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実況GIステイブル(コナミ) [ニンテンドウ64]

 スーファミで好評だった「厩舎物語~ステイブルスター~」の続編です。前作からは、和田かほり等数名が登場します。
 さて、このゲーム、プレイヤーは調教師となり、馬主から預かった競走馬を調教し、レースに出走させます。よって、余程勝てないというのでない限り、ゲームオーバーになりません。

 よく調教師は、経営者に例えられますけれど、このゲームを遊んでいると、それが実感できます。馬主から馬を預かると、まず担当の厩務員と調教助手を決めるのですが、しばらくして「この馬とは合わない」なんて事を言ってきたりする事もあるので、計画が狂うこともしばしばです。

 そして成績があがってくると、よりリッチな馬主から依頼が来るようになります。当然、リッチな馬主の方が良い血統の走りそうな馬を持っています。
 が、ここでも古い付き合いの馬主たちとどう付き合っていくかに悩まされます。細々とでも付き合っていくか、完全に切ってしまうか、という選択です。

 そうこうしているうちに馬主の信頼がアップしてきたら、今度は予算の中で仔馬の購入を任されたり、人によっては種付の選択も一任されます。こうなってくると、血統の知識も必要になってきます。

 自分の評判が上がるにつれ、雇って欲しいと厩務員や調教助手の希望者が門を叩いてくるようになるのですが、ここでとんでもない?事態が発生しました。
 美人で有能な女性がやって来たので、その他大勢君(名前はそれぞれ違うが、顔が同じ)に解雇を通告したところ、「俺の人生を滅茶苦茶にしやがって」みたいな捨てゼリフを吐いて去っていきました。・・・結構ショックでした。直接リストラを言い渡す心労が、少しですが解りました。それ以来人材の入れ替えも控えるようになりましたが、採用しなかった希望者がションボリしているのを見るのも辛く、そういう意味でも経営者には向いていないと教えられました。

 そんな訳で、面白い点はいろいろありましたが、欠点も多かったです。
 まず、64が低年齢ハードという判断なのか、馬が2頭身のデフォルメキャラです。慣れると案外良い味わいになってきますが、ダメな人はダメなままでしょう。
 もう一つ、決定的なのは、バックアップ必須なゲームなのにバックアップカートリッジでない上、コントローラーパックも別売ということです。事情は知りませんが、ひどい話です。

 しかしながら、個人的にはかなり楽しませてもらいました。所属騎手が二人で、性別が選べて名前が付けられるのもヒットでした。

(毎日ゲームクエストに投稿したものを加筆修正したものです)


実況GIステイブル

実況GIステイブル

  • 出版社/メーカー: コナミ
  • 発売日: 1999/04/28
  • メディア: ビデオゲーム


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コメント 2

setakemura

こんにちは。
このゲームは知りませんでしたが、紹介記事を読ませていただいた限りでは、苦手なタイプなゲームかもしれないと思いました。
私も、リストラを言い渡すのは苦手な方で、他のゲームでも初期のメンバーを相手が「引退します」と言ってくるまで使い続けたりします。
たぶん、貧乏な馬主さんも切れないだろうし、厩務員も定年まで使ってしまうでしょう。捨て台詞にも、結構傷つく方です。
ただ、馬の2頭身には、心惹かれるものがあります。
by setakemura (2006-03-20 09:25) 

どらお

こんにちは。コメント有難うございます。
setakemuraさんの気持ち、分かる気がします。
自分も、どうぶつの森でも引越の支度を見ると引き止めてしまいます。
ちなみに、捨て台詞は予備知識が無かったのでホントショックでした・・・。
攻略本片手に遊べば、そういうハプニングを避けつつ進められそうですが、数が出てる割にダビスタほど充実した内容の物はありませんでした。全く使えない訳じゃないですが。
二頭身の馬は、引っかかったり、やる気満々だったりなのが表情に出るので、なかなか可愛らしいですよ。
by どらお (2006-03-20 15:13) 

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