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激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球(セガ) [プレイステーション2]


拝啓 土門さん
PS4を買いました。

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元々わがゲーム部屋は
資金以上にスペース難が深刻でしたが、
マルチ作品を上位機種で遊びたいという欲に負け
PS2をしまってそこにPS4を設置することとなりました。

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(このPS2がある位置にPS4設置予定)

性格上、
一度片付けてしまうと遊ぶのが億劫になるのは必至。
というわけで
しばらくPS2作品を紹介していこうと思います。

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(下が土門さん)

野球、
特にプロ野球パシフィックリーグを舞台とした
漫画で活躍されてきた水島新司氏。
その中でも代表作であり
現在も連載中であるドカベンを中心とした
水島ワールドのキャラたちが登場する、
リアル系野球アクションゲームです。
ゲームキューブとのマルチ発売でした。

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このゲームを初めてプレイした際、
個人的に一番驚いたのが
アニメ版の声優さんが声をあてていた事でした。
全部という訳じゃないですけども、
玄田氏の岩鬼や肝付氏の殿馬を耳にするだけで
当時からのファンとしては涙がちょちょぎれそうに
なってしまったのでした
(既に元を取った気分)。

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キャラクターの表現も実に工夫されており、
水島キャラはトゥーンシェイド、
実在選手は普通のポリゴンと使い分けられていて
さすがに最初は面食らうものの
うまく溶け込んでいていいなと思わされます。

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加えて感心したのが
プロ野球側への配慮。
当時は既にドカベンプロ野球編が人気を博しており、
ドカベンの登場人物も
犬神が広島、山田が西武・・・というように
実際のプロ野球球団に入団していたのですけども、
このゲームでは
水島キャラは全員フリー扱いになっていて
トレード作業で好きな球団に所属させるようになっています。

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野球部分はオーソドックスな外見ながら
一癖あるシステムで、
慣れるまで少々違和感がありそうですけれど
球種を読むとその軌道に合わせた形に
バッティングカーソルが変化するなど
独自の味わいが感じられます。
水島キャラに付きものの得意技
(秘打白鳥の湖、通天閣打法などなど)は
いわゆるブーストや魔法のような扱いで、
それ専用のゲージを消費して使う
有限の飛び道具となっていました。
うまい落としどころだと言っていいでしょう。

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発売時期が時期だけに
ドカベンプロ野球編の後期、
スーパースターズ編から出てきた
ドカベンキャラは知三郎しか居ないですし、
次いで多くのキャラが参加している野球狂の詩も
平成編などからも出ているためか
初期のメンバーが少なめ
(東京メッツはチームごと欲しかった)。
他の作品に至ってはほとんど主人公だけ・・・と
不満もなくはないです
(あと口を開けたままの岩鬼とか)。
そうそう、
水島キャラ同士が対戦すると
漫画のコマを模した掛け合いが発生するのですけども、
それが続くと著しくテンポを害してしまうため(汗)
原作同様一球団に水島キャラ二人くらいまでが
適量かな・・・なんて事も思わされました。

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それでもエディットで山岡や吾朗あたりは作れますし、
水島漫画、プロ野球双方に理解のある
実に良くできたキャラゲーです。
水島ファンのゲーマーは一度手に取ってみてはどうでしょう。

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※画像は(c)水島・セガ・NPB

激闘プロ野球 水島新司オールスターズ VS プロ野球 (Playstation2)

激闘プロ野球 水島新司オールスターズ VS プロ野球 (Playstation2)

  • 出版社/メーカー: セガ/ワウ エンターテイメント
  • メディア: Video Game



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