的には本作がファンタジアの前に来るようで、
何だか得した気分でした(笑)
話は変わって、
この頃はソニーハードがいのまた氏系、
任天堂ハードが藤島氏系で行くのだとばかり思っていましたけれど、
本作がPS2に移植され、
その辺がグズグズになってしまったのは残念でした。
TALES OF SYMPHONIA テイルズ・オブ・シンフォニア
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2003/08/28
- メディア: ビデオゲーム
テイルズ オブ シンフォニア PlayStation 2 The Best
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2005/07/07
- メディア: ビデオゲーム
ゼルダコレクション(任天堂) [ゲームキューブ]
クラブニンテンドーにて
以前プレゼントされていた商品で、
「ゼルダの伝説」、「リンクの冒険」、「時のオカリナ」、「ムジュラの仮面」
が収録されています。
ゲーム自体はエミュレーションで動いていると思われるので、
本来の実機で元のソフトを遊ぶ方が動きなども自然なのですが、
最新(当時)のハードでまとめて遊べるという魅力が大きかったのか、
早々に品切れとなりました。
ちなみに、「4つの剣+」のポイントを登録していると150P(期間限定)で、
そうじゃなければ500Pでの交換と高めの設定でしたけど、
500Pで交換した人も多かったようです。
なお、初期のクラブニンテンドーは、
同じゲームを複数でも登録できたように思うのですが、
シリアルナンバーの売買、販売店による交換などの不正行為が氾濫したため、
この前後から1作品に付き1個だけ登録できるようになった気がします。
現在では高値で取引されている本作、
Wiiのバンドルソフトとして無料配布すればいいのに・・・
なんて思っております。
SDガンダム ガシャポンウォーズ(バンダイ) [ゲームキューブ]
ファミコンディスクシステムから続くシリーズです。
途中でアクション要素が無くなったり、
Gジェネレーションという別シリーズに派生したりしてきましたので、
アクション要素のあるものは久々な気がします。
で、ガシャポン系の何が好きかといえば、
対人対戦に尽きる訳なのですが、
驚くべき事に、本作では選べませんでした。
アクション部分だけ対戦なんてのがあるだけで・・・
友人と唖然としてました。
ですが、メニュー欄にそれらしき空欄があったので、
チュートリアル(ストーリーモード)を終えたら出るのかな?と
興味もないのにしてみましたが・・・出ず。
どうやら、
チュートリアルクリアによって出てきた、
一人用ガシャポンウォーズを1面クリアすると
モビルスーツが一種類入手できるのですが、
それで全モビルスーツの何割か(4割くらい?)をゲットすれば
待望のマップ対戦がオープンするようです。
失礼極まりありません。
自慢のムービーをスキップさせないRPG(バンダイの登録商標)
に近い不愉快さを覚えました。
中古対策でのプレイ時間引き延ばしなら、
とんだお門違いと言えそうです。
この時点で嫌気が差して、売り飛ばされる可能性もありそうですから・・・。
正直、ディスク書き換え版の頃から、
客を客とも思わないような傲慢さを感じる部分はありましたが、
またやったか・・・という感じです。
ガシャポンなどのバンダイ製品のパスワードで出すモビルスーツなんて
ネット時代では屁でもありませんけど、これも実にあざといです。
長年キャラ物で楽な商売を続けていると、
感性が麻痺してくるんだろうか?と思ってしまいました。
機動戦士ガンダム ガンダムvs.Zガンダム(バンダイ) [ゲームキューブ]
大人気を博した、カプコン制作の機動戦士ガンダムの続編、
「機動戦士Zガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」のマイナーチェンジ版です。
初代ガンダムのモビルスーツも使えるようになっています。
対戦が2対2であること、近接戦闘が格闘ゲームのようなアクションな事、ゲージの減りが遅いことなど、
3D格闘ゲームというくくりに入れてもいいようなシステムですが、
それでいて、ガンダムらしさみたいな物は表現できているのが凄いと思います。
ただ、前作と混ぜる難しさは感じました。
Zガンダムは7年後の物語なので、
どう見てもZガンダムの雑魚敵・ハイザックの方が前作の主役・ガンダムより高性能なはずですが
そういう調整は当然ながらされていません。
気分的には、その方が面白いんですけどね。
お遍路さん(ピンチェンジ) [ゲームキューブ]
いわゆる「脳トレ」があまりにも強烈なインパクトを残したからか、高齢者向けのソフトはそれまで無かったと思われがちなのですが、全く無かった訳ではありません。
本作などは、まさに高齢者向けソフト(あえてゲームとは言わない)でした。
付属の歩数計(これが無いと無意味に近いのでソフト単品では買わないように)と連動して、四国八十八箇所めぐりの徳島県部分を体験できるようになっています。
実写取り込みの画面は美しいですし、寺の内部も再現されている上、お経まで音声が入っており、そこに行った気になるヴァーチャルリアリティー度は高いです。
ただ、寺と寺の間の道中は歩数計のカウントが適用されるのに、寺の内部の移動は別、という意味不明なシステムなので、寺を散策するのにボタンを連打という馬鹿らしい行動をしなきゃなりません。
そして、道中で旅人やお坊さんと出会ったりするのですが、これが取って付けたような安っぽさ。
どうせなら、こちらも実写取り込みにして欲しかったです。
そんな訳で、類を見ないほど意欲的な作品だったのですが、セールスがふるわなかったのか、他の三県分は出ませんでした・・・