罪と罰 地球の継承者(任天堂) [ニンテンドウ64]
クリアしたアクションゲームは少ない私ですが、本作ではエンディングを見る事ができました。
トレジャー作品ですから、極めるのは難しいです。でも、プレイヤーを巧みに上達させるつくりな上、駄目だった面を何度でも練習できるので、やればやるほどうまくなれます。そして自分なりの攻略法を見つけ、スマートにクリアできたりすると、「俺って天才?」みたいな気分になれます。
よって、アクションゲーマーだけでなく、アクションゲームは好きだけど、下手なので上手な人のプレイを見て我慢していた、なんて人にも強く推したいです。
ストーリーはこんな感じです。
~近未来、長き平和によって人口は増加の一途をたどっており、食料危機に瀕した人類は、劣悪な環境下においても育成可能な食用獣を創造した。日本では北海道全域を牧場化して、それを生産していたのだが、突然変異により凶暴な新種、ルフィアンが発生し、彼らは群れをなして本州を南下、東北地方は壊滅した。
ルフィアンの侵攻が迫った東京では、混乱による無秩序状態に陥っていた。ただ、授血によって様々な奇跡を起こし、聖女と呼ばれる少女、アチの率いる『救済グループ』のもとに多くの人々が集まり、一大勢力が出来ていった。
一方、国際治安組織『武装ボランティア』もルフィアン鎮圧のため軍を派遣してきたのだが、何故か救済グループの拠点を攻撃するなど目的がはっきりしない。
聖女こと、アチも構成員に戦闘を強要する等きな臭い部分は多いのだが、そんな中、授血によって異能を得た主人公サキ(男)とアイラン(女)はグループ員救出の為、戦いに赴くのだった・・・。~
(ストーリー紹介はここまで)
この作品、片手で照準移動、もう一方で自分の移動という操作が必要なので、最初は聖徳太子じゃあるまいし、んな事できるかい!てな感じでしたが、できるようになるんですね、これが。左右好きな方のポジションで遊べるので、左利きの方も安心です。
攻撃に関しては、銃剣が武器なので、遠中距離は射撃、近距離は斬撃です。斬撃は照準いらずで楽ですが、それよりもミサイル等を打ち返せる(カウンターアタック)のが、最高に気持ちが良かったです。ギリギリまで引き付けて、カキーン!て感じの爽快さ、やめられません。
演出も特筆ものです。カクカクなポリゴンでもこれだけの物が作れる、これぞ映画的演出、という気がしました。スピーディーな展開が冴える、空母上での戦闘は必見です。
トレジャーと任天堂の両者だからこそできた傑作。これからでもブレイクさせてゲーム史に残したいと思いましたが、結局ブレイクしませんでした。
(毎日ゲームクエストに投稿したものを再構成しました)
こんにちは。
発売当時、散々迷って結局買わなかったことが悔やまれます。
しばらく経って探したときにはもうどこにもなく、更に何年か後に見つけたときには、もうこのゲームを遊べる状況ではなかったので・・・。
こういうゲームこそ、レボリューションで復活させて欲しいと思います。
by setakemura (2006-01-31 14:16)
こんにちは。コメント有難うございます。
自分は散々迷った挙句、買った方でした。
可愛げの無いパッケージや某有名小説と同名な事、
硬派ゲーマー御用達のトレジャーというイメージなどが、
敷居を高くしていたように思います。
レボリューションは64ソフトも・・・という噂が流れているので、
任天堂ですし、復活は有望そうですね。
by どらお (2006-01-31 17:00)