みちのく秘湯恋物語 Kai(フォグ) [プレイステーション]
アーケードゲーム初期に
ゲーセンなどで「花合わせ」(セタ)を遊んでいた人としては
ビデオゲーム=花札なんて時期が確かにあったのですが、
麻雀ゲームの隆盛に比べるとその後のパッとしなささは拭いようのないものがあります。
(裏面は無地の方が好きなんだけど)
そんな花札ゲームですけども、
麻雀ゲームには無かった旅ゲームとの融合を果たしております。
それが本作です。
(井上涼子ばりの蘊蓄キャラで遊ぶと物知りに)
のちの「風雨来記」で旅ゲームを印象づけたフォグの
ルーツとも言えるこの作品。
花札とギャルゲーの融合では
「花札グラフィティー 恋々物語」が先に出ておりますが、
それに旅情をプラスすることで実に新鮮な内容となっております。
(独り言である・・・)
タイトルの「みちのく」=東北で間違いは無いですけれど
このゲームでは岩手・秋田・青森を旅することとなります。
東北で詳しいのは山形と宮城という自分としては
目新しくはあるものの
よく知った風景が見られずちょっと残念でした(汗)。
(こんな感じで合成)
というわけで内容に入ります。
家業である花札の家元(花だけに)を継がされるかどうかの瀬戸際で
逆転を目指すコンテストのための撮影旅行に出かけた
写真家志望の大学生・遊也(名前固定)が
中尊寺で訳ありの少女と出会い
ともに旅をするというのが本作のストーリーでして、
少々強引な所はあれどなかなか面白いです。
(変態ですから・・・キリッ)
その旅先では他の女性たちとも出会い、
ギャルゲーで言うところのサブキャラクターになっております。
(変態と物好きという関係です・・・キリッ)
強引と言えば
道中で所構わず花札を対戦することができ
そこで勝つことによってはじめて
彼女たちの撮影権を得られるため、
麻雀と比べたらルールがシンプルとは言っても
花札が苦手とか知らないという方の場合は辛いと思われます。
(おトキさんと呼んでいいかしら)
で
花札好きなら楽しいのかと言いますと・・・
ちと微妙でした。
花札部分の出来自体は悪くないというか
むしろいいくらいなのですけども、
話のテンポが著しく悪くなると言いますか
先が気になってまだるっこしい感じでした。
(朱鷺だけど新潟じゃ無かったのね)
逆に花札を主に考えていると
ストーリー展開がチンタラしているように感じるやも知れません。
というわけで
それぞれの出来はちゃんとしているのに
上手く融合できなかった感のある作品でした。
続く作品で花札部分が綺麗サッパリ無くなったことからも
作り手も遊び手もそう感じていたのではないかと思われます。
ちなみに
旅情報については満載ですので、
これを遊ぶと北東北に行きたくなることでしょう。
(平泉近辺)
そうそう、
花札+ギャルゲーでタイトルに秘湯なんてありますけれど
本作は脱衣ものではありません
(ぬるい入浴画面ならある)。
そちらにモチベーションを求める方はご注意下さいませ。
※現在はPSアーカイブスにて600円で発売されております。
ゲーセンなどで「花合わせ」(セタ)を遊んでいた人としては
ビデオゲーム=花札なんて時期が確かにあったのですが、
麻雀ゲームの隆盛に比べるとその後のパッとしなささは拭いようのないものがあります。
(裏面は無地の方が好きなんだけど)
そんな花札ゲームですけども、
麻雀ゲームには無かった旅ゲームとの融合を果たしております。
それが本作です。
(井上涼子ばりの蘊蓄キャラで遊ぶと物知りに)
のちの「風雨来記」で旅ゲームを印象づけたフォグの
ルーツとも言えるこの作品。
花札とギャルゲーの融合では
「花札グラフィティー 恋々物語」が先に出ておりますが、
それに旅情をプラスすることで実に新鮮な内容となっております。
(独り言である・・・)
タイトルの「みちのく」=東北で間違いは無いですけれど
このゲームでは岩手・秋田・青森を旅することとなります。
東北で詳しいのは山形と宮城という自分としては
目新しくはあるものの
よく知った風景が見られずちょっと残念でした(汗)。
(こんな感じで合成)
というわけで内容に入ります。
家業である花札の家元(花だけに)を継がされるかどうかの瀬戸際で
逆転を目指すコンテストのための撮影旅行に出かけた
写真家志望の大学生・遊也(名前固定)が
中尊寺で訳ありの少女と出会い
ともに旅をするというのが本作のストーリーでして、
少々強引な所はあれどなかなか面白いです。
(変態ですから・・・キリッ)
その旅先では他の女性たちとも出会い、
ギャルゲーで言うところのサブキャラクターになっております。
(変態と物好きという関係です・・・キリッ)
強引と言えば
道中で所構わず花札を対戦することができ
そこで勝つことによってはじめて
彼女たちの撮影権を得られるため、
麻雀と比べたらルールがシンプルとは言っても
花札が苦手とか知らないという方の場合は辛いと思われます。
(おトキさんと呼んでいいかしら)
で
花札好きなら楽しいのかと言いますと・・・
ちと微妙でした。
花札部分の出来自体は悪くないというか
むしろいいくらいなのですけども、
話のテンポが著しく悪くなると言いますか
先が気になってまだるっこしい感じでした。
(朱鷺だけど新潟じゃ無かったのね)
逆に花札を主に考えていると
ストーリー展開がチンタラしているように感じるやも知れません。
というわけで
それぞれの出来はちゃんとしているのに
上手く融合できなかった感のある作品でした。
続く作品で花札部分が綺麗サッパリ無くなったことからも
作り手も遊び手もそう感じていたのではないかと思われます。
ちなみに
旅情報については満載ですので、
これを遊ぶと北東北に行きたくなることでしょう。
(平泉近辺)
そうそう、
花札+ギャルゲーでタイトルに秘湯なんてありますけれど
本作は脱衣ものではありません
(ぬるい入浴画面ならある)。
そちらにモチベーションを求める方はご注意下さいませ。
※現在はPSアーカイブスにて600円で発売されております。
こんにちは。
花札としてもギャルゲーとしてもなかなかなのに、それが良さを打ち消しあってるなんて、切ないですね・・・。
それにしても、どこでも花札で対戦なんて、地面に並べてやってるんでしょうか(笑)
冴子さんがいかにも”冴子”って感じのキャラで素敵です。
by 宵乃 (2011-12-26 11:39)
こんにちは。
ゲームで花札というと
「サクラ大戦」のミニゲームが
よくできていたという記憶がありますが、
こんな作品もあったのですね。
子供の頃、花札の桐の札に
「任天堂」と書いてあるのを
デザインの一部だと思い込んでいましたが、
この花札には、やっぱり、
ロゴは入ってないみたいですね(笑)
by setakemura (2011-12-26 18:03)
宵乃さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
和洋折衷とかでは無いにもかかわらず
ミスマッチ感が漂っております。
それから
地面に並べてというのは自分も考えました。
レジャーシートの上に座布団を置いて・・・かしらなどと。
主人公はバックパッカーなんでしょうね(たぶん違)。
言われてみて改めて見てみたら
なるほど、
「冴子」っぽいイメージのキャラですね♪
by どらお (2011-12-26 22:28)
setakemuraさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
確かに昔ながらのカードゲーム(あとポーカーとか)って
RPGなどのミニゲームとして時々見かけますね。
自分はサクラ大戦だと
なぜかぞうきんがけが記憶に残っております。
そういえばドリキャスでは
そちらだけをゲームにした
サクラ大戦オンラインなんてのもありました。
任天堂と言えば
これが任天堂ハードだったら
特製花札付き限定版なんてのも出たのかな・・・
なんて事をチラッと思いました(笑)。
by どらお (2011-12-26 22:37)