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nintendogs+cats 柴&Newフレンズ(任天堂) [ニンテンドー3DS]

日本でのヒット以上に海外で大ヒットを飛ばし
ニンテンドーDSの代表作の一つにもなったニンテンドッグス。
その続編というか後継作である本作は、
3DS本体新発売と同時に発売されました。

nindog1.JPG

買ってきた子犬の世話をするという根幹は同じですが、
本体の高性能化も相まって
いろいろな面が強化されています。

nindog2.JPG

グラフィック強化はもちろんとして、
今回は猫も飼えるようになりました。
『+猫』とタイトルにもあるように
主は犬であるため、
最初に飼う犬とある程度仲良くなることで
猫も飼うことができるようになります。

nindog7.JPG

餌やアイテムも独自である猫ですけれど、
基本は食う・寝る・遊ぶ、
たまに自分でどこかに出かけるという風でして、
犬のように散歩に連れて行ったり
フライングディスクなどの大会に出したり
芸を覚えさせたりすることはできませんので
猫を連れ歩きたいなんて方はご注意下さい。

nindog3.JPG

当初は前作で飼っている犬を
データコンバートさせてくれないなんてひどいなぁ
という不満点もありました。
しかしながら、
前作でも出てきた犬飼さんちのシロを見て
これだけ質感が違うと別犬だ・・・と
何となく(ある意味力ずくで)納得させられてしまったのでした。

ninendog5.JPG

そうそう、
本作は3DSの諸機能をあれこれ使っておりまして、
散歩に関してはゲーム内でのものに加え
本体の歩数計機能と連動した物も用意されています。
お出かけ時に鞄に入れておくだけでいいため
とても楽になりました。
もちろんすれ違い通信も健在で
違うゲームがささっていても可能になりました。
芸の大会ではARカードも使いますし、
立体視も現行のソフトの中では
効果がわかりやすいです。

nindog4.JPG

とまあ
あれこれセールスポイントを挙げてきましたが・・・
個人的には
お手軽感が強いかなと思ってしまう部分が多かったです。
前述の散歩なんかもそうですし、
餌やりも前作だと一日四回くらい必要だったのが
散歩なしだと二回でよくなりました。
運動能力等も
サボっていてもあまり落ちている感が無いですし、
何かこう・・・
ユーザビリティを重視するあまり
飼いやすい、都合のいい、お手軽な犬に
なってしまったなという印象を受けてしまうのです。

nindog8.JPG

これでペットを飼うことを軽く見て
不幸になる犬猫が増えたらどうするんだ、けしからん
とまでは言いませんけれど、
見た目はリアルになったのに
中身はゲーム寄りになってしまったのかなという
ちょっと残念な気持ちが残りました。
すれ違いも前作より多くできる反面、
本体にデータが残ってるだけで可能な仕様から
明らかにほったらかしの犬猫と
たくさん出会ってしまうなんて弊害もでてきました。

nindog9.JPG

まあ
何だかんだ言いつつ
かわいいので
しっかり世話はしてるんですけどね。

nindog10.JPG

※画像は(c)任天堂


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nintendogs ニンテンドッグス(任天堂) [ニンテンドーDS]

今日、
発売直後から今に至るまで毎日世話をしている
『ニンテンドッグス柴&フレンズ』を起動したところ、
エラー表示が出たあと
新品を買って初めてプレイしたときの画面
(ケンネルの入り口までのCGアニメーション)
が出てきました。

以前も一度
この画面が出てきたのですが
その際は起動し直したら元に戻ったこともあり、
とりあえず
リトライしてみたところ変わらず、
今度は接点改良材を端子に塗って
再挑戦してみても変化無し・・・で
びっくりするほど唐突に
三匹の子犬は去っていってしまったのでした。
まあ7年半の付き合いですし
天寿と言って良いのかも知れません。

というわけで
発売から一年ほど経った頃に
別の所で書いた感想を再掲します。

このニンテンドッグスは
子犬の
世話をしたり
散歩させたり
フライングディスクやアジリティ、芸を
覚えさせて大会に出たり・・・という
犬との暮らしを楽しむゲームです。
他のプレイヤーと交流できる
すれ違いモードにもいち早く対応していました。

~ここから~

ニンテンドッグス絡みの感想などで、
「成長しないので飽きた」というような物をしばしば目にします。
その気持ちは分からなくもないですが、
自分は現在の仕様がベターだったと思っています。

dogs1.jpg

かなりの犬好きを自認する自分ですけれど、
小学生以来、
犬は飼っておりません。
何故かというと、
死別が辛かったからです。
今は集合住宅ゆえ
いずれにせよ飼えませんが・・・。

dogs2.jpg

実際に
「ペットロス」なんて言葉があるほど、
愛犬(猫とかもですが)を失ったダメージは大きいのです。
それに、
高齢の方だとペットを後に残すかも知れないという
不安もあります。
ですから、
いつまでも成長しない仕様を
熟考の末の選択だと思えるのです。

dogs3.jpg

死別ではない「どこでもいっしょ」ですら、
別れの後のダメージはありましたし、
製作者も予想しなかったほどの反応に戸惑っていたようです。
ニンテンドッグスの次回作が出るならば、
そこがどうなるのかも要注目です。

dogs4.jpg

~ここまで~

この感想を書いてから6年半経ちましたけれど、
今もその考えは変わっておりません。
あ、
集合住宅じゃ無くなりましたが
やっぱりまだペットは飼えないです(汗)。

正直なところ、
この成長しない仕様は
容量とか技術的な部分の方が
大きかったのでしょう。
でもたとえ
成長するけど死なない仕様だったとしても、
本作で早々に飽きてしまった人には
短い期間の延命策にしかならなかったんじゃないかと
思います。

あと
このDS版は
『ダックス&フレンズ』も買ってまして(笑)
ダックス君はまだまだ元気であります。
そちらのすれ違い履歴で
こちらの三匹の名前が見られるのが
うれしいような寂しいような感じです。

なお
最後に書いてある次回作も
3DS立ち上げ時に登場しており、
性懲りもなく買っております。
そちらの感想はまた後ほど。

※画像は(c)任天堂


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キキトリック(任天堂) [Wii]

その昔、
ネイティブの発音をカタカナ読みに直そうとする
クイントリックスというテレビのCMがありました。

この『キキトリック』も
聞き取りづらい言葉を
うまく聞き取ろうという趣旨のゲームです。

kiki1.jpg
(イメージキャラクターのノイズ君)

そういう意味では
DSで出た『眼力トレーニング』的な効能
(聴き取り力アップ)もありそうな
作品ではありますけれど、
そういう実用的な部分は前面に出さず
エンターテイメント性を押し出しているぶん
作業にならず楽しめる作品でした。

kiki2.jpg

ゲームの構成は大きく分けて
「ノイズ君となかまたち」
「ミミプロ」
「ききとりバトル」
加えておまけ風な
「音グッズ」があり、
このうち「ききとりバトル」は
かるた+ミミプロの対戦モードとなっています。

kiki3.jpg

まず一人専用である
「ノイズ君となかまたち」。
これは
マイクに息を吹きかけながら話しているかのような
ノイジーな声のノイズ君をはじめ、
ぶつ切りシマシマ声のゼブラさん、
スクラッチのようなゆらめいた声のマダムなど
普通じゃない声のなかまたちと
会話のやり取りをするモードです。

kiki5.jpg

最初はたいていの場合
何を言っているのかちんぷんかんぷんなのですけども、
繰り返し聞いているうちに
だんだんコツがつかめてくるというか
慣れてくるんですよね。
まさに自分でもわかるという感じです。
外国語の聞き取りにも相通ずるような。
そうすると
俄然楽しくなってきます。

kiki6.jpg
(十三は梅田の隣!)

一方「ミミプロ」は、
売店の売り子やインタビューア、
幼稚園の先生など
聞くプロであるミミプロさんたちになり、
それぞれのシチュエーションで
聞き取りにチャレンジするというもので、
売り子さんの場合、
駅なら電車や雨の音が混じる中、
スタジアムならアナウンスや応援の中、
美術館ならひそひそ声を
それぞれ聞き分けて
言われた商品を渡さねばなりません。
聞き返すこともできますが、
高スコアを出すためには
早めに客をさばくことが求められます。
これが手を変え品を変えで飽きさせません。
とまあ
なかなか面白いゲームであります。

kiki7.jpg

ただ
発売前から思っていた
面白くても売れなさそう・・・という予感が
的中してしまったのは残念でした。
先日紹介した『安藤ケンサク』が
商業的に成功とは言い難い結果だったことで
こうなる事はある程度見えていたと思うのですけど。

『なかまたち編』
『ミミプロ編』
『バトル編』
みたいに分けてWiiウェアにしてくれてたら・・・
と思わずにはおれません。

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※画像は(c)任天堂


キキトリック

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