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HOSPITAL. 6人の医師(アトラス) [Wii]

ついに発売となったWiiU。
自分もWiiFitくらいまでには欲しいところであります。

そんなWiiUは、
(新規だとWiiリモコン及びヌンチャクとセンサーバーを買う必要がありますが)
先代Wiiソフトに対応しております。
というわけで
ソフトが揃ってくるまでWiiソフトの需要も少なくないだろうと
今回もWiiの良作をお送りします。

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かつてDSの激ムズソフトとして登場し、
多くの和ゲーマーを苦しめた医療アクションゲーム、
『超執刀カドゥケウス』。
海外では国内以上の好評を得て
シリーズ化と相成りました。

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このホスピタルも
そんな流れをくむ作品で、
初代のリメイク版『二つの超執刀』に出てきた
ミラがプレイヤーキャラの一人となっています
(なのでキャラクターデザインもリメイク以降の雰囲気)。

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さて、
「6人の医師」と言うだけに
プレイヤーキャラは6名で、
それぞれが
外科医、内視鏡医、整形外科、救急救命医、診断医、検視官
となっており
その職種に応じたプレイを繰り広げることとなります。

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従来のカドゥケウスに近い外科。
3Dで表示される体内にWiiリモコンを向けて操作する内視鏡。
外科的でありながら大工的なところもある整形外科。
応急処置で数もこなす救急。
問診、聴診、視診に加え画像診断も駆使する診断。
遺体や遺留品、現場検証、証言から事件を解明する検視。

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それぞれに独自性があり、
診断と検視に至ってはアクション性のない
いわゆる推理アドベンチャーのようなシステムなので
なかなか飽きさせません。

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かつて
ヌルゲーマーの多くが投げ出す羽目に陥った
厳しい難易度も影をひそめ、
いや、
高難易度や高ポイントという手練れ向けの部分は残しつつ、
イージーモードだと
へたれゲーマーも頑張ればクリアできる
良心的な難易度に抑えられています。

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一つの病院を舞台とした
プレイヤーキャラの多い作品ゆえ
ストーリーも相互に絡み合っており、
あちらで診断した患者を
こちらでオペするみたいな展開も多く、
先が気になるつくりになっています。

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それぞれのキャラを立てつつも
あまり話が散漫にならない、
時系列に並べた話のつくりは
うまいなと感心させられました。

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ところで、
今時のゲームに慣れ親しんでいる人だと
アニメやムービーが無いとか
台詞全部に声が付いてないなんて不満が出るかも知れません。

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しかしながら、
キャラクターの元絵をいじりながら
コミックのように見せる演出法がハマっており、
自分としては
特に物足りないとは思いませんでした。

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初代プレイステーションの頃から
医療ゲームは
(DSの医療従事者向けソフトを除いて)
自分の記憶にあるものだけでも
『クリックメディック』『THE歯医者さん』『THE外科医』
『研修医天童独太シリーズ』『ブラック・ジャック』
そしてこのカドゥケウスシリーズと
出てきましたけれど、
このホスピタルは
その決定版と言っていいような
充実度・完成度だと思います。

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Wiiの全ソフト中でも屈指の良作であるこのゲーム、
職業にされてる方から見たらどうなのかしら。

※画像は(c)アトラス


HOSPITAL. 6人の医師(特典なし)

HOSPITAL. 6人の医師(特典なし)

  • 出版社/メーカー: アトラス
  • メディア: Video Game


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