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64大相撲2(ボトムアップ) [ニンテンドウ64]

 相撲アクションと恋愛要素をミックスし、ゲーム誌等でバカゲー呼ばわりされた作品の、続編です。

 なお、前作はプレイしておりませんので、比較はできないという事をお断りしておきます。

 まず、パッケージを見て、相撲ファン(NHK-BSで幕下から観戦)である自分は、トホホという気分にさせられました。横綱を巻いた力士が10人…相撲を知らない人が作ったのではないかという危惧が、脳裏をかすめました。

 しかし、中身はまともでした。横綱も2人でしたし、何より、取組部分がしっかりしています。仕切りから既に攻防が始まっているので、一瞬でも早く立って最初の一撃をかまそうと気合いが入ります。その後も、四つ相撲では、まわしを取りに、突き押しなら張り手・喉輪を狙いにいこうとする為、間合いの取り合いになります。そして四つに組んだあとも、投げをこらえたり、投げ返したり、寄ったり、まわしを切ったりという攻防が続きます。ちなみに、取組では技だけが成長し、体力などのパラメーターは、稽古(ミニゲーム)をして上げるようになっています。

 つまり、この作品は、力士育成アクション恋愛ゲームなのです。
 メインストーリーは、5年(30場所)で幕尻から横綱を目指すというもので、取組以外の時間に、稽古をして力をつけたり、ぶらぶらして女の子となかよくなったりします。アクションが得意ならば、遊び好きのいなせな力士を気取ることも出来そうですが、力をつけて格下の相手を一気に土俵際にもっていく(電車道といいます)のもなかなかの快感です。あと、ケガをすると休場になってしまうのですが、土俵下に転落すると怪我しやすいというのが、さりげなくリアルで好きでした。

 さて、ギャルゲー的部分ですが、個人的には可愛らしいと思うのですけど、ポリゴン且つカクカク気味なので、大多数のギャルゲー好きには支持されないと思います。最初にクリアしたのは、裏技的存在の幼馴染みで、SF話にギョギョッとしてしまいました(でもお気に入り)が、メインキャラ達は至ってまともです。あと、男のキャラクターがそろっておざなりというかナゲヤリな感じで、一種の清々しさを覚えました。

 万人にお勧めする所まではいきませんが、心に残る作品でした。

(毎日ゲームクエストに投稿したものです)

64 大相撲2

64 大相撲2

  • 出版社/メーカー: ボトムアップ
  • 発売日: 1999/03/19
  • メディア: ビデオゲーム


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